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投稿コメント一覧 (995コメント)

  • >>No. 5887

     ついに来たか大晦日。
     あっという間の一年でしたが、よく考えれば、家の建築が始まり、
     近隣で大水害があり、新しい孫がうまれ、家内の法事があり…
     生きていれば本当に色んな苦楽があるもんだなあと、しみじみと
     思っています。
     
     コナンさん、本当にご苦労様でした。
     こんなありふれた言葉でしかお礼できませんが、この長期間の
     掲示板の維持、大変だったろうなぁと、そのご苦労に心より
     御礼申し上げます。
     この掲示板のおかげで、私も再度眠っていた詩への情熱を燃え
     あがらす事ができたように思います。新しい詩人の詩集や古い
     しまわれていたままの詩集を読み返したり、時には詩を書いて
     みたりと、これらの情熱を維持できたのも、ここでコナンさんと
     楽しく詩の話ができたからだと思っています。本当に深謝です。
     
     ただ、心残りは、私のようなでしゃばりオヤジがいたために、他の
     方がこの掲示板に参入しにくかったんじゃないかと、その点は申し
     わけなく思っています。
     
     私は今まで通り、この故郷の田舎に住み生涯を終えたいと思って
     います。できれば私を取り巻く環境の豊かさに感銘を受け、その
     事を少しでも詩や俳句や短歌や写真に残せていけたらなぁと心密
     かに決意しています。そのことがまた老後の生活を豊かにしてく
     れるんじゃないかとも思っています。
     
     * 一月のまつすぐに立つ大樹かな
     
         こんな生き方を目指しています。
       
     * 身にまとふ重きを捨てていつの世も男は一人の旅にあくがる
     
         精神は何物にもとらわれず、自由に羽ばたいて飛んでゆきたい
         
     * 妻の忌の静かに過ぎてその事が十五年とう歳月の意味
     
         静かに、しかしいつも傍に妻の事を感じながらこれからも…
         
     * 一日がストンと終わるそんな日はたぶん幸せ通り過ぎた日
     
         小さな幸せを日々感じながら…
             
     * ふるさとに美しき闇年明くる
     
         こんなふるさとの素晴らしい自然を愛しながら
     
     今後生きてゆこうと思っています。

     コナンさんとそのご家族が今後共、滋味多い人生を送られますよう祈念いたします。
     そして、またの再開を信じて、じゃあ、またね !!

  • >>No. 5888

     ところでこの掲示板、1月28日まであるそうですね。
     でもまあ、12月末までとの思いで書き込んできましたので、
     私は明日をもって最後としたいと思っております。
     
     短歌1月号に杜澤光一郎さんという方が、老人パワー炸裂のような
     短歌を寄せていらっしゃいます。いやあ、こんな短歌も面白い、
     ということで数首紹介します。表題は 進化 です。
     
    * 耳遠くなるのも進化。駄弁・中傷・誹謗の類(たぐい)は聞こえなくなる

    * 後期高齢者も人間なれば進化する頻尿も涙目も特技のひとつ

    * 若き日の衣服ことさら着てあるく粗大ゴミ扱ひされてたまるか

    >まあ中々こんな短歌は書けないし発表できない。
     でもこんな考えで年を取っていけたら素晴らしいなぁということで。
     この気概が大切なんですよね。
     老いても子に従わず? が良いかもしれない…(笑
     
    >さてこれから明日のステートメント(笑 の草稿を練ろう。
     一世一代の名文に、なるわけないか(^^;

  • >>No. 5887

     こんばんは。
     例年通り、熱気ムンムンのデパ地下へ行ってきました。
     岡山にこれほど人がいたのかと思わせる人、人、人…
     歳末はこうでなくっちゃ! これで新年を迎えられます(笑
     毎年年越しそばを食べていたのですが、どうもうどん好きの
     身には今一つで、去年から年越しラーメンに変更しています(^^;
     31日は久しぶりに長男、次男がいます。酒好きの長男が買って
     きた、日本酒を飲みながら年越しの予定です。
     
    >素直な疑問符

     えっ? とか さあ? とか少し微笑みながら、はにかみながら
     首をかしぐ仕草が素敵な女性がいます。
     ええ、もちろん家内もそうでしたよ(笑
     そうか てらわない美しい疑問符のかたち だったのだ。
     世の中の事、人の世の事がすべて理屈で成り立つのなら、
     随分と息苦しい世の中でしょうね。
     愛の様に理屈じゃない人の心の揺らぎがあるからこそ、私たちは
     生きていけるような気がします。
     
