写真:アフロ
プラチナカードというランクのクレジットカードがあります。ゴールドカードよりも一つ上のカテゴリーであり、一般的な知名度も高く一つのジャンルとして確立しました。
プラチナカードには公的な定義があるわけではなく、年会費・カードスペック・サービス内容にもバラつきがあります。
そこでプラチナカードの定義、年会費、ポイント還元率、特典内容、付帯保険、発行会社などについて、63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が解説します。
このページを見ればプラチナカードの全てについて把握することが可能です。
目次
プラチナカードはどのようなクレジットカードなのかピンとこない方もいらっしゃるでしょう。そこでまずはプラチナカードの基本について解説します。
プラチナカードとはクレジットカードのランク・グレードの一つです。「ゴールドカード」よりも一つ上、「ブラックカード」よりも一つ下となります。
現時点ではクレジットカードのヒエラルキーの中でNo.2というのが定着しており、役職で例えると副社長やヴァイス・プレジデントのようなイメージです。
「貴金属のプラチナ(白金)よりもゴールド(金)の方が価格は高いのになぜプラチナカードがゴールドカードより上なの?」と疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。
足元ではゴールドの方がプラチナよりも高くなっていますが、歴史的にはプラチナの価値の方がゴールドを上回ると考えられてきたからです。
世界で初のプラチナカードはアメリカン・エキスプレスの「プラチナ・カード(アメックスプラチナ)」であり、商標も有しています。
○○プラチナカードやXXプラチナカードはありますが、カード名が「プラチナ・カード」のみ(前後に付着文字なし)は、アメリカン・エキスプレスのクレジットカードのみです。
ちなみに日本で「プラチナカード」の商標を有しているのは三菱UFJニコスなので、「プラチナカード(前後に文字なし)」という名前のクレジットカードを出せるのはMUFGカード・DCカード・NiCOSカードのみです。
世界初のプラチナカードはアメックスのプラチナ・カードです。ゴールドカードよりもワンランク上の上級カードとして1984年にリリースしました。
その後、競合他社が模倣したプラチナカードを続々とリリースして高級カードとして一般化されたことから、プラチナカードが一つのカードグレード・カテゴリーとして定着しました。
プラチナカードの色はプラチナ(白金)と同じシルバーか、ダークグレー、ブラックというパターンが多いです。
黒色のプラチナカードも多いのは、アメックスがその後にリリースした最上級カードであるセンチュリオン・カードが黒色で、最上級カード=ブラックという図式が成立したからです。
プラチナカードの中にはアメックスプラチナ、ラグジュアリーカード チタンなど、金属製メタルカードもあり、キラキラと光り輝いて本当のプラチナカードのようなゴージャスさがあります。
もちろん伝統的なプラスチック製のプラチナカードも、スペックがゴールドカードよりも格段に豪華であり、質実剛健な輝きを放っています。
高級カードだけあって、プラチナカードの保有コストである年会費は高めとなっています。
年会費3,000円+税の格安プラチナカードから、年会費130,000円+税まで幅広い価格帯となっています。
やはり年会費が安いカードよりも高いカードの方が特典は充実しています。
単にステータスの観点でプラチナカードを持ちたい場合、年会費の安いカードが候補となります。
逆に豊富なサービス・特典を使いたいという場合、年会費が高いプラチナカードを選ぶようにしましょう。
プラチナカードは自己申し込みが可能なクレジットカードと、インビテーション制のカードの2種類があります。
自己申し込み可能なプラチナカードは、一般カードやゴールドカードと同様に、自分からインターネット等で申し込めるプラチナカードです。
入会にあたってクレジットカード会社の審査を通貨すれば、誰でも簡単にゲットできます。
インビテーション制のプラチナカードは、クレジットカード会社からの招待が届かないと作成できないタイプです。
かつてはインビテーション制のプラチナカードも目立つ状況でした。
