きょうも為替市場はドル買いが優勢となり、ポンドドルはロンドン時間に一時1.25ドル台まで下落する場面が見られた。NY時間に入って1.26ドル台に戻しているものの、依然上値は重い。ただ、本日1.2590ドル付近に来ている200日線はサポートされている状況ではある。
一部からは、英経済はあと好転するのみだとの見方が出ている。英GDPデータに良いニュースがほとんどなく、2023年の成長は人口と政府支出の増加によるものだった。1人当たりGDPは2022年第1四半期から1.7%減少し、個人消費もパンデミック前の水準から1.9%減少している。逆にそうであれば、ここから若干の回復を望むのは無謀なことではないはずだという。インフレが低下し、実質賃金が上昇、英中銀が利下げを示唆するなど改善の条件は整っているとしている。英PMIのデータはすでにそれを証明しているとも指摘した。
GBP/USD 1.2628 GBP/JPY 191.08 EUR/GBP 0.8551
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんかぶ(FX)
最終更新:3/29(金) 2:30
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