    >美帆

     過分なお言葉ありがとうございます。
     彼女が大きくなった時、コナンさんのお言葉を伝えます。
     以前紹介した川崎さんの詩じゃありませんが、美しいとは、
     生き方が美しい、そんな意味を願いを爺さんとしては持っています。

  • >>No. 5885

     やはりごみ箱がいっぱいになりました(^^;
     事業所ですので市の収集日とは日時が違います。
     次回は4日、この日も例年いっぱいのごみです。
     
    >妹へおくる手紙

     獏さんらしい、なんかとてもユーモア溢れる詩ですね。
     憎めない人、そんな印象の詩人でした。
     それでも彼も、何回も何回も推敲してやっと詩を完成させる。
     どこかで読みましたが、さらっとお気軽に書いているようですが
     その作品の完成にはそんな血のにじむようなエネルギーを費やした、
     そこがプロの詩人なんでしょうね。
     
    >孫の名が美帆に決まりました。
     いい名前だ(笑 先日の年賀状へ書いた内容と少し違いますが、
     私の詩を最後に掲載させて下さい。
     これも、生きていればこそです。大事に大事に日日を暮らして
     いこうと思っています。写真は少しソフトで変えています。

     『小さな手』 hanaikada
     
     生まれたばかりの
     まだ十日しかたっていない
     小さな手が
     固く
     何かを握りしめています

     たぶんそれは
     私たち大人が
     とっくに忘れてしまった
     大切なもの
     とても大切なもの

     小さな手が
     握りしめているものを思う時
     私たちの心に
     懐かしい
     太古の風が吹きます

  • >>No. 5883

    ** ちょっと時間があるので丸山さんの詩から
       大好きな詩を

     『北の春』   丸山 薫

     どうだろう
     この沢鳴りの音は
     山々の雪をあつめて
     轟轟と谷にあふれて流れくだる
     この凄まじい水音は

     緩みかけた雪の下から
     一つ一つの枝がはね起きる
     それらは固い芽の珠をつけ
     不敵な鞭のように
     人の額を打つ

     やがて 山裾の林はうつすらと
     緑いろに色付くだろう
     その中に 早くも
     辛夷の白い花もひらくだろう

     朝早く 授業の始めに
     一人の女の子が手を挙げた

     ーー先生 燕(つばめ)がきました
     
    >最後の一行がすべての様な詩です。
     春を告げる燕の飛来。雪深い地方では待ちに待った燕ですね。
     このような授業、先生と生徒の間があったことに驚きですが、
     逆に今のマニュアル化された授業の貧困さが気になります。

  • >>No. 5882

     こんにちは。
     日が短いですねぇ。4時にはもう夕方の感じになります。
     
     今日は例年お墓参りの日です。
     たまたま次男が帰っていますので一緒にお墓参りをしました。
     上空は晴れていましたが雪が舞っていました。風花ですね。
     
    >沼

     暮鳥自信かもしれませんねぇ、みづとりは。
     
     非常に幻想的な風景が広がります。
     
     純潔、そんな言葉が浮かんできます。
     
    >明日がごみ収集の最後の日ですので、これから頑張って
     掃除や片付けをするよていです。
     スティック型の掃除機で随分楽になりました(笑

  • >>No. 5880

     こんばんは。
     今年の仕事も無事終わりました。
     大過なく過ごせたのも、何かしらに私の運命が
     守られていたからでしょう。その目に見えぬ何か
     大きな力に今年も感謝の念を送ろうと思います。
     
    >流星

     まさしく井上さんの詩の典型ですよね、言葉使いといい、
     その一貫した思考。
     なんていうのか、生死に端座して向き合うような、祈りにも
     似た詩を書かれていますよね。
     詩を通してしか井上さんを存じ上げませんが、実生活の生き
     方もまた、このようであっただろうなぁと想像できます。
     
