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5/15の北國新聞社の記事です。

小松ウオール、加賀に新工場

小松ウオール工業（小松市）は、加賀市内に新工場を建設する方向で調整に入った。小松市内の本社、既存工場から近い片山津地区などを候補に、今月中にも最終判断するとみられる。首都圏の大型新築ビルの建設ラッシュで間仕切り需要が高まっており、生産能力を拡大し、増産に対応する見通しだ。

小松ウオール工業は１４日、北國新聞社の取材に対し、加賀市での増設計画があることを認めた上で「詳しい内容についてはまだ言えない」としている。
同社は小松市工業団地に第１、２、３工場を持つ。関係者によると、新工場の着工時期を来期以降と想定して準備を進めているとみられる。

小松ウオール工業の２０１３年３月期の単体決算は増収増益で売上高、営業、経常、純利益とも過去最高を更新した。首都圏の再開発など新築ビルの移転需要を取り込み、業績は大きく伸びた。１４年３月期も売上高は１１・９％増を予想しており、首都圏は２０％程度の伸びを見込む。