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No.715
もう自社開発路線に完全に切り替…
2019/12/09 09:44
もう自社開発路線に完全に切り替えて、必要な増資をガツンとやって、短期組を絶滅させる方針を発表するのがいいんでないかい(笑)。
有無を言わせず突っ走る。 -
No.2018
既報の通りAbbVie社は20…
2019/12/08 22:17
既報の通りAbbVie社は2019年6月25日、Allergan社を約630億ドル(約6兆8000億円)で買収することを発表しましたが、その背景にあるのは、同社の屋台骨であり売上高の約60%を占めている抗TNFα抗体の「ヒュミラ」(アダリムマブ)の特許切れ(2023年)が近づいていることですよね。
この脱ヒュミラの答えがAllergan社の買収であり、これによりAbbVie社の売上はRoche社、Pfizer社、Novartis社やJ&J社などと共に世界のトップ5メガファーマになるわけです。
Allergan社の買収後の新生AbbVie社のパイプラインは、血液癌、固形癌、免疫、神経変性疾患、美容医療、眼科、消化器など多岐にわたる領域に広がるわけですが、同社によれば、今後の経営課題の一つとして買収後3年目までに早期開発品の最適化や重複する研究開発資源の削減を行い、コストシナジーを求めていくことだそうです。
この「早期開発品の最適化」の戦略の下、実際のところMシリーズがどういう扱いになるのかは当然ながら未知数です。
それでAbbVie社の現在のパイプラインを見てみますと、多くのパイプラインは癌関連(20本以上)と免疫疾患関連(10本以上)であり、Mシリーズが含まれる神経変性疾患の領域ではパーキンソン病にかかるP3とP1が一本ずつ、アルツハイマーに係るP2が二本(二本とも同一の化合物であり、そのうちの一本は5年以上に亘る安全性の長期確認のためだけであり実質的には一本といえる)、そして多発性硬化症(MS)が一本とあまり多くありません。
極めて単純な第一印象からすると、パイプライン全体のバランスからして神経変性疾患のMシリーズが追加されることには問題はなさそうな感じがします。
問題はアルツハイマーに係るP2の内容ですが(NCT02880956、CT03712787)、これらは早期のアルツハイマー病を対象にし、抗タウ仮説に基づく抗タウ抗体(tilavonemab ABBV-8E12)が被験薬であり、日本を含むグローバル治験が実施中です。
1本目の試験は2016年10月に開始、2021年7月に終了予定(n=453)。2本目の安全性のみの治験は2019年3月に開始、2026年10月に終了する計画です(n=360)。
結構な力の入れようだと思いますが、長期安全性の治験結果は2026年以降であり、いずれにしても少なくとも2021年7月までは治験結果は出て来ないでしょう。
さてこの状況をどう捉えるべきでしょうか。
過去20年で4勝146敗のこの分野で、アリセプトを含む4つの承認薬もその有効性は極めて限定的です。
先日発表されたバイオジェンとエーザイの共同開発によるアミロイドβ仮説によるアデュカヌマブもその治験データは錯綜しており、FDA側としても今回の承認審査は未知の体験となるだろうとの専門家の見方があります。
またタウ仮説の真偽も全くこれからの状況です。
こうした状況下、自分は現在AbbVie社で行われているタウ仮説とは全く違った作用機序であるMシリーズは同社にとっても大変魅力ある存在だと思います。
現在開発中の多くのアルツハイマー治療薬は注射剤であり(AbbVie社のABBV-8E12も注射剤)、患者が生涯に亘って長らく使用することを考えると経口のMシリーズの利便性は際立っています。
またこのタイミングで発表されたKaruna Therapeautics社のP2成功の発表は、M1やM4をターゲットにするMシリーズには極めてポジティブな影響があったと思っています。
そしてAbbVie社がAllerganとの合併発表時の戦略として
AbbVie is investing to become a market leader in treating neurodegenerative diseasesとこの神経変性疾患分野への野望を述べていることも心強いですね。
自分は、AbbVie社がこの神経変性疾患分野でのマーケットリーダーになるための大きな原動力として是非ともMシリーズを強力に推し進めていってもらいたいと願っています。 -
2019/12/07 19:02
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No.583
ここの社長のいい薬ができたんだ…
2019/12/07 17:20
ここの社長のいい薬ができたんだなあとか、
ホームストレッチが何とかとか、株主と美味い酒を飲みたいだとかの言動のみを根拠に導出どうたらとか騒いでる連中は前回の説明会のビデオを見たら真っ先にトンズラするべきじゃないのかい。
あの表情とか見てたらとてもじゃないがメガへの導出どころの騒ぎじゃないわな。
なんで今でも持ってんだよ?
