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投稿コメント一覧 (471コメント)

  • 2019/01/27 20:49

    >>No. 88

    もちろんです(^.^)(^.^)

  • からしさん、まなさん
     こちらこそ、いっときでも楽しく過ごして戴くお手伝いができたのであれば嬉しいです。
     残念ながら私はこのスレッド限りでおしまいなので、今後は帰国の際に細々とAmazonに再読レビューをアップしていく程度でしょう。興味があれば、私が上げた作家・作品のAmazonレビューを覗いてみて下さい。私が何のハンドルネームで顔を出しているかおわかりになるはずです(^^)/

    みらふぃるさん
     二度目の、そして今度は本当に最後のあいさつになります。
     チャンドラー、クリーヴス、ミラー、、、共通の作品が俎上にあがることは少なかったけれど、みらふぃるさんの鋭い感性、的確な表現には只ものならぬキレがあり、目から鱗の思いを何度か味わいました。その感性が最近陰性に働いて、読書の愉しみを失いかけているように見えるのが少し心配ではあります。2013年から足掛け7年、後半はほとんど我々二人の個室状態になっていて、交換日記の気分でしたね(●´ω`●)


     それでは、明日までは一応書き込みは続けますが、読んでいただくための時間が残るかどうかは不明。
     今まで本当にありがとうございました。またどこかで!

  • 2019/01/26 21:47

    >>No. 86

    まなさん
     Googleのメールアドレスを登録してもエラーはかかりませんが、実行後にそのアドレスに遅れらてくるはずの返信が受信できないので、やはり失敗です。残念ですが、28日午前10時、textream終了とともに楽しかった数日間に終止符です。何かと中国は不自由が多くて…せっかく手を尽くして戴いたのに申し訳ありません。
     欲求不満のはけ口としては、来月帰国した機会にAmazonのブックレビューを書き散らそうかと考えているぐらいですね。ハンドルネームはここには書きませんが、私が話題に乗せた作家作品を検索して戴ければ、わけなく突き止められるでしょう(^^)/
     最後の挨拶は本筋のスレッドで。

  • >>No. 3167

    からしさん
     ヴァン・ダインの<ベンスン殺人事件>と<カナリヤ殺人事件>はそれぞれ四回ずつ読んでいます。バカじゃないかって・・・自分でもそう思います(-_-;) 特に<カナリヤ殺人事件>で、ヴァンスが容疑者を集めて、捜査の合間に息抜きのポーカーの夕べを開く章があります。もちろん本当の目的は犯人の割り出し。事件が暗示する犯人像、不利な手札でも果敢にコールしてくる、計算高く度胸があり、かつ内に秘めたギャンブラーの大胆さをおくびにも出さない天才的犯人を、その戦い方で見抜こうというわけです。そういうヴァンス自身が犯人の上をいかないと不可能な作戦ですがね!
     このシーンは作者の話術により、静謐な中に火花散る緊張感を孕み、何度読んでも言葉通り手に汗握ります。かなり原初的ではあるものの、探偵小説の中でプロファイリングを試みた最初の例ではないでしょうか。ヴァン・ダインの作品にはこうした仕掛けがあるので、どれも最低二回は読んでいますね。
     あと、一回読んで理解できなかった作品を、悔しくてもう一回読むことがあります。マーガレット・ミラーやセバスチアン・ジャプリゾの作品には、一回読んでもサッパリわからないものが多いです。しかし二回目で理解すると、その瞬間作品の真価がわかるものです。

  • >>No. 84

    まなさん、いろいろ手を尽くして戴いてありがとうございます。
    昨夜トライしたところ、メールアドレスが必須とのことで、これが障害になり新規登録ができません。
    日本を出て来るときに設定したメールアドレスがGoogleだったのですが、2017年9月中盤以降 中国はGoogleを締め出してしまったようで、機能しなくなっています。
    今日もう一度トライしますが、加入登録は難しいかもしれません。ごめんなさいね…。(T_T)

  • >>No. 82

    まなさん、何か導かれたように辿り着きましたよ、知恵者ですね~!
    今日はちょっともう遅いので、明日トライしてみましょう。
    おやすみなさい。

  • >>No. 3153

    まなさん
     新しい掲示板?驚きです、そんなのあるとですか?(◎_◎;)
     中国でも使えるのだったらいいな・・・
     こちらはAmazonもGoogleも使えず、Yahoo!も制約多くて、textreamなきあとは ほとんど諦めてましたが!

