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No.2506
折句 焦燥す
2013/02/21 10:23
顔見たし煩悩積りて焦燥す
昔はあの娘(こ)今は太陽
「焦燥す」で・・・
少女あり美しき笑顔にそそられて
奪いし心鈴の音に酔い
若い頃は色恋のことが頭を占め、彼女に会えないと苛々したものであったが、
枯れた今は雨や雪に苛々して、太陽が出てくれないかと対象が変わったようです。
今日は暫くぶりの快晴で気分は上々です。 -
No.2507
折句 期待外れ
2013/02/22 14:20
期待した春日の予報が裏切られ
犬も不貞寝で散歩に行かず
「期待外れ」で・・・
気になるはたかが予報と言われども
外れ予報の例が多すぎ
最近当地の天気予報は外れが多い。大雪が雨だったり、快晴が曇天だったり、
もっと正確な予報をやって欲しい。晴れぬと犬も散歩を拒否する始末。 -
No.2508
折句 梅の香
2013/02/23 12:11
そこはかとなく漂えし梅の香に
心温める小春日の朝
「梅の香」で・・・
梅の香が野点を包む偕楽園
踊る琴の音亮天に響き
漂う梅の香にかつて観た偕楽園の風景を想い出しました。もう観梅は始まったの
でしょうね。また一度は行ってみたいものです。 -
No.2509
折句 春野菜
2013/02/24 15:01
雑草の生命力に負けまいと
霜もものかわ春菜は育つ
「春野菜」・・・で
春まだき累々積雪屋根を越え
逆巻く吹雪何時果てるやら
今最強の寒波が北日本を襲い、数メートルの積雪で、地域の人たちはご苦労されて
おります。そんな天気予報を聴く度に心が痛みます。一方雪なし県の当地は、春を
先取りしたように菜園の春野菜はよく育っています。申し訳ない思いです。 -
No.2510
折句 蝋燭の火
2013/02/25 17:07
消えかかる蝋燭の火の炎ごと
臨終近し冬大将軍
「蝋燭の火」で・・・
ロシヤから海を渡って空被う
苦悩与えし非情な寒波
史上最強の寒波が北日本を襲っていますが、消えかけた蝋燭の大きな炎や新星爆発のように、これは臨終の現象です。冬将軍の最後の足掻きであるこんな寒波はこれが最後でしょう。雪国の皆さん頑張ってください。 -
No.2511
折句 甘い罠
2013/02/26 16:01
口先で釣られる民の愚かさは
洋の東西何処も同じ
「甘い罠」で・・・
甘言に捲かれし事実を何時か知り
禍己に泣けど遅かる
国民とは苦を避け楽に走りやすい。国家の窮状を訴えても無視され、甘い政策を掲げる政治家を選んでしまう。何時かそれは国家存亡の危機を招き、大きな苦となって国民に返るだろう。 -
No.2512
折句 嫌な爺
2013/02/27 11:20
乱高下助平親父に掻き回され
安倍さんかんむり嫌な爺と
「嫌な爺」で・・・
いけすかぬ山師爺めなじりたし
爺は引っ込め隠居したまえ
ベルルスコーニ復活で、アベノミックスに水を差された安倍さんは、ご立腹のことだろう。放漫な国家経営は何時かは破綻してユーロ―安を招き、折角の円安を円高に戻す悪夢が見え、腹立たしく、女たらし爺さんの復活に苦り切っているだろう。「爺引っ込め隠居しろ」と言いたいと思うよ。下衆っぽい言い回しをお許しあれ。 -
No.2513
折句 理不尽な国
2013/02/28 12:14
盗人は捕えたれども盗品は
返還せずとは理不尽な国
「理不尽な国」で・・・
理に反す風潮損ねる人倫に
奈落に落ちる国の信用
対馬の寺から盗んだ仏像を、あれは日本に奪われたものだから返還することはないと提訴した国民の意を汲み、14世紀に遡り取得手段の説明を日本に要求し、それまでは返還しなくてもよいと韓国の地方裁判所が判断したとのこと。国際法を無視したこんな判決がまかり通るとは、呆れた国である。世界の信用を失うこと必定であろう。 -
No.2514
折句 温き春風
2013/03/02 11:28
如月の寒さに耐えて入る弥生
温き春風心も軽し
「温き春風」で・・・
温るむ湖水(うみ)故郷(くに)へ帰ろか北の地へ
はるばる帰行風のまにまに
やっと3月に入り寒い冬ともおさらば、明日はひな祭りですね。
渡り鳥たちも春一番に乗り北帰行を始めました。お彼岸もまじか、
なにか気持ちが軽やかになります。 -
No.2515
折句 雛人形
2013/03/03 11:46
飾られることも無くなる雛人形
子供巣立ちし家の多かる
「雛人形」で・・・
緋毛氈並ぶ雅な人形は
玉顔そろいて宴楽しみ
当家の五段飾りもしまわれたままで出番なし。一寸寂しけれど、これも時代の
流れかもしれませんね。折句は語呂合わせでした。 -
No.2516
折句 愛悲し
2013/03/04 13:03
痛ましき雪禍に逝きし父親の
娘を護る愛情の悲し
愛深く抱きて娘を庇いつつ
