決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … エコーＴＤ、エスクロＡＪ、エクスＭ　(4月5日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の4月4日から5日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　インテリクス <8940>
　24年5月期第3四半期累計(23年6月-24年2月)の連結経常損益は5400万円の赤字(前年同期は800万円の黒字)に転落した。

▲No.2　エクスＭ <4394>
　24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の連結経常利益は前年同期非連結比87.5％減の800万円に大きく落ち込み、12-5月期(上期)計画の3400万円に対する進捗率は23.5％にとどまり、5年平均の58.3％も下回った。

▲No.3　エスクロＡＪ <6093>
　24年2月期の連結経常利益は前の期比68.6％増の4億5700万円に拡大したが、25年2月期は前期比24.7％減の3億4400万円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8940> インテリクス 　東Ｓ　　 -9.70 　　4/ 5　　　3Q　　　　赤転
<4394> エクスＭ 　　　東Ｇ　　 -8.84 　　4/ 5　　　1Q　　　-87.50
<6093> エスクロＡＪ 　東Ｓ　　 -6.49 　　4/ 5　本決算　　　-24.73
<2789> カルラ 　　　　東Ｓ　　 -5.47 　　4/ 5　本決算　　　-11.50
<7427> エコーＴＤ 　　東Ｓ　　 -2.82 　　4/ 5　本決算　　　　2.52

<7975> リヒトラブ 　　東Ｓ　　 -1.03 　　4/ 5　本決算　　　　黒転
<2830> アヲハタ 　　　東Ｓ　　 -0.16 　　4/ 5　　　1Q　　　　赤拡

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース（minkabu PRESS）