  • >>No. 3151

    からしさん
     ハンドルネームからかなりの読書魔、「すれっからし」の方だと想像しておりました(;^ω^)
     私の読書体験に純粋に驚いておられる様が見えるようで、なんだか照れ臭いです。
     中学校時代に腰を痛めて3か月の入院、その暇を持て余してなぞなぞの本などを買ってもらって読んでいました。その中のコラムに海外ミステリの紹介文があって、これは面白そうだと思い、外出許可もらって本屋で最初に購入したのが、F・W・クロフツの<英仏海峡の謎>でした。図書券をちょうどよく遣おうと抱き合わせで買ったのがJ・D・カーの<連続殺人事件>です。当時は双方とも抽象画のカバーでしたが、特に<英仏海峡の謎>の抽象画は物語の緊張感をよく表現していて、今も気に入って持っています。
     三番目に知ったのがヴァン・ダインで、きびきびした現代的な話術、颯爽とした主人公ファイロ・ヴァンス、彼のやや毒のある人間観察とニーチェ的哲学、そして「下手人は誰か?」というテーマを一歩も外れないまっすぐなプロット、そして現代にも連綿と続くミステリ作法の基礎(ただし長編のみ)をほぼ独力で作り上げた先見性に ただただ感服し続けています。
     一方で異端的な作家・作品が大好きで、なかなか人と話題が合わないのが悩みですが、一度みらふぃるさんと<黒い蘭の追憶>を二人とも読んでいたことから大いに盛り上がったことがありました。
     やはり語り合う仲間がいるというのは、ほんとにうれしいものです。今もこの末期スレッドを覗いてみるのが楽しみです。ありがとうございます。

  • >>No. 3146

     まなさんは国内作家がメインなんですね。私は国内作家全く読まないわけではないですが、やはり海外ミステリの延長で、舞台が外国だったり、国際冒険小説系だったり、欧米系の影響を色濃く受けた作品を手に取ることがほとんどです。小栗虫太郎、日影丈吉、中薗英助、高柳芳夫、谷恒生、伴野朗、笠井潔、などです。我ながらやっぱりちょい古ですね!
     倉阪鬼一郎・・・記憶にある名前。<ポジオリ教授>シリーズの短編集を訳している人なじゃないかな?(<カリブ諸島の手がかり><ポジオリ教授の事件簿>)
     私もからしさんと同じく、最初は欧米の雰囲気に魅せられてミステリワールドに入りました。特にキリスト教世界であること、執事やメイドの存在、凶器としての拳銃、貴族階級の抱く義務感、国境をまたぐ捜査などですね。すっかり擦れてしまった今となっては、あの頃の驚きに満ちた読書体験はもうできないけれど、そういう幸せな記憶を呼び覚ますこのような対話は本当に楽しいです。

  • >>No. 3140

     からしさん
     ドン・ウィンズロウは私は未読ですが、かなり読ませる作家さんのようですね。創元文庫での版を順調に重ねていたし、人気が高いようで、角川文庫に引き継がれたものと理解してます。失礼をお許しいただきたいのですが、からしさんは女性?ですよね。昔は女性の読む海外ミステリと言えば、アガサ・クリスティかエラリー・クイーンと決まっていたもので、最近はそう一辺倒でもなくなってきたんだなあ。このスレッドを訪問される女性は、そうした固定観念を払拭してしまう現代的な方々だと感じます(^^)/
     私も最近軽ハードボイルドが好きになっていて、神田神保町の古本屋でハヤカワポケットミステリの古いのを漁っています。2月の一時帰国の際は、ちょっと神保町まで行く時間はなさそうですが・・・。

