アメリカは医療費が高いといわれていますが、なぜ日本でいう国民健康保険みたいなものがないのでしょうか？

Question

なかたしげお · Accepted Answer

アメリカは「自由主義」という名の金持ち優遇の国です。  そして、主な病院は株式会社で、株主に利益を還元するために、腕の良い医師を高給で雇い、より患者を集めるようにしています。  アメリカで治療を受けるには、まず「保証金」を払うか、民間の医療保険に加入し、充分な保障が確保できてる証明が必要です。  医療保険は日本のように１日１万円とヤワなものでなく、１日３～５万円とかになり… 生命保険会社は、莫大な利益を上げてます。  日本に対し、米国通商代表や生命保険協会が、病院株式会社化の圧力を掛けてます。   前置きが長くなりスイマセン。 携帯モードでは書き切れなかったので、携帯フルブラウザーで本題をm(_ _)m  アメリカは、金持ち達が「我々は、国民健康保険に加入しなくても治療を受ける金が有る。だから加入しない」としてしまいました。 すると、国民健康保険は予算がなくなり破綻、今の日本で言うと３割負担だから治療を受けられる人が、治療を受けられなくなりました。  民間生命保険に加入してればなんとかなりますが、貧困層はお金が無いために民間生命保険に加入できません。  とりあえず治療を始められても、治療費が払えなくなると、入院途中で病院を追い出されます。  もし治療費の支払いが滞ったら、年利30％～50％の闇金みたいな金利が付き、財産差押えや人体差押え→強制労働も有るらしいです。   アメリカではレーガン政権から、イギリスではサッチャー政権から、日本では小泉政権から、医療費の負担が増え、寿命の延びが鈍化し、貧困格差が広がってます。 ※アメリカの平均寿命は、ここ数年変動有りません。普通は良い薬や手術方法が開発され、寿命は延びるはず。  国家財政負担を減らした事で、貧困格差が広がり、納税者が減り、余計に国家財政が苦しくなる、悪いスパイラル。  アメリカ·イギリスは、改革ごとに医療費の国家負担を減らして、日本も自民党政権がアメリカの後を追ってます。

pen******** · Answer

マイケル・ムーア監督の映画「シッコ」によると。 製薬業界や医療保険業界や医療関係者の莫大な利益のために、政治献金が政界に渡ってるから、となってます。 民主党のヒラリー・クリントンが大統領候補になれなかったのは、健康保険制度を主張していたので、対抗馬に上記の業界からの莫大な資金援助や援護があったと言われてます。 健康保険制度を主張して無かったら大統領候補になれたかもしれません。 自己の莫大な利益のためには黒人も白人も社会への貢献も関係が無いのです。 だから、オバマも健康保険制度は作れません。  日本の健康保険制度では、医療費や医薬が低額に抑えられ利益を上げられず、新薬開発もアメリカに先を行かれ、保険業界はまったく商売にならない。 でも、個人は３割負担で診療を受けられるので、アメリカと違って、めったなことでは破産したり、ホームレスにはなりません。

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