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もう書き込まないと書きましたが撤回します。

明治ホールディングスと比べて、グリコの体質が前近代的な印象を与えることは否めません。
江崎家は王朝を連綿と続けたいと思っています。

じゃあ、会社としてもそんな古臭い体質なのか。決してそうではありません。グリコは
はるか昔から週休二日制を導入しているし、福利厚生面はしっかりしています。
財務基盤も盤石で、昔は無借金経営でよく知られてしました。
そんな会社だから、大学生の就職先としても以前から高い人気を誇っています。

江崎家としては王位継承で波風を立て、株価が落ち、物言う株主のファンドから狙われるような展開は避けたいはずです。ファンドからすれば、事業内容や経営指標は魅力的に映ると思うんです。

一投資家の視点からすれば、ファンドに狙ってもらい、経営に緊張感を与えるのは大いに結構なんですが、
江崎家は困ると思うんです。そのためには、業績をますます上げ、株価もどんどん上げることが
至上命題です。

お坊ちゃま独裁者とされる悦朗氏が経営者として有能なのか、無能なのか。
まずはそこがすべてです。

批判を受けることはいいことです。悦朗は批判を受けたことがないと思います。もちろん、明らかなデタラメ、しかも意図的な悪意に満ちた記事で、名誉棄損に該当するなら、訴えたらいいと思います。

上場企業の社長というのは公人です。グリコが江崎家の私物でないのは言うまでもなく、
投資家はきちんとチェック機能を果たし、伝統のある超名門・グリコの世界展開を
期待しようではないですか。

これ以上書き込みません。

基本的にはファクタのような三流、四流雑誌を相手にする必要はありません。
ただ、悦朗問題はあるのかもしれません。
グリコは伝統のある真面目なクリーンな企業ですが、
最大の懸案は王朝の継続、継承問題です。
とにかく企業経営は数字が伴うかどうか。
その点では政治家よりも厳しいです。
投資家として、きちんと見ていきたいと思います。