     さて、何日かかったか、ライオネル・デヴィッドスン<極北が呼ぶ>(1996年文春文庫刊;原著1994年)の上巻をやっと読み終えました。シベリアで太古の女性の冷凍遺体発見、そして類人猿の軍団のような衛星写真というSF的な発端からがらりと趣を変え、シベリアでの秘密任務に就くべくリクルートされたカナダ・インディアンの生物学者が投げ込まれる異常な冒険がここまでの粗筋。謎の機関の猛特訓を受けて他人になりすました彼ジョニー・ポーターはじりじりとシベリアに潜入していく。SF的な冒頭とこの潜入作戦がどう結びついていくのか?というわけで、下巻も楽しく読めそうです。
     この作者は3度ゴールド・ダガー賞を受けていて、私はその3作をこれまで読んでいます。それにしても1作ごとに作風を変えてくるこの作家、この<極北が呼ぶ>もまた、これまでの作品と違います。何が?と言えば、まったく斜に構えていない、パロディめかしてもいない、最先端テクノロジーに頼り切りでもない、真っ向からの冒険小説っていうことですね。そして、いい冒険小説は酷寒の地に展開することが多いのです。
     しかし 完全閉鎖までに読了レビューを書き込むことができるか、微妙です!

  •  今日は読みかけで頓挫している本について。
     まず、岩波文庫の「白衣の女」(ウィルキー・コリンズ)。全3巻の2巻目途中で挫折して、たぶん7年ぐらい放置状態です。ヴィクトリア朝時代の古い作法で語られる長い物語は根気が要りますね。いったん投げ出したら、次にその気が起きるまでに10年ぐらいかかるものです。
     ついで、創元推理文庫のダークファンタジー「ゴーメンガースト」3部作(マーヴィン・ピーク)。迷宮のごときゴーメンガースト城の中で胎動を始める王座則りの筋は面白いんですが、この雰囲気、ときどき深呼吸しないと息が詰まりそう。これまた全3巻の「タイタス・グローン」「ゴーメンガースト」と読んで、この2作目途中でギブアップ。飽きっぽいんですね、私。
     新潮文庫の国際サスペンス「特報!<レバンタイン発>」(ピーター・デラコート)。サスペンスとは言いながら、ゆったりと語られる政情不安な国の日常が、せっかちな私にはいまいち。早くクーデター起これよ!って感じでギブアップ。
     文芸春秋社の「フーコーの振り子」(ウンベルト・エーコ)。これも上下巻ですが、上巻の1/4ぐらいで先が皆目読めず挫折。だいたいこれミステリなのかどうかすら定かでない。
     創元推理文庫「闇に踊れ!」(スタンリイ・エリン)と「くたばれ健康法!」(アラン・グリーン)、早川ポケットミステリ「蒸発」(デイヴィッド・イーリイ)、徳間文庫の短編集「殺しのグルメ」(ロバート・ブロック)etc.
     年を召しまして短気になり、根気のいる読書を避けがちな昨今、将来家族に見捨てられないよう私も根気を取り戻し、一度は見捨てた本を今年一作でも読了しなくちゃな、と誓う新年でした。しかし、いやー 自信ないです(-_-;)

  • >>No. 3130

     日本の自宅にある本棚を見ながら追憶にふけることがたまにあり、我ながら後ろ向き趣味だけど楽しいものです。紙の本だから、手触りや汚れ具合や匂い、日焼け色あせ、カバーデザイン、定価表示などすべてが自分の半生の歴史として残りますもんね。電子書籍ではこうはいかない。ついこの間新刊で買ったばかりのつもりで本棚に寝かせていたら、奥付を見て刊行からもう25年も経っていると仰天したり、赤ん坊だった息子にぐしゃっと踏んづけられた折れ痕のある文庫カバーを見て子育て時代を思い出したり。
     今2019年も10年経つとれっきとした思い出になるので、本を見て思い出し笑いできるような充実した読書生活を送りたいと思いますね。
     まなさんはそういう楽しみ方しますか?私だけでしょうかねえ。

  •  2018年最大の収穫は、学生の頃に読み始めたデス・マーチャント=シリーズ全12巻を読了したことですね。達成感あり。
     2019年の目標は次のとおり、かなり高いハードルを自分に課しました!
     目標1 → → → チャールズ・ディケンズ<バーナビー・ラッジ>を読む!
     ※これはハードカバーの文学全集に収録されているようなので、図書館かなー。帰国中に読むしかない?
      古本屋だと全集一揃いでウン万円レベルか、手が出ません(>_<)