しかし、最上級カードがブラックカードとなったこと、すぐに申し込みたいというニーズが増加したことから、現在は大多数のプラチナカードがいきなり申し込めます。
クレジットカード名 | 税抜年会費 (本会員) |
自己申込可能か否か |
---|---|---|
エポスプラチナカード | 20,000-30,000 | 申込可能 |
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 20,000 | 申込可能 |
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 20,000 | 申込可能 |
ジャックスカードプラチナ Mastercard | 20,000 | 申込可能 |
JCBプラチナ | 25,000 | 申込可能 |
楽天ブラックカード | 30,000 | インビテーション制 |
セディナプラチナカード | 30,000 | 申込可能 |
TRUST CLUB プラチナ Visaカード | 35,000 | 申込可能 |
三井住友プラチナカード | 50,000 | 申込可能 |
エムアイカード プラチナ | 50,000 | インビテーション制 |
ラグジュアリーカード(Mastercard Titanium Card) | 50,000 | 申込可能 |
ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card) | 100,000 | 申込可能 |
アメックス・プラチナ | 130,000 | 申込可能 |
一定の経済力・信用力さえあれば、誰でもお手軽にプラチナカードを持てる情勢であり、間口は広くなっています。
一例として年会費130,000円と最高峰のアメリカン・エキスプレスのプラチナ・カードも自己申し込みが可能になっています。
プラチナカードの魅力の一つがステータス・印象の良さとなっています。
もちろん興味がない方も多く、逆にミニマリスト的な価値観のもと、「コストは敵」のようなお考えでプラチナカードに悪印象を持つ方も一部いらっしゃいます。
ただし、一般的にはプラチナカードのステータス性というのは高く、クレジットカード会社だけではなく、中立的な第三者の各種調査・統計ではプラチナカードに対する印象は良い傾向にあります。
また、人は支払いに使うクレジットカードを意外と見ているという統計もあるので、プラチナカードでスマートに決済すると、印象がUPする可能性が高いのは間違いありません。
プラチナカードの主なメリットは、ゴールドカードにはない充実の付帯特典、付帯保険、豊富なサービスです。
プラチナカードはサービス・特典が充実しており、一般カードを遥かに上回って強靭化しています。ゴールドカードよりも手厚いのが特徴です。
百貨店でお得になるクレジットカードや航空系カードのプラチナカードの場合、発行企業の店舗やフライトで至れり尽くせりの特典を利用できるのが魅力的です。
サービスをよく利用する場合は、年会費の負担があっても一般カードよりもむしろお得なケースも存在しています。
他方、更に上位ランクのプラチナカードと比較すると特典は低下する傾向にあります。
プラチナカードの主な付帯特典は以下のとおりです。
なお、すべてのプラチナカードでこれらの特典をすべて利用できるわけではありません。
利用できる特典はカードによって異なります。特典が充実しているのはアメックスプラチナです。
コース料理1名分無料サービス、救急車の手配までしてくれる海外旅行での無料電話サポート、最高1億円の海外旅行傷害保険、プライオリティパスなど、プラチナカード級のベネフィットが付帯しています。
以下、プラチナカードに付帯していることが多いサービスを参考までに紹介しています。
ゴールドカードにはなくプラチナカードで付帯する特典の代表例はコンシェルジュサービスです。
年会費の安いプラチナカードには付帯していないカードもありますが、年会費2万円以上のプラチナカードであればほぼ必ず利用できます。
レストランの予約、土地勘がない海外の細かい移動経路の調査・チケット手配、その他多様な調べ物などで便利に使えます。
自分で調べるのは面倒なこと、ネットで検索してあまり良い回答がない場合の調査依頼が可能です。
また、ホテル・航空券・レストラン・パッケージツアー・コンサート・スポーツ等の各種予約・手配の代行も可能です。