    >まだまだ紹介したい詩人の詩がありますが、何しろ時間が…
     お名前だけ掲載し、謝辞にかえさせてください。
     
     高階杞一さん 片桐英彦さん 山之口貘さん 田村隆一さん
     
     辻征夫さん  丸山薫さん 野田宇太郎さん 山村暮鳥さん
     
     千家元麿さん 津村信夫さん 高村光太郎さん
     
     まだまだ沢山いらっしゃいますが、沢山の詩を読み、考え
     させられ、私の人生を豊かにしてくれた詩人に感謝したいです。

  • >>No. 5877

    **井上さんの詩は星蘭干という詩集で始めて知った。
      どの詩もまじめで、心の深いところよりの言葉であった。
      襟を正して読んだ。生き方を再考させられる詩が多かった。

     『星蘭干』 井上靖

     私は明治四十年生れ、明治、大正、昭和の三代を通
     過して、いまは八十一歳。これから新しい時代、
     ”平成”へのスタートを切る。

     平成元年一月某日、夕刻、書斎の窓際に立ち、たま
     たま想いを、己が幼少時代を過した伊豆・天城山麓
     の郷里の村に馳せる。故里の集落は小さい宝石の固
     まりのようなものになって、果しなく遠く、静かな、
     ーーたとえて言ってみれば、天体の入口とでもいっ
     たような所に置かれている。

     夕刻になると、その小さくて、遠い、宝石の村には
     燈火が入る。点々と、燈火は点って行く。やがて、
     それに呼応するかのように、その集落の上に大きく
     拡がっている夕空のあちら、こちらでも、星が、こ
     れまた点々と輝き始める。

     夜が更けると、わが故里の集落は睡り、それを押し
     包んでいる夜空には、無数の星がばら撒かれ、光り、
     輝き、時に流れ、時に墜ち、時に奔っている。郷里
     の村の星空の、この世ならぬ美しさを、久しぶりに、
     実にひさしぶりに、心と瞼に描かせて貰う。

     “星闌干”なる詞がある。闌干とは、星の光、輝
     き、乱れ、流れ、飛ぶさまをいうと、辞書には記し
     てある。このような星の乱れ、飛ぶ、烈しい交差の
     中に、故里の夜空のあの独特の美しさの中に、”平
     成”の自分を立たせることができたらと思う。
     
    >想像するだけで、非常に美しい情景が浮かびますね。
     暮らしは厳しいでしょうが、慎ましく生活する人々への
     思いも感じますね。こんな調子の詩が多かった。

  • >>No. 5876

     こんばんは
     今日は午後よりデパートへ出かけ、正月用の伊達巻きや蒲鉾を
     買いました。もう一度年末の熱気を感じに30日か31日に
     出かけるつもりです(__;)
     
    >アリ

     まどさんらしい詩ですね。
     声だかに言うわけじゃないけど、オイ ニンゲンヨ セカイハ
     オマエタチダケデ ナリタッテイルワケジャナイゾ モット
     ケンキョニイキロ
     そんな声が聞こえてきます。
     
    >大掃除 何しろ独り者なので… といっても、ホコリがたまって
     いるのがよくわかります。
     29日に年末恒例の大掃除の予定ですが…はたして。
     
    >28日で仕事は終わりです。
     いやあ、この年で本当に良く働いたと、いつも自分を褒める私です(__;)

  • >>No. 5874

    ** 長田弘さんもよく読みました。
        私が感じていることを、彼が詩に書いてくれたような
        そんな感じがする詩人でした(ごめん長田さん)
     
     
     『立ち止まる』 長田弘

     立ちどまる。
     足をとめると、
     聴こえてくる声がある。
     空の色のような声がある。
     「木のことば、水のことば、
     雲のことばが聴こえますか?」
     「石のことば、雨のことば、
     草のことばを話せますか?」
     立ちどまらなければ
     ゆけない場所がある。
     何もないところにしか
     見つけられないものがある。
     
    ** 他にも似たような詩がたくさんありましたね。
     立ち止まること、目を閉じて見ること、耳を塞いで聞くこと、
     この世が人間以外の物で豊かに構成されていること、その事の
     大切さを教えてくれました。ただ長いものが多いのでちょっと
     紹介するのが大変なところが難点でした(__;)
     
    ** 高見順さんの詩も心に響くものが多かったですね。

     『立っている樹木』 高見順
     
     流れる時の裂け目から
     君は永遠を見る
     雲の裂け目から青空を見るように
     雲は動いても青空は動かぬように
     君はしっかりと立っている
     樹木よ
     
    ** 結構木を題材にした詩が多いですね。
      黙して語らず、ただ屹然とたつ樹木、私も好きだなぁ。

  • >>No. 5873

     こんばんは。
     さむいですねぇ。
     夜スーパーへの買い物、今日は億劫でキャンセルしました。
     老体を労るという理由をつけて(__;)
     