     目標2 → → → エリック・アンブラー<薔薇はもう贈るな>をゲットする!
     ※これで邦訳のアンブラー長編作品が全部揃うはず。

     目標3 → → → 現役作家の作品をひとつ読む!
     ※一般の方々にはごく普通のことなんでしょうが・・・(-_-;)

  • ひとつ忘れていました。ミステリーではありませんが、創元文庫で出ている ロバート・トレイヴァー「地方検事」。アメリカ式ユーモア満載の人情悲喜劇、アメリカンな方にお薦めです。

  • まなさん
    私は一年半中国にいるので、今日本でどんな本が手に入るのかわからないんですが、とりあえず書店にあるかもしれない本をご紹介しますね。
    ヘレン・マクロイの「ひとりで歩く女」がイチ押しです。ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ「赤い右手」。ジョー・ゴアズ「マンハンター」。カーリーン・トンプスン「黒い蘭の追憶」。アイラ・レヴィン「ブラジルから来た少年」。マーガレット.・ミラー「まるで天使のような」。ロス・マクドナルド「さむけ」。カーター・ディクスン「青銅ランプの呪」。E・C・ウォード「夜の浜辺の町で」。
    どうでしょう、手に入りそうなもの一つぐらいありましょうか?

  •  何か、閉鎖が延期されているようですので、この隙にレビューを1件。
     ミッキー・スピレイン著<殺す男( The Killing Man)>原著1989年刊;HPB1991年
     帯の惹区 『19年ぶり、ファン待望の最新作 マイク・ハマーが甦る!』
     正午に相談者と会う約束があり事務所に入ったマイクは、瀕死の重傷を負った秘書ヴェルダと、額に伝票差しを打ち込まれ手の指を切り落とされた見知らぬ男の他殺体だった。死体の傍らには意味不明の書置きと≪ペンタ≫の署名。男はマイクの身代わりに殺されたのか?スパイ・殺し屋として追われているペンタがなぜ一介の私立探偵の事務所で犯行に及んだのか?NY市警、FBI、CIA、検事局、国務省の面々が入り乱れてマイクを監視しつつペンタを追う中、マイクは自分を標的に晒して見えざる敵をあぶりだそうと危険な賭けに出る…。
     MeTooブームの後で読むと、ヴェルダはあまりにも男に都合のいい”できた女”であることに物足りなさを感じますね。今回は病院で回復を待ちながら、麻薬を打たれ誘拐されそうになったり散々な目に合いますが、ほとんど眠っているので人形も同然。マイクと離れていた空白の7年間に女スパイとして暗躍した手並みを、次作があるなら披露してほしいもの。マイクは一時の自信喪失から完全に立ち直り、ヴェルダに貞節を誓いながら女検事補をたらし込む二枚舌は健在です。ラストシーンで、にやにや笑いながら復讐の弾丸を犯人に撃ち込むところも昔のままです。ブラボー!
     作品の出来自体は、あまり大したことありません。冒頭の謎はやや煮え切らない解決を迎えるし、ペンタの正体も大物感に乏しい。それでも楽しく読めてしまうのは、スピレインの読者はTVの水戸黄門を観るのと同じで、「以前と同じ」であることを重んじるからでしょう。新たな高みに上ってなどほしくない、いつまでも俺の知っているマイク・ハマーの大暴れが読みたいのだ、と。
     唯一許せないのは、平井イサクの翻訳です。会話文の訳し方がとにかくワンパターンで、場面の緊張感に全然合っていない。大昔のウェストレイク<361>あたりでちょっと感じていた違和感が、今回本作の再読でどうにも耐えがたいものになってしまいました。文庫化の機会があれば、翻訳者を挿げ替えてほしいですね。

