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投稿コメント一覧 (199コメント)

  • 🔳フッ素、フッ化水素水の市場。
    🔳参考になればと考えております。

    皆さまもご存知のように、工業用途として使用するフッ化水素水は,蛍石に濃硫酸を加えて加熱し,発生するフッ化水素を水に吸収させて作った溶液がフッ化水素水です。

    ここで、問題になるのが『素原料』となる【蛍石】になります。何が問題かと言うと、日本では採石出来ませんので、100%輸入することになります。
    蛍石の80%以上は中国産に依存しています。中国政府側のさじ加減にて価格と輸出量は決定します。

    現在、日本国内で大量にフッ素を使用するものは、フッ素コーティング材が直ぐに浮かびますが、事業所等における使用料は半導体工程とフィルター製造工程が大量に使用します。
    具体的には、半導体ではHFの状態にて結合させてエッチング工程などで使用します。
    また、フィルターとは身近では空気清浄機等に使用するフィルターも蛍石から作り込みます。特に微小浮遊物用途のフィルターはフッ素無しでは作れません。

    ステラ社では主に溶液供給になりますのでフィルター等は生産しておりません。
    今後は、半導体事業所向けのビジネスと半導体以外のビジネスについて売上げ比率を考察する必要が有ります。
    構成比により利益率が変化してきます。

  • ■半導体開発者が語る実態

    半導体工場では、主に活性ガス、不活性ガス、溶液と分類される特殊な物性ガスや溶液が前行程では常時大量に使用されます。
    また、インプラ工程のように非常に危険なガス(ホスフィンなど)や、また、洗浄工程では酸性度が高い濃硫酸溶液など様々なものを日々消費しています。

    先に、売却した場合の『業者への影響』は、最初の1年間は、ほぼ有りません。
    理由としては以下の2つです。

    ①年間供給契約をかわしている。
    ②危険物取扱い指定業者としての実績。

    特に、大量に使用する不活性ガスコストは他社と比較しますが、トン辺りで大きな差は有りません。むしろ、供給量の安定化が最優先です。過去半導体の前行程のラインでは様々なガス爆発事故や溶液後処理事故など表に出ない事故も含めると多数有り、『安全面の実績が重視』されます。
    以上の事から、当面は売上げ利益も計画通りに進捗すると考えます。

    この会社の問題は、やはり東芝四日市工場主体に偏重していることです。
    過去を紐解くと三重四日市近隣は、F社桑名工場など6インチ、8インチ換算で3-5万枚/月の工場は数ヶ所有ったがシェアを伸ばせずに現在に至っている点。永遠に継続する顧客契約は存在(笑)しないので、今後のストラテジー有無に注目です。

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