サイコロ振ってる方がよっぽどマシだろうが。 -
No.579
Re:自分なりに一生懸命考えてはみた…
2019/12/07 16:54
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No.575
Re:ただ、劇的に効いていないにしろ…
2019/12/07 16:29
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No.574
Re:余命3年を3ヶ月伸ばしている可…
2019/12/07 16:26
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No.568
まあ著効する薬がこの世に一つで…
2019/12/07 15:55
まあ著効する薬がこの世に一つでもあったら教えてくれよ。
今年の9月に公表されたALSに関してのFDAのガイドラインでは
5. Accelerated Approval Considerations
Given the typically rapid progression of disease in ALS patients (recognizing considerable heterogeneity in the course of individual patients), it is feasible and most efficient to establish a clinical benefit based on clinical endpoints capable of supporting full approval, even if the benefit is modest. In general, that benefit can be established in trials of practicable size and duration (i.e., 6 to 12 months).
とわざわざeven if the benefit is modestといっている。
いかにALS治療薬に有効な薬がないかの証左だよね。 -
No.2015
2018年2月にFionaがH…
2019/12/07 15:37
2018年2月にFionaがHeptares退社時に残したテーマの一つ。
Heptaresはallosteric sitesについてはPAMやNAMなどの研究を相当前から実施している。ご参考まで。
Another thing we’ve found from our structures is how many different allosteric sites GPCRs have.
It’s easy to think of GPCRs as having a hole in the middle where the drug sits, and that’s certainly where a lot of the endogenous ligands bind.
It’s also where a lot of approved drugs bind, because many of these actually came from analogues of the natural ligands.
But what we’ve found from structures over the past couple of years is that there is a huge diversity of allosteric binding sites all over these proteins.
There are binding sites on the outside of GPCRs, at the interface with the lipid membrane and even completely on the inside of the cell.
Nobody realized this, and it now throws a totally different light on how chemists think about optimizing GPCR hits.
It has also opened up interest in looking for allosteric modulators of GPCRs, because they can have quite different properties to orthosteric drugs. -
No.2012
別にムスカリンサブタイプに限ら…
2019/12/07 14:51
>>No. 2011
別にムスカリンサブタイプに限らずすべての研究開発に「開発の余地」はある。
ここでわざわざ挙げられたことは何か特別な意味があるんでしょう?
具体的にどういう開発の余地があるのかな? -
No.2002
まあ3Q11月12日の短信でわ…
2019/12/06 18:22
まあ3Q11月12日の短信でわざわざ「研究開発に関する既存の提携先からのマイルストンに関する収益を見込みます。」といっているので特にサプライズではないんだが、再確認できたのはいいことかな。
中国保険収載の時期はやはり会社としてもサプライズだったんだね。
実はこれは非常に大きい話なんだろうね。
誰もM4については質問しなかったのかなあ。 -
No.438
まあ自分としてこれ以上なく有利…
2019/12/06 16:21
大体が新薬を生み出すなんてこと…
2019/12/09 10:14
大体が新薬を生み出すなんてことはクレイジーな世界さ。それがDRであろうがね。
バイオベンチャーの株主にもクレイジーさが必要なんだよ。
ただしたまごは一つのカゴにはいれないことさ。要は多神教の信者になるということ。