個人投資家が1億円を作る方法とは? 近年AIを投資に生かす動きが本格化。AI投資の第一人者、関西学院大学大学院の岡田克彦教授の
最新著書「Yahoo! JAPANのビッグデータとAIが教える21世紀の投資戦略」は、
AI投資の全てがわかりやすく書かれています。
今回の特集では、大きく変わろうとしている投資の最前線を全4回でお伝えします。

AIを活用した投資信託は?

【第四回】AIを相棒に、長期投資で1億円を作る!編

人生100年時代を見据えたライフプランを!

最近、「人生100年時代」というフレーズをよく耳にするようになりました。医療の発達や、栄養状態、衛生環境が改善したことで、平均寿命は右肩上がり。2017年は男性が81.09年、女性は87.26年と、20年前に比べると、男女ともに4年ほど長くなりました。
健康で、豊かな老後を過ごすためには、お金が不可欠!
ある意識調査の「夫婦二人でゆとりある生活を送るために、月35万円程度必要」だという結果を基に計算すると、仕事を辞めた65歳から85歳までの20年間の生活費は8,400万円。ある程度は年金で賄えますが、その受給額が減額される可能性や、加齢とともに医療費が増加すること等を考えると、 「5,000万円必要」という声や、「1億円必要だ」という意見もあるなど、専門家の見方も割れていて、何が起こるかわからない長い人生のために、私たち一人ひとりが「100年生きるライフプラン」を、少しでも早いうちから実行しなくてはなりません。 でも、どうやったらそれほどの大金を作ることができるのでしょうか?

AI投資で1億円づくりをシミュレーション

まずは、 【第一回】「投資家心理」をAIで読み解け!編【第二回】AI投資ってどんな仕組み?編【第三回】話題のAI投資を大胆比較!編 で取り上げてきた「AI投資」で1億円を作るためのシミュレーションをしてみましょう。
株式運用のためのAIを開発し、運用助言を行うマグネマックス・キャピタル・マネジメント(以降MMC)を創業した関西学院大学大学院の岡田克彦教授は、 著書『Yahoo! JAPANのビッグデータとAIが教える21世紀の投資戦略』の中に、「(過去100年を超える株式の各国別のリターンデータをふまえ)長期投資であれば、 株価指数に投資しているだけでもほぼ確実に銀行預金より良い利率を受け取ることができます(株式プレミアム)」と記しています。 このケースでは、日本の株式プレミアムは幾何平均で3.8%という統計結果となっており、これは株価指数に投資しているだけで銀行預金よりも3.8%上乗せされた、 という意味だそうです(もちろん、20%上がったり、10%下がったりとジグザグしながらのことですが)。
ご存じの通り、今は超低金利時代です。銀行に預けていても、お金は全く増えません。
岡田教授の試算では、「過去10年間のシミュレーションでは、MMCが開発したAIで運用すると、その株価指数を5%も上回った」そうです。
その利回りを基にシミュレーションすると、就職した20歳代前半から、たった23,000円を毎月積み立てに回すだけで株価指数を5%上回る投資ができれば、 仕事人生を終える60歳代前半には1億円越え。40年間で、1億147万円をつくることができます。

一億円づくりのグラフ

銀行預金では、お金は働かない

メガバンクなど、大半の銀行の普通預金の金利は、現在0.001%です。比較的、金利が高いとされるネット銀行では、0.001%から0.15%と差があるものの、 1980年代後半から1990年代前半のバブル時代の金利2%超と比較すると、比べものにならない程の低水準です。
では、金利がほぼ0%の普通預金に、AI投資と同じように毎月23,000円を40年間積み立てたらどうなるのでしょうか。結果は、1,104万円。株価指数に積み立てた場合も2,587万円と、1億円には遠く及びません。
そう。超低金利時代は、ただお金を貯めているだけでは、1億円は作れません。株式や投資信託などの資産を活用して、お金自体を働かせる必要があります。最良のケースは、株価指数を毎年5%超えるような投資信託を保有することです。 そこで岡田教授は、「そのために私たちは、それをお客様に提供することを目標に、AIを開発し、日々研鑽に励んでいるのです。」と述べています。

投資は「忘れていられるお金」で!

