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投稿コメント一覧 (8コメント)

  • 上げたり、下げたり、マスコミは何がしたいんでしょうか??

    もちろん患者が理解した上でということが前提ですが、処方権は医師にあるので、基本的には医師とメーカー側のディスカッションで処方の方針を決めるべきです。今の報道により「ゾフルーザを出せ!」という患者もいれば「ゾフルーザを出すな!」という患者もいて、医師の判断が無視されかねません。より良い医療を実践するためには、マスコミは医療用医薬品の過剰な報道は自粛するべきと考えます。

  • >>No. 42


    耐性についてデータは厚労省にもFDAにも提出されていました。そのデータの検討を経て、現時点での臨床への影響はないと判断されて承認を受けています。全く隠されたデータではありませんし、厚労省とFDAの判断よりも、「〜かもしれない」というイメージが優先されて処方されなくなることは残念です。そしてウイルスが再度排出されるのではなく、一時的にウイルス力価が上昇するだけです。

    今年の大流行についてですが、ご存知かと思いますが、今年はH1とH3の両方が半々の割合で流行している非常に珍しい年です。これが大流行の原因と考えることが自然ではないでしょうか?

    亀田総合病院は不採用ではなく、今期は採用見送りです。新薬なのでタミフルと比べてエビデンスが乏しいのは間違いないので、このような判断をする施設があるのは当然でしょう。今後、エビデンスが固まれば再検討されるのではないでしょうか?

  • >>No. 27

    インフルエンザウイルスは増殖の際の遺伝子の保存性が低く、非常に変異が起こりやすいRNAウイルスという種類に分類されます。そのため体の中で増殖する過程でも変異を起こし、様々な性質を持ったウイルスが自然にできます。
    ゾフルーザを服用した人の体の中で、ゾフルーザに耐性を持ったウイルスが偶然できた場合、このウイルスのみが増殖できる環境となるため、ゾフルーザ耐性ウイルスのみが増え、検出されるということもあるでしょう。
    実際、耐性ウイルスが検出されたのはゾフルーザを服用した人からのみで、他の薬剤服用および無治療の人からは検出されていません。メディアが勘違いして煽っている「10%の人は耐性ウイルスによりゾフルーザが効かない」ということならば、ゾフルーザを服用していない人からもゾフルーザ耐性ウイルスが検出されるはずです。もし、今後このような誤った認識の報道を見かけた際には、訂正を求める必要があるかもしれません。

    問題なのは、この耐性ウイルスが他の人に感染するかどうかです。体の中でしか増殖できず、他の人に感染しないなら、免疫応答により体の中で押さえ込まれる一代限りで死滅するウイルスなので問題はないです。耐性の形質を残したままで、外の環境で生き残る細菌とは異なる点はここです。耐性「菌」と混同して語っている自称専門家がメディアには多いですね。医師は医療の専門家であり、ウイルス学の専門家ではないので仕方ないかもしれませんが。
    もちろん他の人にも感染するのであれば季節性の株として流行してしまう可能性もあります。ただ現時点では非臨床試験の結果から増殖能が低いことが示されていますので、この可能性は低いと考えられます。しかし今後も注意してモニタリングする必要はあるでしょう。

  • >>No. 8

    同意です。耐性ウイルスの臨床効果への影響を厚労省およびFDAが評価して、現段階で問題でないと判断されたため承認された薬です。もちろんモニタリングはしっかりされているそうですし、今報道されている内容は全くの既知の内容なので、薬の価値が下がることはありえません。
    もし日本がイメージだけで、革新的な薬が使われなくなる国だとすると今後の医療の発展はないでしょうね。

  • 耐性ウイルスの話ですので、投与された人の体質とは一切関係ありません。2回目は効くとか効かないとかの情報をSNSで見かけますが、根本的に認識が違うと思います。

    やや専門的な話になりますが、インフルエンザウイルスは増殖の際の遺伝子の保存性が低く、非常に変異が起こりやすいRNAウイルスという種類に分類されます。そのため体の中で増殖する過程でも変異を起こし、様々な性質を持ったウイルスが自然にできます。
    ゾフルーザを投与した人の体の中で、ゾフルーザに耐性を持ったウイルスが偶然できた場合、このウイルスのみが増殖できる環境となるため、ゾフルーザ耐性ウイルスのみが増え、検出されるということもあるでしょう。
    問題なのは、このウイルスが他の人に感染するかどうかです。体の中でしか増殖できないなら大きな問題はないですが、他の人にも感染するのであれば季節性の株として流行してしまう可能性もあります。現時点では非臨床試験の結果から増殖能、感染性ともに低いことが示されていますが、今後も注意してみる必要はあるでしょう。

  • ディフェンシブ寄りの製薬業、しかも準大手メーカーでここまで崩れるとは…
    製薬メーカーの間で明暗が分かれてきた感じがします。厳しい変化に対応できるメーカーがどこなのか、見極めが必要ですね。

  • 現在流行している季節性のインフルエンザウイルスの10%がゾフルーザ耐性ウイルスである様に報道するマスコミはすぐに訂正するべきでしょう。ゾフルーザを投与した患者の10%から耐性ウイルスが検出されたのです。他の薬剤を投与した、または無治療の患者からはゾフルーザ耐性ウイルスは検出されていません。
    そもそも耐性ウイルスは増殖能が低いことがすでに報告されています。動物実験の結果からは感染性が低いことも示唆されています。問題は耐性を持つかどうかではなく、耐性ウイルスが感染性を持つかどうかでしょう。

    「耐性」という言葉だけを捉えてゾフルーザを批判する方は、もう少しデータをしっかり見て冷静に判断するべきではないでしょうか?SNS上には変に不安を煽る情報が拡散されており、うんざりします。

  • 冷静になりましょう。
    SNSやメディアの報道には認識の誤りが多いです。耐性菌とRNAウイルスにおける耐性のシステムを混同している話が多過ぎます。

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