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No.9413
年の暮
2012/12/24 12:23
皆さん、こんにちは。
>くるみ割り人形聴きに行く聖夜 江戸人
くるみわり にんぎょうききに ゆくせいや
チヤィコフスキ作曲の「くるみ割り人形」の演奏を聴きに行かれますか!
クリスマスの夜に始まった少女マリーの不思議な夢の世界が目に浮かんで来ますが、聖夜に相応しい曲ですね。そう言えば、赤坂CTシアターで、
「くるみ割り人形」のバレエ公演が始まっているそうですね。
いたずらに過ごす一日や年の暮 大和男 -
No.9416
年忘れ
2012/12/25 17:05
皆さんこんにちは。此のところの天気予報を聞いていますと日本列島全体が寒波に包まれているようで、朝と昼間の気温差が少なくて寒いですね。
>チヨーク手に道路へお絵かき冬休み あかり
冬休みの児童達は寒さに負けないで遊びに夢中なんですね!
チヨークでお絵かきするには車の往来が無い場所でしょうから多分、
マンションなどの敷地内の狭い道路なんでしょうね?
>膝ぽんと思ひだしてる十二月 江戸人
ひざぽんと おもいだしてる じゅうにがつ
暮も押し詰まって多忙な毎日かと思いますが、あれやこれやに追われて
すっかり忘れていたことでも思い出されたのですね!
喃喃と語る男や年忘れ 大和男 -
No.9418
夜話
2012/12/26 17:46
皆さん今晩は。
>凍蝶にすげなく移りゆく日ざし 江戸人
いてちょうに すげなくうつり ゆくひざし
写真の葉牡丹は見事ですが、正月の観賞用にはピッタリですね!
雲間から差し込む冬の弱い日差しの移ろいは、凍て蝶にとって冷たくて
さり気無い感じなんでしょうね? 冬の蝶は滅多に見かけませんが、殆んど
動かない状態ですよね?
夜話は身の毛もよだつ妖女かな 大和男
幼い頃に囲炉裏端で父親から聞いた夜話に身の毛もよだつような怖い妖怪の
話しがありましたが、トイレに行くのも怖っかたのを覚えています。
九州各地の沿岸地方に伝わると言われる妖怪伝説で「磯女」とか「磯姫」
と呼ばれる妖怪は人間を襲って血を吸うとか、一目でも見たら直ぐにも死に至るとか怖い話でしたが、今となっては懐かしい思いでとなっています。 -
No.9420
凍雲(いてぐも)
2012/12/27 18:22
皆さん今晩は。
>この「冬の夜」。二番の歌詞が今は変えられてますね。今の歌詞をじっくり聴くと、意味がおかしいのがわかります。
本来の歌詞は
囲炉裏(いろり)のはたに縄なう(なわなう)父は
過ぎしいくさの手柄(てがら)を語る
江戸人さんの仰る通りで、確かに辻褄があいませんよね!
この歌は明治時代の末期に、当時の尋常小学校の唱歌として歌われていたようですから、日露戦争に出征した父親が子供達に手柄話をしている光景が
浮かんで来ますね? 事実かどうかは確かではありませんが歌詞の一部が
変更された理由は二通りあるようです。
?昭和に入り、日ソ不可侵条約を締結する段になって、このような歌詞では
不都合だとの理由で文部省により修正された。
?戦後GHQによって占領下にあった頃に「いくさの手柄」と言う部分が
戦意高揚であるとの理由から変更された。
上記の何れが正しいか分かりませんが、私見としては作詞者不詳とは言え
どのような理由があろうと変更するのは作者に失礼だと思います。
>指揮棒を上げ咳を絶ちにけり 江戸人
しきぼうをあげ しわぶきを たちにけり
冬は乾燥した寒気のために咳が出がちですが、コンサートで楽章の合間に
聴衆の咳が出るのは避けられないのでしょうね? 咳が終わったところを
見計らってタクトを上げるのも指揮者の欠かせない力量でしょうかね?
