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投資信託の種類で選ぶ
投資信託のなかでどの商品を選ぶか。まずは商品の種類で選んでみます。チェックするポイントはおよそ3つです。
まずはどこで運用しているか。株式か、債券か、リートか。あるいは幅広くバランスを取っているか。また国内型か海外型かも見てみましょう。
また、毎月分配型か1年決算型かについても検討しましょう。自分の生活スタイルを考慮して、老後資金の補てんなら、毎月分配型がいいかもしれません。将来の資産形成を考えるなら、運用効率がいい1年決算型が向いています。
運用手法の違いも見ましょう。日経平均など指数に連動するインデックス型とより大きなリターンを狙うアクティブ型があります。

分配金や投資方法から選ぶ
投資信託に資金を預けて投資家が得られるリターンが「分配金」です。分配金のおおもとは、主に「配当・利子収入」と「売買益」です。その金額は、一定ではありません。株価や為替などの影響を受けるため、金額が上下します。分配金の支払いは、投資信託によっていくつかのタイプに分かれます。支払われた分配金をそのまま投資家が受け取る「分配型受取金」と、分配金を自動的に同じ投資信託に再投資する「分配金再投資型」の投資信託です。
また、投資信託では積立投資もできます。投資といえば、多額の資金を一度に投資するイメージですが、毎月の給料からコツコツと定時定額投資することで、将来の自分の年金を作り出すための仕組みです。

リスクとリターンで選ぶ
投資先や運用方法によって、リスクの度合いも違ってきます。一般にハイリターンを狙おうとするとリスクも大きくなります。債券より株式が、国内よりは海外のほうがリスクは大きくなり、その分リターンにも期待が持てます。ローリターンでもローリスクの投資信託のほうがいいなら、国内債券を中心にしたタイプがいいでしょう。リスク低減の基本である分散投資としてバランス型もあります。
商品のリスク度を知るには、運用成績をチェックしてみます。同じく類似商品の成績も見てみましょう。純資産をチェックして、資産が大きい商品、増え続けている商品はリスクが少ないといえます。減少が続いている商品は要注意です。説明がしっかりしているか、情報開示が十分かにも着目。
さらにコストもリスクの一つ。リターンには手数料や信託報酬も加味して検討しましょう。
