【日本株】10年で“株価10倍”が期待できる2銘柄! 「ウルトラマン」がアジア各国で人気の「円谷フィールズホールディングス」と、中国を中心にアジアで市場を拡大する「ヨネックス」に注目!
●ウルトラマンが世界で人気の「円谷フィールズHD」や、
中国などで市場を拡大する「ヨネックス」に注目!
「10年で株価10倍」を狙うなら、”長期にわたって需要の増加が続く分野”で事業を展開する企業が有力候補だ。需要増が続く分野の代表は、新興国で売れるモノやサービス。国連の推計によると、2015年に73億人だった世界人口は、2050年に97億人になる。増加分のほとんどが、アフリカとアジアだ。つまり、今後も新興国では、生活に必要なあらゆる需要が伸びていく。
日本でも、多くの企業が新興国で事業を展開し、その成長に乗って業績を伸ばしている。その中には、成長の期待が特に高く、株価10倍を狙える銘柄も。そこで、以下では新興国の生活水準の向上により、大きな恩恵を受けて値上がりしそうな2銘柄を紹介! (※株価などのデータは4月4日時点。銘柄選定とコメントは、ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの小林大純さん、仲村幸浩さん、内藤証券の高橋俊郎さん、プライムコムリサーチの松尾範久さん、山和証券の志田健太郎さん、ラカンリチェルカの村瀬智一さん)。
一つ目の銘柄は「ウルトラマン」の円谷プロダクションや、パチンコ・パチスロのフィールズなどを傘下に置く円谷フィールズホールディングス(2767)だ。
「ウルトラマン」などのIP(知的財産)を武器に、テーマパークやカードゲームなどビジネスを拡大する円谷フィールズホールディングス。2024年は、米国のネットフリックスと共同制作したCG長編アニメ「Ultraman:Rising」が全世界で配信予定。認知度の向上でビジネスの伸長に期待できる。PERもほかのIP企業との比較で割安だ。
二つ目の銘柄は、日本を代表するスポーツ用品メーカーのヨネックス(7906)だ。
ヨネックスの業績は健康、スポーツ志向の高まりで伸長。中国でのバドミントン市場拡大もあり、営業利益が10年で12倍になった。ブランド力活用でさらなる成長に期待したい。独創の技術と最高の製品で世界に貢献するという経営理念の下、2023年5月に中長期ビジョングローバル成長戦略を策定。重点地域にインドを掲げる。
ダイヤモンド・ザイ
最終更新:4/29(月) 21:21
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