ただし、投資する場合、相場次第で平均より高い収益率が出る年や、低い年もあります。岡田教授は、そんな相場に惑わされずに、投資が成功するポイントがふたつあると言います。
ひとつは「毎月23,000円は、どこかに消えたものだと思って、途中で残高を確かめないこと」。もうひとつは、「絶対に40年後までは、蓋を開けない長期投資を心に決めること」。
過去20年を振り返ると、株式相場は激動の20年でした。ITバブルが崩壊した2000年に続き、2001年に米国で9.11同時多発テロが起こりました。 日経平均は1万円を割り込み、たった一日で下落率が6%を超えるほど暴落したのです。 2007年のサブプライム・ショックと、2008年のリーマン・ショックを経て、世界は100年に一度と言われるほどの金融危機へ突入し、2011年には東日本大震災と原発事故が発生しました。
いずれも株価は、大きく下落したため、個別株投資をしていた投資家の中には、塩漬け株を抱えた方も多くいたはずです。

積み立て投資のすゝめ

では、この20年間に、日本株を「積み立て投資」していたらどうだったのでしょうか。
岡田教授によれば、「1998年1月から2017年9月までの20年間で、毎月10万円を積み立てた場合、 銀行預金が2,370万円になったのに対し、株価指数に投資した場合は3,478万円、株価指数を5%上回る投資信託に投資しておけば5,890万円になりました」。
積み立て投資は、投資のタイミングを分散させることで、投資のリスクを軽減してくれる特性があります。例えば、毎月1万円ずつ投資した場合、株価が10,000円の銘柄だと1単位しか買えませんが、 もし、一カ月後に5,000円まで下落すると、2単位買うことができます。したがって、平均購入単価は6,666円となり、その後、相場が回復すれば、早い時期に利益を得ることになります。
もちろん、安い時に買って、高い時に売るのが、投資のセオリーですが、ベストタイミングに投資するのは奇跡のようなもの。 だからこそ、相場が高い時も、低い時も投資し続ける、長期的な視点で行う積み立て投資が、資産を効率的に増やせる、お得な方法なのです。

AI投資に必要なもの

【第三回】話題のAI投資を大胆比較!編 にも書いたように、AI投資の運用期間はまだ短く、黎明期でもあります。しかし、その短い歴史の中でも、株価指数を上回るパフォーマンスをたたき出すAI投資信託も出始めました。 膨大なデータを取り込み、日々進化しているAIが、投資の世界で主役になる日はそう遠くないでしょう。
ただし、AIが運用して、人間が寝ているだけで儲かるような世界にはなりません。
生き物のように変化する相場の中で、AIも進化・深化しなければ、長期間にわたって、高いパフォーマンスを記録できるようにはならないからです。
儲かるAI投資を構築するためには、AI設計者の「モデル開発のセンス」と、成長の糧となる「良質なビッグデータ」が、欠くことのできないものだと言えるでしょう。
MMCは、2015年にヤフー株式会社と資本・業務提携し、ヤフーが持つビッグデータを、AI投資に活用するようになりました。 岡田教授は、「ヤフーのビッグデータを活用できるようになったことで、投資モデルの質が上がり、投資モデルのパフォーマンスが圧倒的に改善されました」と語っています。

お金に働いてもらう楽しさをすべての人に

日本における投資信託はこれまで、金融機関が販売手数料を稼ぐ、回転売買のための金融商品として扱われてきました。 しかし、優秀なAI投資が浸透すれば、投資家は回転売買をする必要はなく、投信を販売する営業マンの誘いに応じる必要はありません。
岡田教授は、「そうなってこそ初めて、貯蓄から投資へという流れが定着するのです」と話し、 「これまでの日本の投資に係わる問題を解決し、日本の金融の在り方を変えるという夢を持って、AI投資の研究にいそしんでいる」と続けました。
AIを活用した投資信託には、そんな願いが込められていることを知っていただき、今後の成長にご期待いただきたいと思います。

  • 岡田克彦
    AI投資について教えてくれた先生
    岡田克彦 Katsuhiko Okada
    関西学院大学大学院経営戦略研究科・教授
    (株) Magne-Max Capital Management社CEO
    1963年、兵庫県に生まれる。関西学院大学大学院経営戦略研究科教授。
    行動経済学会会長。
    Magne-Max Capital Management社CEO。ワシントン大学大学院でMBAを取得。 神戸大学大学院博士後期課程修了。博士(経営学)。 モルガン・スタンレーとUBS証券でデリバティブ・トレーディングと資産運用に従事。 その後、シンガポールでヘッジファンド運用会社を共同経営したあと、研究活動に主軸を移す。
  • Yahoo! JAPANのビッグデータとAIが教える21世紀の投資戦略
    参考書籍
    Yahoo! JAPANのビッグデータとAIが教える21世紀の投資戦略
    出版社: 講談社 発行日:2018/4/26
    人工知能を使って20年間で1億円を作る方法! 一日に約4000万人が利用するヤフーの 日本語ポータルサイトは世界的にも希有な存在。ニュースへのアクセス数や、ショッピングの傾向、 そして恋愛や映画の嗜好まで分かり、加えてレベルの高い独自のファイナンス情報も提供している。 こうして集められた膨大なビッグデータを分析すると、未来が正確に見える。ヤフーのビッグデータを学習した 人工知能を使った投資を徹底解説!!

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記事提供:内田まさみ