  • >>No. 3113

    みらふぃるさん
     >2013年に麻呂さんの書き込みに恐る恐る戻った掲示板でした。楽しいやり取りがあったんだわって。
     2013年でしたか?短いようで長い年月でしたね。途中でお互いに住む場所も変わってしまって、さすがに中国からは無理かと当時は思いましたが、同じハンドルネームで継続できたのは幸運でした。みらふぃるさんがいなければ、そこまで粘らなかったと思います。
     まなさんとのガチンコメールも全部見てます。我ながら不謹慎ですが、一連のやりとりで、秘められていたみらふぃるさんのこだわりの背景が少しずつ解明されてくるので、興味津々で傍観していたのです。さすがに昨日でお互い言いつくした感があったので、仲裁メールを送ろうとしたら、送信先が見当たらないとかなんとかで弾かれちゃいました。
     さて、読みかけの<殺す男>には、翻訳の下手さに対する癇癪しか出てこないので差し控えます。くそっ!
     日本のミステリドラマ、<ミス・シャーロック>全8話ぶっとおしで観ました。竹内結子演じる奇矯な捜査コンサルタント<シャーロック>が、奇怪な事件を快刀乱麻で解決していくうちに、全編にまたがる黒幕の存在が浮かび上がり、一騎打ちへの疾走感を高めながらラストのショッキングな幕に至ります。登場人物が正典に則って配置されているのもこだわりを感じる。相棒ワトソン、下宿屋のおかみハドソン夫人や、ホームズの兄マイクロフト、レストレイド警部、モリアーティ教授に相当するところにちゃんと配役がある。貫地谷しほり、小澤征悦、伊藤蘭、滝藤賢一、斉藤由貴など出演。大団円で、心神耗弱状態になったワトソンを救うため、シャーロックはモリアーティもろとも『ライヘンバッハビル』の屋上から…。え~っ?しかしホームズは滝つぼから生還しましたよねー。という知識のある視聴者のために、ラストシーンでは、物思いにふけって橋の上から川面を見下ろすワトソンの後ろをせっかちそうにツカツカと通り過ぎる、見覚えのあるコート、パンツ、靴の人物の下半身だけを映して終わります。憎いねえ。
     
     最後のあいさつになりましょう、いままでありがとうございました。何かの機会にばったり出くわして見分けがつくかどうか?私も最近めっきり顔に加齢感が押し寄せてきているので。みらふぃるさんは前述の伊藤蘭に似ていたなあ、と。
     それでは万感をこめて、ご機嫌よう!良いお年を!

  • みらふぃるさん
    川上未映子と海賊版売りと世田谷一家殺害事件に、みらふぃるさんが巻き込まれている?!
    驚愕しつつも、当時のやり取りを全く知らない身には 論理が飛躍してるように見えますが…。
    あの世紀末の怪事件はこのまま迷宮入りになってしまうのでしょうか?思い出したように たまに特番でとりあげられるけれど、下手人には全然たどり着かない。
    あの頃 17歳の起こす事件が相次ぎ、これもそうではないかという気がしたものです。夜一人で他人の家に乗り込み、凍りつくような時間を経て、静まり返った家をまた一人後にする。犯人と雖も常人の神経では耐えられない情況のはずです。この異常者が平然と紛れ込んでいられる我々の日常生活にも歪みや闇が厳然と存在するということか。
    おぞましいのは現実だけにして、海外ミステリの空間は、常識と正義と善意によって回復しうる明朗な世界であってほしいです。

  •  <殺す男>初読時には感じなかった翻訳の癖が鼻について素直に読めずにいます。
     訳者は平井イサクで、この人地の分は正常なのですが、会話文が問題です。あらゆる会話の語尾がほぼすべて「~しちゃった」や「~なんだ」に統一されちゃって、しかも登場人物がみなそういう同じ話し方しちゃうんですよ。これを不自然と言わずして何と言うんだ?生きた会話をさせようという意識高い系なんでしょうけど、ボキャブラリー不足でばかの一つ覚えみたいなセリフ回しをしちゃうというわけなんですね。こういう訳者は淘汰しちゃってほしいんだ。だって贔屓の作家なんだから、フィーリングドンピシャで読みたいんですよ!
     おそろしくバタ臭い井上勇、高校英語の教科書定型を頑なに守るだけの橋本福夫、C級やくざ映画ノヴェライズでもしているつもりなのか佐和誠、漢字で書ける言葉をわざわざひらがなにして意味不明の傍点を振りまくる清水俊二らが訳した作品も早いとこ改訳をお願いしたい。(清水俊二のチャンドラーは全作村上春樹に変わったかな?)

     私としたことが いつになく攻撃的。。でも不満ぶちまけてすっきりしました。
     さー気を取り直して<殺す男>いくぞ!

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