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初めてクレジットカードを使う人も! 失敗のないようポイントを基礎から解説

クレジットカードとボールペンの画像

写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート

キャッシュレス還元などで何かとおトクの多いクレジットカード。現金を持ち歩く必要もないので便利な反面、使い過ぎや不正使用など不安なことも多いかもしれません。しかし、上手に管理をすれば、支出を「見える化」できたり、ポイントも付くなどメリットも多いです。初めてクレジットカードを使う人も失敗のないよう基礎から解説をしていきます。

初めてクレジットカードを作成・利用する際に注意すべきこと

初めてクレジットカードを作る際には次のポイントに着目をして比較検討をするとよいでしょう。

1.年会費は適正価格か
クレジットカードは年会費無料カードもあれば、初年度だけ無料で次年度以降は年会費が有料のカードもあります。年会費が必要な場合も、年間の使用額によって会費が無料になる場合もあります。

年会費が有料の場合、年会費分のサービスの価値があるかを見極めることが大切です。一般に有料カードの方が海外旅行保険が手厚いなどサービスは充実しています。ただし、クレジットカードの年会費は大きな固定費となるために、そのサービスが自分にとって必要で元が取れるかどうかは事前に検討が必要です。

2.ポイント還元率を見極める
デパートやスーパーなど特定の提携店で高いポイントが付くクレジットカードもあれば、幅広いお店(一般加盟店)で1%以上など高い還元率があるカードもあります。できればメインに使うカードは一般加盟店で還元率がよいカードを使うと汎用性が高くなります。サブカードとして2枚目を考えるなら、よく利用する店舗で還元率が高いカードを合わせ持つのも手です。

例えば、特定のデパートで5%還元で一般加盟店では0.5%還元のAカードと、一般加盟店で1%還元のBカードを2枚持っているとします。そのデパートで買う場合はAカードを使う方がよいですが、一般加盟店ではBカードを提示する方がよりポイントを効率的に貯めることができます。

3.ポイント交換のしやすさを確認する
ポイントは還元率だけではなく、交換のしやすさも確認しましょう。せっかくマイレージを貯めたのに繁忙期には予約ができないなんてこともよくあります。なかには貯まったポイントを次回以降の請求時から値引きされるなどキャッシュバックをしてくれるクレジットカードもあります。

貯まっているポイントの価値の把握は提携ポイントと交換なども含めると非常に複雑な場合もあります。できるだけポイントの仕組みがシンプルで交換しやすいカードを選ぶのも手です。

4.ポイントは1枚に集約させる
なるべく1〜2枚のクレジットカードにポイントを集約すると、ポイントが効率的に貯まり、財布もスッキリします。普段利用するカードはメインとサブの2枚程度に絞りましょう。複数持っていると、それぞれの明細を見るのも大変です。カードの引き落としができているか確認するのも手間になるので自分で管理できる範囲の枚数に絞ることが大切です。初めてカードを作る場合は一度に2枚申請するのではなく、まずは1枚から始めて慣れてきたら増やすのが吉かもしれません。

5.デメリットはないかを確認する
クレジットカードの中には初期設定がリボ払い(リボルビング払い)になっているカードもあります。「ミニマムペイメント方式」などと書かれていることもあります。後から自分で全額支払いに変更はできますが、明細書を見ていなくて知らない間にたくさん利息を支払っていたという声も聞きます。

リボ払いとは、毎月の支払額を一定の金額に固定をして、金利とともに返済していくというものです。分割払いは支払回数を決めて支払うというしくみになっています。

リボ払いは、一回払いや分割払いとは異なり、高額商品を購入した場合も、毎月の返済額は一定です。手もとにまとまったお金がないという場合でも支払いができる反面、利息が発生するために支払総額が高額になるケースもあります。初期設定がリボ払いになっていたり、後からリボ払いに変更ができるサービスもありますが、利用は慎重に考えましょう。