    >私も実家で本を整理する時、私の所属する学部で発行された、
     詩の同人誌を見見つけました。まだあの当時は、詩も捨てがたい
     文学の一翼をになっていたんでしょうね。一人大成はしなかった
     のですが、小説家になるといって、全員がたどる道を外れていった
     奴もいましたね。
     
    >夏野

     後年の作でしょうか。
     年を取ると、どうしてもいろんな物事がおとなしく収縮してゆきます。
     平穏を強く求めるからでしょうか。色んな思想だってそうですよね。
     学生運動の闘士も今会えば皆りっぱな爺様です。
     時に、あのころのラディカルな、しかし燃えたぎる熱き炎のような
     思いを懐かしく思っているかもしれないですよね。
     
    >さて木曜日は少しデパートに買い出しに行こう。
     先日行ったスーパーは元旦から営業すると書いてありました。
     30年ほど前は、正月3日間はお店が休みなのでお正月用に
     たくさんの買い物をしたものですが、最近は大きな袋を持った
     人もいなくなりましたね。

  • >>No. 5871

     こんばんは。
     年賀状は例年になく早く準備できました。
     私のは表書きも裏も年賀状ソフトですので余り時間はとりませんが、
     写真だけは少しこだわっています(笑
     先日郵便局の前を通ったら、駐車場へ入らない車が(年賀状を出すため)
     何台も路上へ止まっているという、いつもながらの風景でした。
     これも師走の風物詩です(笑
     
     たくさんの詩集発見、おめでとうございます。
     でも急がないと時間がありませんよ(__;)
     
    >貧しい町

     りんさんは定年まで銀行勤めでしたよね。
     自分の性格に一番似合っていない仕事、でも家族を養うために
     必死で仕事をされた無念さ、忸怩たる思いが良く出ています。
     声を張り上げる訳じゃなく、ぐっと押さえたトーンで貫かれた
     詩ですので、余計心を打ちます。
     仕事をすると言うことは、多かれ少なかれ、大部分の人が
     心のどこかに抱いている感情でしょう。

  • >>No. 5868

    ** 月岡一治さんの詩も感動的でした。
      私には叶えることができなかった、夫婦の愛について
      何編もの美しい詩を書いていらっしゃいます。
      
      『雪の中に』 月岡一治
      
      雪が舞う夜の街路灯の下
      灯りが降っているまん中に
      老夫婦が向かい合って立っていた
      夫はオーバーコートの首から自分のマフラーをはずし
      小柄な妻の頭を覆うと
      彼女の首にそっと捲いた
      
      私はその光景を通りがかりに見たのだった
      それが現実だったのか
      夢の中であったのか…
      
      私たち夫婦の
      近い未来の姿をみたのかもしれない
      いたわり合って生きなさいと
      静かに教える雪の中に
      
     ** ねっ、たまらんほど切なく美しい詩でしょ?
      このようになかなか書けないものなんですよ。
      少女の恋愛小説みたいで。でもこの詩がす~っと心に
      入ってくるのはたぶん、上質な押さえた文章だからでしょう。
      いつかこんな詩を書いて見たいという野望が私にはあります(笑
      
    >あと何人も紹介したい、書き残したい詩人の方がいるのですが、
     どれも結構長いからなぁ、お名前だけになるかもしれません。

  • >>No. 5867

     こんにちは。
     冬晴れの天気になりました。
     今日は夜に、生まれて初めての教会のミサに出かけます。
     孫が聖歌隊に入っていて毎年誘われるのですが、今まで色々と
     理由をつけて行かなかった変骨お爺も、ちょっと方向転換です(笑
     
    >ほほえみにはほほえみ

     落語みたいに最後の落ちがすばらしい(笑
     言葉遊びのようにも思いますが、ライオンには縞馬なんて、
     結構物騒な対比もありますね。でも川崎さんのさらっとした感触で
     すすっと読ませるのが力量でしょう。
     特に赤ちゃんのほほえみにはほほえみでしか返答できません。
     みんながほほえみ、みんながほほえみで返すような世界、川崎さんの
     理想のせかいだったのかな。
     
    >地下水

     これも素敵ですね。
     すぐの結果を求める現代においてはなかなかこんな生き方は難しく
     なっていますが、でも、本当にそうだなぁと思います。
     根、心の引き出し、呼び方はなんでもいいんですが、自分を豊かに
     実らすための思考、これは大事です。悲しみもまたそうなんじゃ
     ないのかなぁ。