自分で調べて比較検討するのが面倒な場合、海外でのスポーツや音楽のチケット購入などにおいて便利です。
プラチナカードのコンシェルジュの依頼事項として最も多いのは、飲食店の調査・予約代行です。
飲み会・歓送迎会の幹事になった時、自分で調べるのは結構面倒なのが現実です。
また、ウイスキーの年代物が入った飲み放題、室内は完全禁煙で喫煙所がフロア内の席の近くにあるお店など、特殊な条件が入っている場合など、飲食サイトでフィルタリングできない場合、お店の選定に手間がかかります。
そのようなケースで便利です。また、海外での移動経路の調査、公共交通機関が通っていない時間帯の送迎手配、希少品の在庫があるお店の調査なども使い勝手が良好です。
また、忙しくて駅の窓口に行って新幹線の乗車券を購入する手間がなく、かつエクスプレス予約やスマートEXは使いたくないといった場合も便利。新幹線のきっぷを予約して自宅やオフィスまで郵送してくれます。
更にミシュラン三つ星のお店を効率よく巡りたいなど、特別なニーズがある場合、いちいち自分で移動経路やスケジュールを抑えて予約するのは面倒なので、コンシェルジュに依頼するのが便利です。
上手く活用すると自分の時間をカットして、かつ上質の提案を受けることが可能になります。自分で何らかの手配を行う必要がある方で、忙しくて時間がない場合、コンシェルジュサービスは特に大きな効力を発揮します。
コンシェルジュは24時間365日対応となっており、サービス利用料・チケットの郵送代なども無料という会社が大多数です。
プラチナカードの中には、通常のクレジットカードよりもポイントが貯まりやすい制度をもったカードが多く存在します。
例えばJALカード プラチナはJAL航空券等の購入が4%還元となり、ゴールドカードよりも多くのマイルを得られます。
また、アメックスプラチナは外貨建決済がポイント3倍となります。これはアメックスゴールド以下にはないベネフィットです。
※参考:アメックスプラチナのポイント3倍の詳細(外部サイト)
プラチナカードの定番のサービスの一つは、プライオリティパスのプレステージ会員が無料となる特典です。
世界1,300カ所以上のVIPラウンジを利用できるので、海外旅行・出張の際には大きく役立ちます。
ソフトドリンクだけではなく、ビール・ワイン・日本酒・焼酎・洋酒などのアルコール、サラダ・スープ・ホットミール・炭水化物・チーズ・フルーツなどの食事を楽しめるラウンジもあります。
高級レストランや料亭などのディナーを2名で予約すると、1人分の食事代が無料になるサービスが付帯しているプラチナカードが多いです。
注意すべきなのは無料なのは食事代で、ドリンクは1人分無料にならない点です。
外食が好きな方、定期的に会食の機会がある方などには嬉しい特典ですね。
※参考:コース料理1名分無料サービスの詳細(外部サイト)
24時間体制で看護師・保健師などの有資格者が、健康・医療に関する相談にのってくれる電話サポートサービスを利用できるプラチナカードもあります。
忙しくて病院に行く時間がない経営者、会社員(サラリーマン・OL)、公務員、個人事業主の方におすすめです。
特に小さいお子さんがいらっしゃるご家庭の場合、ちょっとした子供のアクションについて細かく質問できるので便利です。
また、人間ドックや特別な会員制プログラムの優遇などの特典があるプラチナカードもあります。
中には有名なグローバルホテルグループや、航空会社の上級会員資格を得られるプラチナカードがあります。
旅行・出張の機会がある方の場合、大いなる効力を発揮する特典です。
飛行機搭乗の際には、座席アップグレード、手荷物の優遇、ラウンジの利用、優先セキュリティレーンなど快適なフライトが可能になります。
ホテル宿泊時は部屋アップグレード、朝食無料、レイトチェックアウトなど、VIP待遇を受けられます。
一例としてアメックスプラチナは、マリオットボンヴォイのゴールドエリート、ヒルトン・オナーズのゴールド、シャングリ・ラのジェイド、ラディソンリワードのゴールドの資格を得られます。
いずれも本来は年間数十泊の実績がないと獲得できないステータスです。アメックスプラチナ会員なら無条件で得られるのは素晴らしいと高く評価できます。
※参考:航空会社の上級会員資格を得られるクレジットカードの詳細(外部サイト)
プラチナカードの多くはホテルに優待価格で宿泊できる特典が付帯しています。
