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投稿コメント一覧 (877コメント)

  • >>No. 5847

    なんとgorochanさんと同じ時に読んでいたようです。
    図書館の新刊にあったので予約したのですが、単行本になっての新作で、実は再読でした。
    ストーリーは報告されているので、単行本の後ろにあった竹内結子と作者の対談について。
    私はテレビドラマをこれは見ていないのですが、どうにも作者は竹内さんがヒロインにぴったりと言うのが、ずいぶんイメージが違います。
    牧田という暴力団の姫川が好きになる男性は、映画では大沢たかおさんが演じるとのこと。
    どんな映画になるでしょうか?

  • >>No. 5848

    60才に近くなった女性作家と80代の母。
    母は看護師を退職してから、ダンス教室に通いだし今も元気いっぱい。
    しかし、相当口が悪く電話で話してもいつも普通の会話がけんかになってしまう。
    それでも1人で暮らしている母。
    そして、久しぶりに上京してきた叔母も夫を亡くしてから1人で金物屋を続けてきたのを処分して、一息ついたところ。
    だんだん年老いてくる自分と母を重ねながら読みました。

  • >>No. 5849

    元国語の先生をしていた母が呆けてきて入院しているが、嫁は折り合いが悪く面会に行かなくなっている。
    息子は定期便といわれるほど母のもとを訪ねている。
    物語は嫁の妹が同級生との旅行帰りに失踪したことから始まる。
    次々に不可解なことが起こり、だんだんいろいろなことがつながっていきます。
    何とも哀しさの残る物語で、この本も老いについて考えさせられるところがありました。

  • >>No. 5854

    再読でしたが、前半の痴呆病棟に入る老人達の1人1人の様子が描かれている部分が、実際の医師として出会った人たちを描いているのか、それぞれが生き生きとしていて説得力がありました。
    後半は、老人の死亡を巡って、医療のもつ現代的な課題がつきつけられます。
    最近では受精卵診断ができるようになったけれども、その使い方や診断後の体制についていろいろ議論がされているところです。
    小説でありながら、考えさせられる本でした。

  • >>No. 5855

    亡くなったばかりの人の手に触れると、その死者の直前の思いが見えるという不思議な能力をもった女性葉月。
    その父親が失踪し、父親の行方を捜す彼女の身にも危険が迫る。
    人には言えないような能力をもつ、というストーリーは自分としては余り好みではありません。
    タイトルのキルリアン写真というのは、写真を撮る時に被写体の上に金属板を置いて、そこに高周波高電圧を流すことによって、きれいな放電が起こり、それが生体エネルギーを発しているような写真となるものだそうです。

  • >>No. 5856

    初めて読んだ作家です。
    2010年直木賞受賞作家とのこと。
    大学生になって上京した時に再会した高校時代の非常勤の英語の教師と同棲したが、とんでもないDV男性で、通帳をもって逃げ出した女性。
    逃げ出した先で出会った7才のフィリピンンの血の混じった男の子ニノ。
    ニノは灰色の男から逃げていると言い、2人で逃走を始める。
    舞台となるのが都会から離れた南ののどかさをあふれさせた土地で、なんだかそんなところに行ってみたい気にさせられました。

  • >>No. 5861

    下町の便利屋で、時には飲食店の用心棒のようなことをしている主人公。
    もともとは探偵事務所に勤めていたのが、事情があって今はそのようにして暮らしている。
    そこへ依頼に来たのが、槍ヶ岳に登れるようにトレーニングしてほしいという50台の男性。
    事情は詳しく語らないものの、寡黙に訓練に取り組む。
    いよいよ今度は槍ヶ岳に挑戦という目前で、男は姿を消してしまう。
    1度は離れたはずの、探偵としての気持ちが抑えられなくなって動き出します。
    うまい話の展開に引きずられて読んでいました。

    新しい形式は、字も小さく読みづらいですね。
    本のタイトルも目立たないし・・・
    スマホを持っていないので、私には便利にはならないです。

  • >>No. 5862

    妻の病気のために、百貨店を早期退職して看病したが、妻が亡くなって力が抜けてしまっていた男性。
    久しぶりに飲み屋を訪れて、ママの紹介で客の相談に乗り、行き詰っていた人々を救っていく。
    力がありながら、今は主流の人との対立などで閑職に回されたり、うつ病になっている人たちが力を取り戻していく。
    最近は、大企業の追い出し部屋なるものが明らかになったようですが、何だか今日的なテーマだな、と思いました。

  • >>No. 5863

    ガリレオシリーズの7作目ということになっています。
    短編が4作ありますが、1作目の「幻惑す」というのが、特に面白くうまいな、と。
    新興宗教の教団で、気功を取り入れた教祖の念で、教団幹部の1人が窓からとびおりて死んでしまった真相をさぐる、というものですが、話がひととおりで終わらないところがなるほどと思わされました。

