(ブルームバーグ): 英投資ファンド、ペルミラ・ホールディングスによるスクエアスペース買収で、プライベートレンダーのブラックストーンとブルー・アウル・キャピタル、アレス・マネジメントの3社が27億ドル(約4200億円)を貸し付ける。事情に詳しい関係者が明らかにした。
ペルミラによる69億ドルでのレバレッジドバイアウト(LBO)で、ブラックストーンが融資の半分を、ブルー・アウルとアレスがそれぞれ4分の1を提供する。
融資は21億ドルのタームローン、3億ドルのディレイド・ドロー・ローン(借り手が契約期間に融資総額からあらかじめ決められた額を引き出せるローン)、2億5000万ドルの回転信用枠で構成される。ブルームバーグがまとめたデータによると、ウェブサイト設計のスクエアスペースの買収は今年2番目の規模のLBOで、プライベートローンのパッケージとしては年初来の5番目までに入る。
スクエアスペース、ブラックストーン、ブルー・アウル、アレスの担当者はコメントを控えた。ペルミラの担当者にコメントを求めたが、すぐに返答は得られなかった。
銀行との競争により取引が難しくなっているため、潤沢な資金を持つプライベートクレジット会社は単独または少数での融資を望んでいる。先月行われたパークプレイステクノロジーズの約20億ドルの資金調達にはわずか2社が参加した。
原題:Private Credit Trio Extends $2.7 Billion Squarespace Funding (1)(抜粋)
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最終更新:5/14(火) 12:11
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