為す術もなく死せる父親
北海道を襲った猛吹雪は8人もの命を奪った。特に雪に埋もれながら娘を護り、
自らは凍死した父親の愛情に、感動とともに悲しみが沸く。今はご冥福を祈る
ばかりである。折句にするのは躊躇いを覚えたが、この悲しい美談に感じ入り
投稿させていただいた。 -
No.2517
折句 啓蟄は
2013/03/05 11:20
今日は24節気の啓蟄です。
啓蟄は虫の厄日にあらずして
春に目覚めし虫の営み
「啓蟄は」で・・・
毛虫なれ芋虫なれど地下を飽き
次々地上に春を謳歌す
でも庭師たちは木に菰を巻いて虫を呼び寄せ一網打尽にする積りです。
虫たちよ騙されないようにね。 -
No.2518
折句 散歩再開
2013/03/06 11:16
啓蟄を合図の如く気が温み
虫に誘われ吾も散歩に
「散歩再開」で・・・
サンシャインポカポカ陽気にさて腰を
犬も喜び会話も弾む
寒いうちは散歩もサイクリングもサボっていましたが、急に陽気がよくなり、
ごろごろしてはいられなくなりました。 -
No.2519
折句 気候変動
2013/03/08 10:24
急激な変化は性に合わねども
寒から一跳び暖は歓迎
「気候変動」で・・・
気温とはこうまで激しく変化する
どの道春は浮気な季節
ついこの間は寒い寒いと愚痴ってたが、今週は23度まで上がり5月の気温とか。
でも暖かいのは歓迎ですね。 -
No.2520
折句 スマートフォン
2013/03/09 12:03
高校の合格褒美のスマートフォン
使いこなせず泣く孫娘
「スマートフォン」で・・・
凄まじきマーケット展開取れシェアー
浮沈がかかり音頭とる業者
孫娘は中学生の時携帯の所持が禁止されていたので、私の携帯を略奪して使っていたが、今度狙った高校に合格したので父親から褒美にスマートフォンを買って貰い、有頂天になった。しかし操作が難しく、受験より難しいと泣きべそかいている。
私なども普通の携帯さえ完全には使いこなせていない。どんどん時代に取り残されていくようである。でも携帯市場が飽和した現在、スマートフォンは業者の市場奪取の新規事業なのである。これが行き着いたら、必ずまた新製品が出てくる。私は業者のカモになる気は全くないし、携帯中毒患者にもならないだろう。 -
No.2521
折句 まやかしだ
2013/03/10 12:39
明日で震災と原発事故二周年。然し復興は遅々として進んでいない。
特に原発事故被害者の救済が場当たりで、おかしい。
広大な山林除染は出来もせず
スポット除染で村民帰れと
「まやかしだ」で・・・
真に受けてやがて災難返りくる
真の救済大構想で
除染したから帰村してくださいと言っても、村民は怖くて帰れない。周囲の山林には高放射能が残留していれば、いずれ呑み込まれてしまう。スポット除染はまやかし臭いことを村民は知っている。チェルノブイリが採った新農村都市構想など日本ではできないのだろうか? 全国に離散した被害者を本当に救う政策を政府は考えるべし、である。 -
No.2522
折句 鎮魂の祈り
2013/03/11 12:06
今日は東日本大震災二周年。
鎮魂の思い新たに3.11
観るに忍びぬあの地獄絵図
「鎮魂の祈り」で・・・
沈痛な恨事は永久に残り記す
祈らん冥福臨し周忌に
逃げながら濁流に呑み込まれてゆく親子連れ、あの悲惨な光景を忘れることはできません。二万余の死者、行方不明者の無念さは如何ばかりのものか、想像を絶します。今はただ亡くなられた方々に鎮魂の祈りを捧げるのみです。
大地震、大津波は日本では避けられません。我々は東日本大震災に目を背けず、これを教訓として生かし次なる災禍に備えるべきと思います。 -
No.2523
折句 卒業式
2013/03/12 12:17
苛めっ子苛められっ子一様に
涙をながす卒業式に
「卒業式」で・・・
揃い踏み強きも弱きも行儀よく
神妙な顔希望を胸に
当地の中学校は今日が卒業式。この日だけは皆緊張して式に臨んでいます。いい想い出、悪い想い出が脳裏を駆け巡り、今日が別れと思えば涙も出るのですね。 -
No.2524
折句 喜ばし
2013/03/13 17:07
春闘の満額回答喜ばし
恩恵及ぼせ派遣やパートに
「喜ばし」で・・・
良き流れ労働対価の向上は
万人潤し四周を明るく
このところ春闘の明るいニュースが踊っているが、関係のない私も嬉しくなる。但し、賃金アップは一流企業の労働者だけではなく一般企業にも、また非正規労働者にも及ぼしていただきたい。貧富の格差をなくす努力を。

折句 氷雨降る
2012/12/30 14:11
暮れ迫り氷雨が庭の大掃除
青葉生き生き陽の出るを待ち
「氷雨降る」で・・・
柊が冴えた色して目を見張り
防ぐ侵入流浪の鬼を
柊が出たらこうなってしまいました。折句とは最初の文字で
決まっちゃうようです。所詮言葉遊びです。