  • >>No. 5867

    お金持ちだけしか住めない超高級住宅街が塀に取り囲まれて作られている。
    マナトキアという名前のその街に住む人々と、そこで警備員をする恋人をもつ女性、また仕事でマナトキアに入った施設管理の職員を交錯させて物語は進む。
    入り口に警備員を配置して作られた、人工の街に住む人たちの特権意識に潜むこわさを面白く描き出しています。

  • >>No. 5868

    「県庁の星」などどちらかというと明るい作品を書く作家のイメージがあったのですが、デビュー作はなんともシリアスな内容でした。
    家庭に恵まれなかった中学3年の少年の日記というスタイルで、物語が進みますが、いい先生と友達に恵まれてはいるけれども、子供らしい素直さがあるだけに悲しく、涙がこぼれました。

  • >>No. 5869

    前にも書いたかもしれませんが、物語を作るのがうまい作家だと思います。
    連作短編という風に話が進みます。
    中学生の頃いじめにあっていた時の心の救いが物語を書くこと。
    そして同級生の女の子も家庭に問題を抱えていて、少年の物語に絵をつけて2人で絵本を作っていた。
    それがひょんなことから高校生になった2人は別れてしまうことになる。
    それぞれの話の終わりがスリリングなところで終わって、次の話につながっていきます。

  • >>No. 5870

    地方都市を舞台にした警察ものです。
    主人公の刑事は高校生でこの町を出て暮らしてきたが、ある事件の捜査に関わるために戻ってくる。
    高校生が誘拐されて、身代金受け渡しに失敗したために起こったと思われていた事件の真相が明らかにされていきます。

  • >>No. 5871

    K・S・Pという歌舞伎町特殊分署という警察が舞台の小説です。
    これは壮大なシリーズものの1篇だそうです。
    ただ、中国マフィア、と関西の暴力団、もともとの歌舞伎町の暴力団が入り乱れて、少々私としては消化不良を起こしてしまいました。
    刑事たちのキャラクターは特徴あって、よかったのですが・・・
    登場人物が多かったかな、と。

  • >>No. 5872

    世間には知られていないが、ある新興宗教の団体が絡んで、余命短い人を生きたままの段階で冷凍保存して、将来的に治療法が見つかった時に再生させる、という技術が確立した、という想定が共通の短編集。
    最初の2編くらいは面白かったのですが、後半はそういう技術を知った人の思惑が交錯して話が複雑になってしまった感じが否めませんでした。

  • >>No. 5873

    音楽大学で学んでいた友人たちがそれぞれの道を進んでいたかと思われたが、ある日首なしの白骨が発見される。
    自分の記憶の中から一部分だけを消していた女性とその周辺の人物たちのあやういバランス。
    凝った作りになっていますが、捜査に当たる刑事の人物の悪さが?という気がしました。

  • 最近改装されて話題になっていた東京駅。
    けれども、よみ始めてみたら時代は相当昔で、東京駅の建設が始まった頃から始まります。
    少しずつ時代が流れて行き、主人公たちが交代して、また年をとっていきます。
    駅という様々な人が行きかう場所であるから生まれた短編です。

  • ニューヨークの特殊警察の隊長が、警視庁に視察に訪れた。
    その公式訪問とは別に、IT企業のトップから自分の戦友である副社長が日本で行方不明になっていることを知らされ、行方を捜すことになる。
    しかし、事情をさぐるうちにいきなり襲われて、そこで元刑事だった今は便利屋をしている濱崎という探偵と出会う。
    助けられたとはいえ、その後は関わってほしくはないブラウンと、ブラウンの動きに抑えようのない好奇心をもってしまった濱崎。
    性格もまったく違う2人のぶつかりあいが物語を面白くしています。

  • 副題は「岩手県災害対策本部の闘い」。
    小説という形で書かれていますが、東日本大震災に襲われた岩手県の県庁で、医療対策班で活躍した医師を主人公に当時の9日間を明らかにしています。
    あらためて、震災当時の混乱を思い出し、その現場の様子が描かれえいるのを読んで、本当に大変な事態であったと思いました。
    岩手県では、災害医療に志のある医師が、対策の必要性を何年か前から県庁に通っては説いて、震災前には大規模な訓練までしていたという事実も知ることができました。
    これから学んでできることを考えたいと思います。

  • sabisinboさんの名前が変わって、なんだか変な感じですね。
    同じ頃に同じ作家の書いたものを読んでおられると、不思議な縁を感じます。

    ハワイ島に日本での小学校教員の仕事を辞めて、特にあてもなくやってきた主人公の男性。
    友人が紹介してくれたホテル・ピーベリーに3ヶ月の予定で到着し、ハワイ島の自然と風土に癒され、オーナーの和美の人柄に心地よい日々を送り始まる。
    そんなある日起こった宿泊客の事故。
    そこから何かがかわりはじめていきます。

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