  • >>No. 5864

     川崎洋さんの花は良かった。
     孫が女の子だったので余計に思う。
     
    * 花 川崎洋
     
      天草の友人から聞いた こんな話をあなたにつたえたい
      それはこうだ 天草の若者が東京の娘と結婚して村へ帰ってきた
      東京の嫁さんを見ようと親戚中の者が集まった
      その中の老婆がしげしげと彼女を見て
      「美(うる)わしか嫁ごじゃね」と言った
      言われた彼女はじんとなった
      美わしか とは 美人というだけではない
      器量もよいが 気だてもよく 健康そうで
      開き初(そ)めた花のように美しい という意味だそうだ

      
    * 存在 川崎洋

      「魚」と言うな
      シビレエイと言えブリと言え
      「樹木」と言うな
      樫の木と言え橡(とち)の木と言え
      「鳥」と言うな
      百舌鳥(もず)と言え頬白と言え
      「花」と言うな
      すずらんと言え鬼ゆりと言え
      
      さらでだに
      
      「二人死亡」と言うな
      太郎と花子が死んだ と言え
      
     **この詩も構成がうまいなぁと思うと同時に、私たちえの大きな
      警鐘とも取れる内容です。なくなった人の奥に潜む歴史や家族の
      悲しみにまで目をむけろ、と。今の世界は実に数字で語られる事
      が多い。私たちはその数字の有意差のみで物事を判断する事が多い。
      でも、この世は複雑でそんな一言で語られるほど、簡単ではない。
      そのことを心にとめながら注意深く生きたいと思わせられた詩でした。
      
    他にもいっぱい書いていますね。
    楽しい言葉遊びから始まって、ちょっと考えさせれる詩まで。

  • >>No. 5863

     こんばんは。
     夜は晴れていますが、寒くなってきました。
     今日は上棟式で、昔なら屋根の上から… ですが、今日は関係者のみで
     最後の室内関係の打ち合わせです。
     中に入ると木の匂いがして気持ちよかったです。
     予定より1ヶ月遅れですが、いやあここに住むのかと思うと、孫の誕生を
     今か今かと待つような心境になりました。

    >大学時代 
     大学時代聞いたフォークは結構外国のが多かったですね。
     PPM レターメン ジョーンバイズ 等々 何しろ田舎なので(だいたい
     テレビで見た東京の風俗が1年遅れて当地へ到達するという状況でして)
     フォークの集会なんて近くでなかったですからね(__;)
     本もドストエフスキーなんかもチャレンジしましたが、挫折。カフカとか
     安部公房とか、何となくどうだ、みたいな感じで…
     遠藤周作は全部読んだ筈ですけど。
     でもいま思うと、私の思考思索の根本に深く影響を与えたのは、やはり
     詩ですし、今後も良い詩を読んで魂を振るわせたいなぁと思っています。
     
    >ものたちと
     ものに余り興味はなかったのですが、最近はちょっと違ってきました。
     今乗っている車は長く乗れそうです。やっと友といえる車に出会えた
     ような感じになっています。カメラもたくさん持っていますが今使って
     いるカメラは生涯の友になりそうです。
     そうそうガラ携も、もう7年位ですが、まだまだ良き友として活躍して
     くれそうです。食器も何点か使い勝手の良いものがあります。
     私の周りにもそういった私の生活を豊かに支えてくれるものが増えて
     いっています。そういったものに囲まれて生活するのも良いかもしれ
     ませんね。

  • >>No. 5861

     田中冬二を知ったことも、詩を読むようになって良かったなぁ
     と思えることです。この静謐さは決して誰にもまねができない、
     そう思わせる詩人でした。
     彼は秋から冬の詩人?のように思います。
     

     『くずの花』 田中冬二
     
     ぢぢいと ばばあが
     だまって 湯にはひってゐる
     山の湯のくずの花
     山の湯のくずの花
     
     
     ** 彼の代表作であることに異論はないでしょうね。
        この凝縮された四行の中に、辛苦をともにした老夫婦の
        貧しいけれど豊かな生き方を連想させ、この詩の広がりに
        驚かされました。本当に良い詩です。
        

     『冬日暮景』 田中冬二

      小さな山の町では氷漬けの鰯(いわし)を売っていた
      塩が鰯を重くしていた
      黄菊の花を売っていた 食用の黄菊の花を
      冬の日ははやく暮れた
      鍋墨のようにさびしく暗く
      
      
     ** こんな情景の詩が数多くあり、どれも心に響きます。
        冬の厳しい環境の中で、愚痴も言わず淡々と黙々と
        誠実に生きている人々への熱い思い。
        思わず、涙がでそうになります。

  • >>No. 5860

     こんばんは
     また雨かぁ… 寒いのも堪えるが、どうせ寒いのなら冬らしい
     凜とした冬晴れでいてほしいぞ! 冬よ!
     
