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保険って収支相等の原則があるのに保険会社って儲かるんですか ？

保険って収支相等の原則があるのに保険会社って儲かるんですか ？

回答数：1

閲覧数：5,126

共感した：4

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er_********さん

質問日：2011/12/21

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ベストアンサーに選ばれた回答

収支相等の原則の方針は間違いないですが、保険会社の基本的な考え方は相互扶助とはいえ、企業である以上は利益（儲け）を出さなくてはなりません。 この儲けの内訳の主なものが、「死差益、利差益、費差益」と呼ばれるものです。 死差益・・・予定死亡率と実際死亡率の差による利益です。予定より亡くなる方が少なければ保険金払い出しが少なくなるので利益が出ます。逆に多いと赤字になります。 しかし、日本のような安定した社会では、亡くなる確率は大体一定していますから、急に亡くなる確率が上がって死差損が発生するというケースは殆ど考えられません。保険は安定運用するため、亡くなる確率（事故率）を高めに設定していますので、保険会社にはほぼ恒常的に死差益が入るような仕組みとなっています。 利差益・・・予定利率と実際利率の差による利益です。預かった保険料で保険会社は運用していますが、その予定している運用率よりも運用率がよければ利益が出ますし、逆なら赤字が出ます。 この利差損の生じている状態を「逆ざや」と呼び、バブル期に高い予定利率の終身保険や個人年金、養老保険などを販売しまくった国内生保が巨額の利差損を抱えてあえいでいることは周知の事実です。 費差益・・・予定費率と実際費率の差による利益です。保険会社運営上の費用を見積もり、これによって保険料も決まってきますが、思っていたよりも運営上の費用がかからなかった場合に発生する利益です。 このように「死差益」「利差益」「費差益」は生命保険の「三利源」と呼ばれています。保険会社というのはどこも、この「3つの利益の源」によって運営されています。 このように方向性としては合っていますが、あくまでもその仕組みを維持するため、経営をしていくだけの利益も必要になってきます。 長くなりましたがご参考になれば幸いです。

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cad********さん

回答日：2011/12/21

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質問した人からのコメント

ありがとうございます

回答日：2011/12/25

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