凍雲の割れて日差しの色淡し 大和男 -
No.9422
寒柝(かんたく)
2012/12/29 13:01
皆さん、こんにちは。此方は久し振りの小春日和です。
>年惜しむひととき第九シンフォ二ー 江戸人
としおしむ ひとときだいく しんふぉにー
一年が経つのは早いもので今年も残すところ僅かとなりましたね。
過ぎ行く年を惜しみつつ名曲を聴くのも素晴らしいですね!
べートーべンの交響曲第九番は「歓喜の歌」と言われるほど素晴らしい
曲ですが全体の演奏時間は一時間余り要するそうですね?
寒柝や闇に一打の音冴ゆる 大和男 -
No.9424
極月
2012/12/30 12:37
皆さん、こんにちは。朝から雨が降っています。
>影やせてメタセコイアに冬深む 江戸人
かげやせて めたせこいあに ふゆふかむ
公園や街路樹として栽植されているメタセコイア、秋には美しい紅葉が
みられましたが、冬も深まるにつれて今では、すっかり落葉して見る影も
ありませんね! 和名を曙杉と呼ぶそうですが原産地は中国だそうですね。
極月や湯屋に癒やしの駿河富士 大和男 -
No.9427
行く年
2012/12/31 08:32
皆さん、こんにちは。今年も愈々今日で終わりですが、この一年楽しく勉強させて戴きまして有難う御座います。来年も皆様にとって最良の年でありますよう心からお祈り致します。
>冬の夜や授乳の灯り漏れて来し あかり
一週間ほど投句が途絶えていましたので心配していましたが、娘さんと赤ちゃんの里帰りでしたか。お正月は明るく賑やかになりますね!
>ご破算で願ひましては年の空 江戸人
ごはさんで ねがいましては としのそら
愈々、今日は大晦日ですね! この一年を振り返って見ると楽しいことや辛いこと多忙なことなど色々と思い出が過ることかと思いまが、全てのことを
白紙に戻して新たなる年を迎えることになりますね。来る年もより良い年
でありたいですね。
行く年や悔いも凝りも呑み干さむ 大和男 -
No.9429
初春
2013/01/02 10:03
皆さん新年おめでとう御座います。今年も宜しくお願い申し上げます
>どうも最近は年末気分も新年気分もさして変わらなくなってしまったのは、年齢を重ねてきたせいなのでしょうかね(笑)
同感ですね! 若い時のように特別な気分に浸ることがなくなりました。
年を重ねる毎に冥途への旅路に近づいているのですから気が重くなるだけです(笑)
>揺れながら聴くニューイヤーコンサート 江戸人
ゆれながらきく にゅーいやー こんさーと
恒例のウィーン・フィルハーモ二ー管弦楽団によるニューイヤーコンサートはNHKで放送されていましたね。元日早々息子達の家族が押し掛けてきましたので鑑賞出来ませんでしたがYOU TUBEで、ゆっくり鑑賞したいと思っています。
初春や雀ささめく神の園 大和男 -
No.9431
初御空
2013/01/03 09:11
皆さん、こんにちは。
>風神も手を抜いてゐるお正月 江戸人
ふうじんも てをぬいている おしょうがつ
>お元日は風の無い、穏やかなよい日和でしたが、凧揚げにはちょっと可愛そうなお日和でした
此方でも風の無い穏やかな元旦日和でした。最近では凧揚げの風景を見かけるのが少なくなったように思いますが、凧を揚げるには或る程度の風が
吹かないと無理ですからね。日頃は風袋をかついで空を駆ける風神も正月の
屠蘇に酔って寝込んでいるのでしょうかね?(笑)
群青に心晴ればれ初御空 大和男 -
No.9433
嫁が君
2013/01/04 08:46
皆さん、こんにちは。早くも四日目ですが晴天日が続いています。
>こちらでは、航空公園や狭山湖など、電線の全く無い、広々とした空があるせいか、とても多くの凧が揚がってますよ。
凧を揚げる場所に恵まれた地域では今でも凧揚げが盛んなんですね!
