〔米株式〕ダウ続伸、146ドル高=ナスダックも高い(29日)☆差替

4/30 5:54 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】週明け29日のニューヨーク株式相場は、翌日以降に米主要企業の決算発表や連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を控える中、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比146.43ドル高の3万8386.09ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は55.18ポイント高の1万5983.08で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1563万株減の8億6986万株。
 前週末に大幅上昇したマイクロソフトなどが売られた一方、最近値下がり傾向が続いていたボーイングやキャタピラーといった銘柄に買い戻しが入った。アップルは、米オープンAIと同社の生成AI(人工知能)技術利用に関し協議を再開したとの報道が好感されて買われた。
 長期金利が低下し、株価を下支えした。
 ダウ銘柄では、ボーイングが3.8%高、アップルが2.5%高、アムジェンが2.4%高、キャタピラーが1.9%高。一方、インテルが1.6%安、ユナイテッドヘルス・グループが1.3%安、マイクロソフトが1.0%安。
 テスラは、中国で運転支援システム「フルセルフドライビング」を展開できる見通しとなったとの報道を受け、15.3%高。ナスダックをけん引した。(了)

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最終更新:4/30(火) 6:25

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