ただし、じゃらん・楽天トラベル・一休.com・エクスペディア・Booking.com等のサイトのタイムセールと比較して、さほど安くない傾向にあり、それほどお得ではありません。
中には有名な宿泊サイトにて5%OFFや8%OFFの割引を受けられるプラチナカードもあります。
インターネットでの安い価格から更にディスカウントを受けられるので、最近ではこのような割引優待の方が使い勝手が良好です。
年会費50,000円+税以上のプラチナカード・ブラックカードの場合、年1回プレゼントをもらえるカードがあります。
JCBプラチナカード、三井住友プラチナカードは、USJに設置されているラウンジを利用できます。
無料ドリンクを飲みながら快適な空間で休憩でき、アトラクションの優先搭乗も可能です。
待ち時間ほぼゼロにて人気アトラクションに乗れるのが大きなメリットです。
また、JCBやアメックスのプラチナカードは、京都にあるラウンジを使えます。
カード保有者に会員誌が無料で郵送されるプラチナカードもあります。
また、郵送が不要な場合は会員サイト上で閲覧できるので、ネットで見たい場合でも便利になっています。
広告が豊富なのも事実ですが、旅行・ダイニング等に関するコンテンツがあり、読み物としても面白い会員誌が多く、かつては魅力的なコンテンツ・サービスの一つでした。
ただし、現代ではインターネットで無料の面白いコンテンツが膨張しているので、相対的にメリットは低下しています。
プラチナカードは審査基準がゴールドカード以下よりも厳しくなり、一定の経済力・マネーリテラシーを持っている証左となります。
もちろん日々の生活に困窮してお金のやりくりに苦悶しているにもかかわらず、見栄を張ってプラチナカードを持つ方も中にはいるでしょう。
しかし、そうした方はごく少数であり、一般的には「プラチナカード保有者=経済力が高い人」の方程式が成り立ちます。
営業先に出かける途中にレストランで食事をとったり、カフェで時間調整する際や、飲み会の経費の支払いなどにおいて、意外と他の方は自分の支払い方法を見ています。
プラチナカードは現金払い・年会費無料カード・ゴールドカードと比較すると、好印象を抱く方が多いという統計が各種調査で出されています。
したがって、各種お会計の際にプラチナカードでスマートに支払うと、社会的ステータスの向上に大きな効果があります。
中には年会費3,000円+税のプラチナカードもありますが、その事実を知らない方も多いので、コスト0円で社会的信用力をアップさせることが可能でファンタスティックです。
海外旅行に行く際にもプラチナカードがあると安心。ホテルではデポジットとして現金かクレジットカードの提示を求められることが多いです。
そのような際にキラキラに輝いたプラチナカードを提示すれば、スムーズにチェックインが完了します。
プラチナカードは一般カードと比較して付帯保険が充実しているのが特徴となっています。
日常のお買い物や出張から、非日常のトラベルまで、幅広いシーンにおいてプラチナカードに付いている保険で守られます。
海外旅行傷害保険は、その名の通り海外旅行の際に適用される保険です。
飛行機の墜落や電車の事故、食中毒やプールでの転倒などによって病院で診療を受けた医療費、ホテルでの水漏れ、他人に怪我をさせてしまった場合まで、幅広いシーンで保険金が出ます。
補償項目 | 補償する場合 |
---|---|
傷害死亡 | 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて所定の期間内に亡くなった時 |
後遺傷害保険金 | 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて所定の期間内に後遺障害を生じた時、その程度に応じて |
傷害治療費用 | 事故の日を含めて所定の期間内に偶然な事故によるケガが原因で医師の治療を受けた時 |
疾病治療費用 | 疾病が原因で旅行期間終了後、所定の期間内に医師の治療を受けられたとき、または特定の伝染病が原因で所定の期間内に医師の治療を開始した時 |
賠償責任 | 他人の身体の障害または他人の財物の破損または紛失について法律上の賠償責任を負った時 |
携行品損害 | 携帯品が盗難、破損、火災などの偶然の事故にあって損害を受けた時 |
