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自動車保険の修理協定についての質問と意見です。※長文です 一般的に保険で自動車の修理をする場合、修理工場と保険会社で「損害額」を協定しますがこの場合の「損害額」とはどの様に定義されているのでしょうか?

自動車保険の修理協定についての質問と意見です。※長文です 一般的に保険で自動車の修理をする場合、修理工場と保険会社で「損害額」を協定しますがこの場合の「損害額」とはどの様に定義されているのでしょうか?私は自動車修理の仕事をしていますがいつも疑問に思っていました。 多くの場合、事故車が工場に入ると保険会社は「立会い」や写真などの「画像」にて事故車の査定を行い、事故車の損傷程度、修理の内容、損害の整合性の判断しています。 それによって保険会社や修理工場が作った見積をベースに修理協定を行うのですが、いつも「修理の内容」について保険会社と衝突してしまうのです。 特に部品の交換と修理で意見が対立します。 例えばドアにキズがある場合、保険会社は費用の安く済む修理(鈑金・塗装)を主張します。私も板金・塗装はもちろん仕事の範囲ですが、事故前の状態と事故後の状態を比べると、それはあくまで「ごまかし」だと思っています。(同業者での方でいやな思いをされたらすみません。あえて極端な言い方をしています) ですから交換を主張します。すると決まって保険会社は「直る程度のキズですから認めません」と言います。 私は新品部品を使用しての正規の修理費用が「損害額」と考えていますが、鈑金・塗装修理やリサイクル部品を使用しての修理費用が「損害額」となるのでしょうか? また、保険会社は保険金の使途までは、特定しないと言いながら「修理作業途中の写真を準備してほしい」や「修理中にどの様な作業をしているか確認させてほしい」など見積もりと実作業との整合性を取り、保険金の使途を特定させるような要求します。 私の考える「損害額」について保険金が支払われるのであれば新品交換を我慢して修理で済ませて、別部位の修理に費用を回す等の判断は、被保険者の自由ではないのでしょうか?保険金の使途を「実修理費」と特定させ、「実修理費」を「損害額」と考え協定するならば、事故を起こして、修理可能な車を修理せずに廃車にする場合でも、保険金が支払われる事自体矛盾する事ではないでしょうか? 私の考える「損害額」を理解してくれる保険会社ももちろん多数あります。ですが理解してもらえない場合はいつもモメています。 この「損害額」についての考え方は保険会社によって違うのでしょうか? 詳しくお分かりの方、各社保険会社の担当者の方等、是非ともご教授ください。 もし、保険会社によって考え方が違うのであればすべての保険会社がそれを約款に謳い契約時に保険加入者に説明するべきだと思います。 残念な保険会社と契約して、いざという時に不幸になる方を少しでも減らしたいと考えています。

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ID非公開さん

質問日:2010/10/26

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ベストアンサーに選ばれた回答

「損害額」の定義ですか.具体的に約款で見ることにしましょう. まいど引き合いに出してナニですが,たまたま私が契約しているという個人的な事情から,東京海上日動の「トータルアシスト自動車保険」をマナ板に載せます. http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/yakkan.html まず対物保険の場合.これは単純に「法律上の損害賠償責任の額」って表現で,民法に丸投げしています. だから疑問があれば裁判で詰めればいい理屈ですが,この保険で保険会社を訴える立場というと通常は被保険者の相手方なので,修理工場の立場であればその方に保険会社を訴えてもらう必要があるでしょう. もう一つは車両保険の場合.簡明のため分損の部分だけ見ますが,それでも長いので勝手に変数表示すると, 修理費-A-B=損害の額 A:修理に際し部分品を交換したためにご契約のお車全体として価額の増加を生じた場合は、その増加額 B:修理に伴って生じた残存物がある場合は、その価額 「修理費」の定義は「用語の定義」の所にあります. 「損害が生じた地および時において、損害が生じた物を事故の発生の直前の状態(*1)に復旧するために必要な修理費をいいます。(以下,(*1)も含めて略)」 「修理費」の定義の中に「修理費」が現れるのは破綻ぽいなとか,そんな致命的なことはさておき,本件でのポイントは「事故の発生の直前の状態」です.「購入時の状態」ではないという点です. 古い車のパーツを新品のパーツで交換したら,それゆえに元の状態より長持ちするようになったり快適になったりする,すなわち「価額の増加を生じた」ことになる.その分を差し引いて払うのではナニだから,はじめっから中古のパーツを使いましょうね,そんな感じでしょうか. 約款というと堅苦しく感じるかもしれませんが,ご覧のように肝心なところで書き手が馬脚を現していたりして,けっこう楽しめます.定義が気になった質問者さん,ぜひ各社のをダウンロードして読み較べてみてください.

回答日:2010/10/29

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その他の回答

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  • 交換せずとも修理で直るものは現実にあるのでは?それを「交換させろ」というのはちょっと乱暴だと思います、仮に新品部品に変えたにしても新車と同じ塗装で仕上げるのは不可能 損害の補てんは「原状復帰」が原則、出来ない場合は金銭賠償、全てが新車の事故でもないのに新品部品を使おうとする方もおかしいです 適切な協定をすることが他の契約者を守ることにもなります、無駄に保険金を払うことは絶対にあってはいけないことで協定額を少なくしようとするのはアジャスターとして当然の仕事でしょう あなたの発言の立場は「修理業者」ということでお気持ちもわかりますが、一方では「その他」の契約者でもあるのでは? 質問の回答からは外れますが 年々高くなりつつある保険料を下げる一番の方法は、自動車修理業他建設業も含め全ての業者が「対保険会社用」の見積もりを止めることだと思います

    回答日:2010/10/27

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