2019年4月24日~5月8日

あるじゃん連動企画 新時代に貯める!増やす!「令和」のお金 新常識

2019年5月以降に注目!
お金を増やせる銘柄の選び方

5月以降の注目の投資方法の1つとして、上昇トレンドの銘柄に乗ることがあげられます

出典:あるじゃん

5月以降の注目の投資方法の1つとして、上昇トレンドの銘柄に乗ることがあげられます

出典:あるじゃん

トレンドの良い銘柄に乗ることを重視した投資法

  現在の投資環境はやや難しい投資環境にあると思います。たとえば、2011年や2012年のような、年間で利益成長が20%や30%期待できる銘柄がPER(株価収益率)5倍前後で放置され、底を這うような株価推移となっていた銘柄もゴロゴロあるような環境とは異なり、2013年からのアベノミクス相場によって、株価水準が全体的に上がってきているためです。

全体相場はまだ上を目指せると思います。ただ、どんなに良い銘柄であっても、株価が上がり続けることはありません。上昇トレンドであっても、上昇と調整を繰り返しながら上昇していきます。その「うねり」を捉えるのは簡単なようで難しいものです。

もちろん人によって得意な投資方法は異なりますが、1つのやり方として、トレンドの良い銘柄に乗る方法があります。トレンドの良い銘柄とは上昇トレンドを描いている銘柄です。
上昇トレンドとは株価が上昇していくなかで、直近の安値を下回らず、逆に直近の高値を更新し続けていく状態を指します。そして、その上昇トレンドが長く続いていくと、最終的にはパーフェクトオーダー(完璧な順番)になります。

パーフェクトオーダーの状態で推移する銘柄に注目を

 パーフェクトオーダーとは、短期移動平均線、中期移動平均線、長期移動平均線の3本の移動平均線の全ての傾きが同じ方向へ一致することです。上昇時のパーフェクトオーダーは下から順に、長期移動平均線<中期移動平均線<短期移動平均線となっている状態です。

このような状態の銘柄は強い上昇トレンドになっていることを意味します。トレンドは思ったよりも長く続く傾向がありますので、このような銘柄ばかりに繰り返し投資を行い、成功したものは利を伸ばして、逆に損切りをしっかりとするやり方がいいと思います。

では、そういった銘柄をどうやって探すかですが、基本的に私は上場来高値に株価が近い銘柄順に、チャートノックをしていきます。チャートノックというのは単純にチャートを次々と見ていくことで、パーフェクトオーダーの状態で堅調な株価推移が続いている銘柄を見ていくわけです。

上場来高値に近い銘柄順に見ていく理由は、上場来高値を更新し続けているパーフェクトオーダー銘柄ほど、上昇トレンドが長く続く傾向があると思うからです。上場来高値を更新しているということは、そもそも、その銘柄のファンダメンタルがこれまでの中で一番良い状態となっている場合が多く、更に上値で買っている人が少ないので売り圧力を受けにくい状態にあるため、上昇トレンドが長く続きやすいわけです。

そして銘柄を選出したあとは、四季報や決算短信を見て、その銘柄がどうして上昇しているのかという背景を確認していき、最終的に納得できる銘柄に絞り込んでいきます。

放置せずに予想が外れたら損切り、株価に過熱感がでたら利益確定をする

  この投資法でやや難しいところは、しっかりと損切りと利食いをしていかないといけないところです。特に損切りは心理的な抵抗が高いと思います。先ほども書きましたように、現在はやや難しい局面で、買ってしばらく放置していればいいという状況ではありません。
また、パーフェクトオーダーの状態が続いているということは株価が上昇して割安感よりも割高感が強くなってきている局面でもあるからです。したがって、短期的に過熱感がないところでエントリーをして、過熱感が出てくれば利食い、そして、予想が外れれば損切りをしっかりとする必要があります。

損切りについては根拠が外れたところでは、迷わずしっかりすることを心がけたいところです。この投資法では、パーフェクトオーダーであり、かつファンダメンタルも良く、上場来高値に近い銘柄で、短期の過熱感がない銘柄に投資をしていきます。これが買いの根拠なので、その根拠のどれか1つでも崩れたら損切りを行うようにしていくべきです。

どの移動平均線を使うのか、そして、短期に過熱感がない銘柄をどうやって探すのか、更に利食いはどのようなタイミングで行うのかは、銘柄によってフィットするやり方も異なりますし、人によってしっくりするやり方も違うと思いますので、色々と試行錯誤してみて、納得できる方法を探してみるといいと思います。

銘柄を探すチャートノック自体、時間がかかって少し面倒ですし、最初は慣れるまで(コツを掴むまで)大変と思いますが、コツを掴めば成果が出てきやすい投資法の1つと思います。

執筆/戸松 信博

あるじゃん(All About マネー)