救援者費用 | 捜索救助等が必要になった場合 |
国内旅行時のトラブルに対応してくれる保険のことで、死亡・後遺障害、入院・手術・通院の補償があるのが一般的です。
補償項目 | 補償する場合 |
---|---|
死亡 | 事故の日を含めて所定の期間内に亡くなった時 |
後遺障害 | 事故の日を含めて所定の期間内に後遺障害を生じた時、その程度に応じて |
入院 | 事故発生日より所定の期間内の入院が補償 |
手術 | 入院保険金を支払う場合で手術を受けた時 1事故につき1回などの限度あり |
通院 | 事故発生日より所定の期間内で一定の日数が上限 |
海外旅行傷害保険と比較すると補償内容は限定的ですが、国内での移動でも地味に助かる縁の下の力持ち的な存在です。
プラチナカードを使ってお買い物した商品が、購入から90日間などの一定期間内に、不慮の事故で壊れたり、盗難に遭った場合などに保険金が出る補償です。
クレジットカードごとに対象外の商品が設定されていますが、万が一の時に大きな安心感がある保険です。
アメックスプラチナ、ダイナースクラブカードはスマホもショッピング保険の対象である点が優れています。
台風・大雪などの悪天候や、飛行機の機材や空港システムのトラブル、航空会社のストライキなど、搭乗予定の飛行機が一定時間以上遅延し場合、食事代・宿泊費などをカバーしてくれます。
飛行機の遅延・欠航というのは困り果てるのが通例ですが、そのような際にもしっかりとカバーしてくれて安全・安心です。
飛行機による出張や旅行が多い方にとっては、あると便利な保険。個人手配旅行からパッケージツアーまで、飛行機を使って旅行に出かけることが多い方の場合、あると着実に役立つベネフィットです。
注意すべきなのは、国内のみ、海外のみというプラチナカードもある点。できれば国内外の両方をカバーしているのがベターです。
ゴルフプレー中のさまざまなリスクを補償してくれる保険で、ゴルフを行う機会がある方にとっては都度加入が不要になって便利です。
他人にケガをさせてしまった時、自身がケガをした時、ゴルフ用品が盗まれた時、ホールインワン・アルバトロスを達成した時などに保険金が出ます。
アメックスプラチナは最高峰のプラチナ・カードだけあって、付帯保険も充実しています。他のプラチナカードにはない補償が満載となっています。
プラチナカードには膨大な種類があります。実際に多数のプラチナカードを実生活で使った経験にもとづき、おすすめのプラチナカードを3枚に厳選して紹介します。
インビテーション(招待状)が必要で取得まで面倒な時間が必要なプラチナカードは除外しているので、すぐに申し込むことができます。
最高峰のプラチナカードがいいという方におすすめなのはアメックスプラチナです。
他社基準だとブラックカード級の豊富な特典を兼ね備えています。
4つのグローバルホテルの上級会員資格、アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション、同伴者1名・家族会員も無料のプライオリティパス、年1回の無料宿泊特典、ハワイも対象のコース料理1名分無料サービスと至れり尽くせり。
上質の金属製メタルカードであり、高級感に満ち溢れています。お財布の中に入れて日々の決済に利用すると、高い満足感を得られます。
お金に余裕がある場合は、アメックスプラチナのような上質のクレジットカードを持っていると、圧倒的なパワーアップにつながります。
コストとパフォーマンスのバランスが取れているのはJCBプラチナです。
年会費は25,000円+税と安い水準となっており、JCBの上質のコンシェルジュ、プライオリティパス、コース料理1名分無料サービス、USJのJCBラウンジとサービス水準が良好です。
コストパフォーマンスが良くてステータスの格付けも上位であり、バランスが取れたプラチナカードです。
また、JCBプラチナを保有して利用していけば、コスパ最上級のブラックカードであるJCB THE CLASSのインビテーションが届くのもメリットです。
サービス・特典は今ひとつでもいいので、年会費が最も安いプラチナカードを希望する場合は、TRUST CLUB プラチナ マスターカードがおすすめです。
コンシェルジュ、プライオリティパスなどプラチナカードならではの特典はありませんが、コース料理1名分無料サービスは利用できます。