私の住まいの近くでは狭い河川敷があるくらいで、広々とした公園が無いせいか凧揚げの光景を見るのが珍しいほどです。
>風神に挑み敢へ無し暴れ凧 江戸人
ふうじんに いどみあえなし あばれだこ
写真を拝見しますと凧が良く揚がっていますが、昨日は風が吹いたようですね。然し余り風が強すぎても、あえなく落ちてしまう凧もありますね。
私の故郷では凧のことを「ハタ」と呼びます。「喧嘩ハタ」と言うものがありまして、麻糸にガラスの粉を糊で塗りつけ乾かした後に、空に揚げた凧の糸
を相手方の凧の糸に絡ませて切り合う遊びです。勿論切られた方が負けで
切られた凧は遠くへ飛んで行きますが面白い遊びでした。
昭和の世遠くなりけり嫁が君 大和男 -
No.9438
淑気
2013/01/06 08:26
皆さん、お早う御座います。
>手を打てば飛び散りさうな寒の星 江戸人
てをうてば とびちりそうな かんのほし
凍てつく冬の夜空に煌めく星座は空気が澄んでいるだけに美しいですよね!
昴やアルデバランは数百光年の彼方から輝いているのですね。
>千両の零れて弾む経机 あかり
千両は正月の縁起物とし重用されていますね! 千両の赤い実が零れて弾む仏間の様子が窺がわれます。
団欒の中に和気満つ淑気かな 大和男 -
No.9441
七草
2013/01/07 17:38
皆さん今晩は。今日から初仕事が始まった所が多いようですね。
>お正月絵馬に恃みし夢の数 江戸人
おしょうがつ えまにたのみし ゆめのかず
神社の絵馬堂を覗く色んな祈願の絵馬がありますよね。例をあげれば学力向上祈願、入試合格祈願、結婚祈願や安産祈願などと・・・
日本人ほど神頼みをする国民は珍しいのではないでしょうかね?
>女人といふ言葉が嫌ひ雪催 あかり
ご婦人の事を女性(にょしょう)とか女人(にょにん)とか呼ぶ言葉自体は
特に変だとは思いませんが、何故にお嫌いなんだろうか???と思って色々
と考えてみましたら、下記のことが頭に浮かびました。
仏教の霊場や修行の場で女性は僧の就業の障害になるとの理由で「女人禁制」とか「女人結界」とか女性にとっては不本意な言葉がありますよね?
そんなところに抵抗を感じられて嫌いになられたのかと想像して居ります
が考え過ぎでしょうかね(笑)
七草に疲れし胃の腑癒やしけり 大和男 -
No.9443
初山河
2013/01/08 17:12
皆さん今晩は。
>七種なずな耳底の祖母の声 江戸人
ななくさなずな みみぞこの そぼのこえ
昨日は正月の七日でしたが七草粥を食べました。今はセットで売っていますから便利ですよね。七種を俎板の上で叩きながら囃子歌を歌われた、
お祖母さまの歌声が脳裏に焼き付いているのですね!
七草粥のことは枕草子にも記述があるそうですから千年も昔から続いている
習慣とは驚きです!
住み慣れて早も三十年(みそとせ)初山河 大和男 -
No.9447
小寒
2013/01/09 17:39
皆さん今晩は。
>すずしろといふ名に思ふ七日粥 あかり
春の七草の「すずしろ」とは大根のことですが、耳触りの良い名前ですよね! 根の白さが「清々しく白いことから「涼白(すずしろ)」と呼ぶように
なったとの説もあるそうです。
>言ひ淀む言葉に替へて白き息 江戸人
いいよどむ ことばにかえて しろきいき
言いかけて、はっと気がついて言葉に出すのを躊躇うことがありますよね!
「言わぬが花」と言うこともありますから。
小寒の茶柱たちし朝餉かな 大和男 -
No.9457
寒旱(かんひでり)
2013/01/13 06:48
皆さん、お早う御座います。
>起きぬけの寒九の水といふ気合 江戸人
おきぬけの かんくのみずと いうきあい
寒の朝は起きぬけにコップ一杯の水を飲むと身体を乾燥から守り、冷えから
守るといいますね。寒中の水は雑菌も少なく薬になるとも言いますが、特に
寒入りの九日目の水が効果があるようです。
杣山に谺す音や寒旱 大和男 -
No.9461
蝋梅
2013/01/14 09:56
皆さん、こんにちは。此方は久し振りの雨です。
>寄り添へる影二の腕の着膨れて あかり
腕を組みながら寄り添って歩く姿は、恋人同士か新婚さんでしょうかね?