万一、意図的ではなくリボ払いになっていたら、カード会社に連絡をするなどで支払い方法の変更ができるのが一般的です(変更期日などあり)。無自覚のまま手数料を取られていたということがないためにも必ずクレジットカードの明細を確認するようにしましょう。

発行後の注意点(署名や暗証番号の取り扱いについて)

クレジットカードが届いたら真っ先にやらなければならないことはクレジットカード裏面の署名欄へのサインです。署名のないクレジットカードは原則として利用できません。署名のないクレジットカードを使おうとした利用者に対して販売員はその場でサインの記入を求め、応じない場合はそのクレジットカードを使用したショッピングを断ることができます。

実際に妻が夫の署名のクレジットカードを利用しようとして買い物ができなかったということもあるようです。たとえ家族であったとしても、本人以外は利用することができないために、家族カードを作るなどをして本人の署名のカードを使うようにしましょう。

カードに署名をしておかないと、買い物に利用できないだけでなく、不正使用や盗難・紛失の際にも不利益を受ける可能性があります。署名をしていなかったクレジットカードが不正使用された場合、所有者本人に支払い責任が発生する場合もあります。また、盗難・紛失の被害にあった場合も補償対象にならない場合があります。一般にクレジットカードが不正使用された場合、その被害額はカード会社が補償をしてくれる場合が多いです。しかし、会員側が規約を守っていない場合や過失による不正使用は自己責任になる場合もあるのです。

支払時のサインはクレジットカードの署名欄と同じものを利用します。伝票に書かれている金額とともに支払い区分(1回払い、分割払い)を確認してからサインをするようにしましょう。

買い物の際には暗証番号やパスワードが必要な場合があります。IC対応端末を設置している加盟店ではICカードを端末に入れて暗証番号を入力する必要があります。IC対応端末を設置していない加盟店などでは売上伝票にサインというパターンの場合もあります。

ネットショッピングでのクレジットカードの取り扱いについて注意すべきこと

また、インターネットでショッピングをする際に、3Dセキュア(クレジットカード本人認証サービス)を利用して決済をする場合、クレジットカードの番号や有効期限に加えてIDやパーソナルメッセージ、パスワードなどを入力する必要があります。従来のクレジットカード番号と有効期限のみの入力に比べると、より安全な認証となり不正使用を防ぐ効果があります。

インターネットで買い物をする際には「SSL」の暗号化技術を採用している、3Dセキュア等不正使用対策を行っているなどセキュリティ対策を行っているサイトや決済サービスかなどを確認しましょう。セキュリティの弱いサイトにクレジットカードの情報を置き続けておくことのないように注意をしましょう。

このように、クレジットカードもより安全に利用できるようになった反面、パスワードの管理などはより複雑になりました。4桁の暗証番号に加えてIDやパスワードなどの管理も必要になるからです。金融機関やクレジットカードなどの金融サービスを複数利用していると全てを管理することが非常に大変です。場合によってはパスワード管理アプリなどのサービスの利用も検討してもよいかもしれません。

ただし、しっかりと管理をして使い過ぎなければ、財布も軽くなり「見える化」によって家計管理もしやすくなります。必要以上に恐れ過ぎず、まずは少額から利用をしてカードに慣れて行くのも一つでしょう。

著者

花輪陽子

花輪陽子 | ファイナンシャル・プランナー(CFPⓇ・1級FP 技能士)

外資系投資銀を経てFPとして独立。 『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』 (講談社+α新書)など著作多数。 日本テレビ「有吉ゼミ」、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」などテレビ出演多数。

※本記事の情報は、各クレジットカード会社の提供する個別の商品の内容等を保証するものではありません。また、情報の正確性等についても、これを保証するものではありません。本記事の情報を基に被った一切の損害について、ヤフー株式会社は一切の責任を負いません。本記事の情報を営業等に利用すること、第三者への提供目的等で利用すること等を固く禁止します。

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