    >村野四郎 姉は一時萩原朔太郎に凝っていて、私に読め読めと
     執拗に迫ってきました(笑 でも、体質的にダメだった。
     村野四郎さんの詩は、決してわかりやすくはなかったが、切れ味
     するどい思考とでも言うんでしょうか、その点が新鮮で、また
     随所にちりばめられている美意識が妙に私を引きつけました。
     知的な詩ともいえるかも知れませんね。大学時代は、これでも結構
     小説も読んでいました(今はすっかり忘れましたが((__;))
     フォークも聞きましたがクラシックもわからないなりに聞きました。
     レコード芸術なんて本もよく読んでいたなぁ。
     でもすべて、女の子にモテたいという、ちょっと不純な理由があったと、
     今にして思います(__;) あの頃はまだ、文学の話や音楽の話で結構
     盛り上がっていた時代でしたからね。
     
    >失ってはいけませんね、希望は。
     どんなに苦しく逆境の時にも、いやそんな時にこそ、希望の囀りを
     信じて、聞いて、生きていかなければならないのでしょう。

  • >>No. 5857

     新美南吉の詩も良かったですよ。
     童話も良いですけどね。
     幸福とは何か、考えさせられました。
     
     <幸福> 新美 南吉
     
     氷雨のあとの
     空に、
     涙
     のごわれた眼のように
     光りを澄む星たち
     わたしは鉄砲風呂に
       ひたりながら、
     湯の中へ かじかんだ
     指を花のように 開く
     ああ こんな幸福も
     あつたのか
     わたしが虫ならば
     こんなときだ
     ころころと唱いだすのだ
     
     
     <幸福> 新美 南吉
     
     障子の中で
     リーダを読んでる
     声のかはつた少年が

     ――Winter is over.
      Spring has come.

     障子にぽつと
     あかりがさした
     あたたかな蜜柑色に

     ――Spring has come.
       Flowers are out.

     妹は黙つて縫つてるか
     お母さんは風呂を焚いてるか
     
     ――Flowers are out.
      Flowers are out.

     屋根裏にぺんぺん草が生え
     ごらんよ 貨幣(コイン)ほどの一つ星

     さう、神様は忘れません
     御自分の創られた傑作の上に
     かうして目的をおくことを
     
    ** なんだか忘れていたもの、そしてとても懐かしいものを
       思い出しますね。

  • >>No. 5856

     久しぶりに午後5時のスーパーに行った。
     いやあ、すごい人にびつくり!!
     
    >こころ

     いくらこころがくだけても、それは自分自身の大切なもの。
     僕は時々自分を褒める(笑
     一人でよく頑張っているなぁオマエ。
     そうすると照れながら、心や体が応えてくれる…
     自分を大切にすること、この詩のように、ね。
     
    >カマキリ
     の餌にびつくりですね。
     生きるも死ぬも自然に任せるべきですよね。
     
    ** 村野四郎さん

     なんと言っても鹿の衝撃 大学時代よく読んだ。
     どうしようもない運命の中で、光る生、光る諦念。
     
     『鹿』村野四郎
     
     鹿は 森のはずれの
     夕日の中に じっと立っていた
     彼は知っていた
     小さい額が狙われているのを
     けれども 彼に
     どうすることが出来ただろう
     彼は すんなり立って
     村の方を見ていた
     生きる時間が黄金のように光る
     彼の棲家である
     大きい森の夜を背景にして
     
     ** 
      次の詩も好きだなぁ。時空の隙間から突然人が消えていく。
      まるでSF小説みたいですが、すごく切れの良い詩で、からっと
      していて、存在の危うさをさりげなく表現されている。
      最後のバラの花が村野さんの美意識でしょうね。美しい。
        
     『花を持った人』村野四郎
     
     くらい鉄の塀が
     何処までもつづいていたが
     ひとところ狭い空隙(すきま)があいていた
     そこから 誰か
     出て行ったやつがあるらしい

     そのあたりに
     たくさん花がこぼれている

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