プラチナカードというと審査の難易度が高いイメージがありますよね。しかし、審査基準は千差万別となっており、幅が広くなっています。
審査が難しいプラチナカードもあれば、年収300万円台といった一般的な方でも作成できるプラチナカードもあります。
とりあえずプラチナカードを持ってみたいという方は、比較的審査難易度が低いプラチナカードを狙うのも選択肢です。代表的カードは以下の通りです。
逆に銀行系クレジットカードである三井住友プラチナカード、三井住友トラストプラチナカード、ラグジュアリーカード ブラックやTRUST CLUB ワールドエリートカード等の準ブラックカードは審査難易度が上昇する傾向にあります。
※参考:銀行系クレジットカードの詳細(外部サイト)
審査落ちしても信用情報機関に申し込みの情報が残るは半年であり、6カ月が経過したら申し込んだ情報はきれいサッパリなくなってホワイトに戻ります。
したがって、万が一審査落ちしても全く問題はないので、ほしい場合はお気軽に申し込むことをおすすめします。尻込みして遠慮する必要はありません。
プラチナカードだと利用限度額が高いので、住宅ローンや事業ローンの審査に悪影響が及ぶか心配の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、住宅ローンの審査にプラチナカード保有の有無は関係ないので、気兼ねする必要はありません。
もし審査落ちした場合は、ほしいカードのゴールドカードを発行してクレジットヒストリーを積み上げて、切り替えるとスムーズに発行できるケースが多いです。
クレジットカードの申込基準の年齢としては、18歳以上もしくは20歳以上が一般的です。
この点、高級カードのプラチナカードも20歳以上なら作成できるクレジットカードが増えています。
ただし、一部には25歳以上や30歳以上という年齢条件・基準があるプラチナカードも存在しています。
また、ダイナースクラブカードのように入会の目安は27歳以上というケースもあります。
ダイナースの場合はあくまで目安なので、26歳での審査通過事例が存在。また、三井住友プラチナカードも20代での発行実績があります。
27歳や30歳といった年齢が記載されている場合、着目ポイントとしては、「原則として」や「目安」「基準」といった文言が付着しているか否かです。
これらの言葉が付いている場合、タバコやアルコールとは異なり、絶対的な規則・ルールではなく、おおよそこの年齢以上だが、例外はあるということになります。
他方、「入会資格は30歳以上」と断定されている場合は、29歳だと審査落ちする可能性が極めて高いです。
そういったプラチナカードを作成する際には、残念ながら30代になるまで待ちましょう。
必要な年収については明示されていないプラチナカードが多いものの、少ないと200万円、多いと1000万円が必要となっています。
個人事業主などで収入は多いけれど不動産の減価償却が多いことから黒字(所得)は100万円台といったケースでは、問題なく作成できることが多いです。
クレジットカード保有者の中でプラチナカードを持っている方の割合は、複数のクレジットカード会社にヒアリングしたところでは1%前後となっています。
三井住友トラストクラブなどは、ダイナースクラブカードをプラチナカードと捉えるとプラチナの保有比率が一気に上がります。
しかし、これは年会費無料カードを発行していないという稀有なステータスカード会社ですのであくまで例外です。
せっかくプラチナカードを持つのであれば、デザインがカッコいいプラチナカードを持ちたいという方もいらっしゃるでしょう。
この点、最もカッコいいプラチナカードはアメックスプラチナだと考えます。金属製メタルカードの神通力を発揮しており、唯一無二のエレガンスがあります。
年会費が安めのプラチナカードでは、JCBプラチナ、JAL・JCBカード プラチナもおすすめ。JCBロゴが箔押し印刷でカッコいいです。
プラチナカードで得られるポイント・マイル等の還元によって、年会費の元を取れるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
この点、利用額が多ければ十分に可能です。例えばセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは年200万円以上の利用で年会費は10,000円+税です。