羨ましい限りです(笑) 寄り添うといえば先週の金曜日の新年会の帰り道の
出来ごとですが、駅を降り踏切を渡って暫くすると40歳代の男性が、
酔って寝込んでいました。辺りには人影もない時刻でしたので、見過ごす
のも拙いと思い、起こして尋ねると彼の自宅が我が家の方向でしたので、足元がふらつく彼と腕を組みながら自宅まで送りました。色気のない男同士の寄り添い姿でしたが、冷え切った深夜の人助けに満足した次第です
>現代の杣山に谺するのは、斧の音ではなく、チェーンソーの音でしょうか。それとも乾ききった山の空気の中、枝下ろしの斧の響きでしょうか。
先日、吉野に行った時のことですがチェーンソーの音が響いていましたので
吉野杉の伐採、つまり「寒切り」だったようです。
>寒烏かたまりなんぞ謀 江戸人
かんがらす かたまりなんぞ はかりごと
木に止まっている群烏を見ると謀でもしているような気配ですよね!
今頃だと木の実も無い時期でも有り、生ゴミも塵集荷場に管理されている
昨今、餌にも飢えていることでしょうね? 烏は鳥の中でも賢くて人の判別も出来るらしく悪戯をすると仕返しをするそうです。例えば車に糞を落として汚すなど... お賽銭の金を銜えて自動販売機に入れた話も聴いたことがあります。
蝋梅や朱き鳥居の紙垂(しで)揺るる 大和男 -
No.9468
寒夕焼
2013/01/16 17:37
皆さん、こんにちは。
>初雪は蝶の骸の清め塩 江戸人
はつゆきは ちょうのむくろの きよめじお
写真を拝見しますと其方の降雪は想像以上だったようですね!
まるで辺りの景色がが白銀の世界に埋もれているようです。
「雀の三里」どころではないほど積もったようですね?
>夕支度済ませ二度目の雪を掻く あかり
御苦労さまです、 二度も雪掻きをするとは大変な作業でしたね!
お仕事を終えて、やっと夕食の支度が終えたばかりなのに余計な仕事が
増えるとは辛いことですね。
群鳥の膨らみ縮む寒夕焼 大和男 -
No.9471
寒禽
2013/01/17 17:36
皆さん今晩は。
>昨日は黒の上下を来て歩いていたのですが、ツグミ、ヒヨドリを見つけ、そろりそろりと近づいて、3メートル位まで接近しましたが、逃げなかったのは、衣服が黒色のせいだったのかどうなのか。
鴉を含む鳥類は人間以上に色彩感覚が優れているそうです。だから派手な服装よりも黒っぽい地味な色の方が警戒しないのかも知れませんね?
>耳を削ぐ寒風月の金縛り 江戸人
みみをそぐかんぷう つきの かなしばり
凍てつくように冷たい風が吹き荒ぶ夜の空には、鋭く研ぎ澄ましたような
三日月が浮かんでいる・・・こんな夜は、まさに耳を削がれそうな感覚に
なりますよね!
寒禽の森に響かす鋭声(とごえ)かな 大和男 -
No.9477
Re:掲示板移行に関する件 の追伸
2013/01/19 09:52
カテゴリー覧のマンガ、アニメと小説の項目をクリックすると、詩、短歌、俳句の覧が表示されます。

寒鰤(かんぶり)
2012/12/23 08:08
皆さん、お早う御座います。 忘年会続きで胃腸が疲れ気味です。
>春隣三十五年ぶりの声 あかり
三十五年ぶりに友の声を聴かれたとは、嬉しさと懐かしさで一杯ですね!
来春の訪れが待ち遠しいことでしょうね。
>灯を消してよりの耳鳴り虎落笛 江戸人
ひをけしてよりの みみなり もがりぶえ
電線や垣根などに強風が当たる時に「ヒュー」と鳴る高い音は悲鳴のように
聴こえますが、物悲しい感じの音ですよね。耳鳴りの原因は色々あるそうですが、高血圧やストレスから来る耳鳴りや難聴が原因で鳴る耳鳴りなど色々
とあるそうですね? 一過性ですと良いのですが。
寒鰤や研ぎたる出刃の峰厚し 大和男