それでJALマイル還元率は1.125%であり、セゾンクラッセ最上級だと1.375%となります。
仮に年1000万円決済した場合、137,500JALマイルを獲得できる算段となります。マイルの価値については多様な見解がありますが、1マイル2円と考えるのが一般的です。
そう捉えると275,000円相当の還元となり、年会費の10,000円+税は余裕でペイしています。
JALカードでも1%マイル還元の場合は最低5000円+税のコストがかかるので、年会費の差額は5,000円+税となります。
それで一般加盟店では最大0.375%のマイル還元の差が生じるので、年500万円利用の場合は最大37,500マイル(75,000円)相当となります。
「プラチナカードの年会費をポイントで取り戻すのは無理」という言説は間違っています。カードショッピングの利用額が大きい場合は十分にペイできるポテンシャルがあります。
「付帯特典を使わない場合はプラチナカードを作成するのは無駄・もったいない」という意見は100%確実に間違っていると断言できます。
正確には「付帯特典を使わない場合は年会費を取り戻すのはカード利用額が大きくないと厳しい」です。
プラチナカードには利点が多い反面、欠点・注意点も存在しています。
プラチナカードの最大のデメリットは年会費が高い点。以下の全てに該当する方は、コストを取り戻せない可能性が高いです。
年間費・維持コストというのは着実に自分に跳ね返ってきますので、この4つ全てに該当する場合はプラチナカードではなく、ゴールドカードや一般カードの方がいいでしょう。
一部のプラチナカードはキラキラのホログラム、高級感のある国際ブランドの箔押し印刷ロゴがなく、年会費無料のシルバー色のカードと見分けがつかないケースがあります。
プラチナカードなら高級感というのも重要な要素となってきますので、それがないのはデメリットとなります。もちろん、特に気にならない場合は無問題です。
初年度年会費無料のキャンペーンを開催しているプラチナカードや、入会キャンペーンで年会費を上回る価値があるポイントを得られるプラチナカードもあります。
こうしたカードについては、まず作成して1年間試してみて、保有継続の可否を判断するというのも有力な選択肢となります。
プラチナカードのコンシェルジュは全カード共通ではなく、クレジットカードによって異なります。
クオリティは千差万別であり、また、人によってフィーリングが合うコンシェルジュは変わってくると思います。
総合的にJCB、ラグジュアリーカード、アメックスのコンシェルジュは良い評判・口コミが多いです。
プラチナカードというゴールドカード以上ブラックカード未満のランクであるクレジットカードがあります。
かつては最上級カードで富裕層御用達というイメージが有りました。
しかし、近年ではその役割はブラックカードに移行しており、プラチナカードのハードルは着実に低下しています。
特典と年会費のバランスが優れており、ライフスタイルやカードショッピングの利用額によっては、年会費を上回る便益を享受できるプラチナカードも増えています。
ゴールドカードにはなく、プラチナカードにはある代表的な特典はコンシェルジュが挙げられます。
審査基準も緩和の一途をたどっており、年収300〜400万円台であれば問題なく作成できるプラチナカードが増えています。
審査が難しそうという理由で諦める必要はありません。プラチナカードにサクッと申し込み、特別なベネフィットを満喫するとライフハックが加速します。
最高峰のプラチナカードは年会費130,000円(税抜)のアメックスプラチナです。
上質の金属製メタルカード、4つのホテル上級会員資格、同伴者1名も無料のプライオリティパス、年1回の無料宿泊など、豪華絢爛なカードスペックを兼ね備えています。
更新日:2020年06月01日
※本記事の情報は、各クレジットカード会社の提供する個別の商品の内容等を保証するものではありません。また、情報の正確性等についても、これを保証するものではありません。本記事の情報を基に被った一切の損害について、ヤフー株式会社は一切の責任を負いません。本記事の情報を営業等に利用すること、第三者への提供目的等で利用すること等を固く禁止します。
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