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投稿コメント一覧 (1019コメント)

  • >>No. 1002

    てんさん、こんばんは。

    >各工程ごとに、複数のメーカーの工場に製造を依頼するという、
    >いわばリレー形式で行っているのですか。

    リレー形式だと思います。

    去年Facebookのアカウントで以下の投稿がありました。

    ※エアリアルイメージング
    2019年5月20日
    -------------------------
    技術開発に関しましては、非常に複雑かつ不確定な要素が多く、製造委託先も工程により多岐に渡っており、製品化が可能な状況に至った物のみ正式に発表させていただいています。
    (重要と思われるものは特許申請を行っています)
    -------------------------

    ガラス製プレートについては先月相模原に技術開発センターを設立して内製化に取り組んでいるので、将来的には自社生産になるかもしれません。

  • >>No. 984

    xdjhfさん、こんにちは。

    アスカネットの特許には全反射を利用するものもあります。(金属反射面については、「金属光反射面を形成することもできる」として「総合的な反射効率が上昇する」としています。)

    技術的には金属反射面を無くすことは簡単だと思いますが、「樹脂製プレートの最大の課題」であっても金属反射面にこだわり続けたのは、コスト以上の性能差があり、世の中の求める画質を達成するのに必要だったからではないかと思います。

    世の中の需要が「画質なんて関係ない!とにかく安くて浮いて見えりゃいいんだ!」ということなら、今頃AIRR(再帰反射材+ハーフミラー)の空中ディスプレイが街中にあふれているはずですからね。(最近はコロナの影響でそういう需要も増えてきたかもしれませんが)

    コストダウンは金属反射面を無くすより、現状のままでも大量生産の方が効果は大きいと思います。(それこそ何分の1にもなるほど)

    対してパリティミラーに金属反射面の加工を行うことは技術的に大変困難だと思われます。

    アスカネットも当初は四角形の溝で、水平面(頭頂部と谷底)をマスキングして金属蒸着したあと、マスキングを剥がす(紫外線剥離樹脂)工程を考えていました。

      透明のままにしたいのでマスキング
      ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
     ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐
     │ │ │ │ │ │ │ │ │ │←垂直面のみ鏡面処理が必要
     │ │ │ │ │ │ │ │ │ │
     │ └─┘ └─┘ └─┘ └─┘ └
     │
     └──────────────────

    それが大変困難だったのか、現行の樹脂製プレートは三角溝を持ち、斜めから金属粒子を吹き付ける等の方法で垂直面のみ鏡面化しています。
                 
                │\/ 金属粒子の吹きつけ
                │  /
                │  \ 
                └───

    斜面は全て透明でなければいけない(鏡面処理なし)
     ↓    ↓   ↓   ↓   ↓
       /│  /│  /│  /│  /│
      / │ / │ / │ / │ / │←垂直面のみ鏡面処理が必要
     /  │/  │/  │/  │/  │

     ────────────────────

    パリティミラーは四角形の溝ではなく、四角形のブロックが並んでいて、その側面のみの鏡面加工が必要になるので更に困難になると思います。(金型から抜きやすくするためか、ブロックが完全なサイコロ状ではなく台形をしているので、垂直な側面のみ鏡面加工が必要)

         鏡面   鏡面
         ↓    ↓
       ──┐  ──┐
      / 鏡│ / 鏡│ ※これを実現するとしたら相当難しい?
    ──  ↑└─  ↑└─
      ブロック側面 ブロック側面

    あとθgの特許ですが、2017年3月出願、2017年6月公開の特許が無事取得されたということで、現在も研究しているかどうかは不明です。

    以前は決算説明資料にも「視野角拡大タイプ」とあり、再帰反射材を使用した空中結像の研究していたようですが、最近は音沙汰無しですからね。(必要なし、との判断かもしれませんが)

    ただ、アスカネットの再帰反射材(製造は困難だが性能的には究極の再帰反射材であるキュービックコーナーをASKA3Dプレートの技術を応用して安価&簡単に製造できるようにしたもの)が実用化したなら、カーバイドの再帰反射材(プリズム型超高輝度再帰反射シート)との比較が楽しみなところです。

  • 7月9日にオープンした東北電力の水力発電PR施設「奥会津水力館」に、方式は不明ですが空中ディスプレイが導入されているようです。
    h ttps://okuaizu-suiryokukan.jp/?page_id=1893

    >好奇心ふくらむダイナミックな演出
    >②水力スクエア
    >プロジェクションマッピングや空中ディスプレイなど多彩な展示装置を
    >通して、水力発電をはじめ再生可能エネルギーなどについて学べます。

  • このサイズの文字が「普通」に読めていることが、どれほど普通じゃないことか...

  • 新光商事のAIplayが新聞に掲載されていたようです。(既出だったらすみません)
    h ttps://www.shinko-sj.co.jp/info/1666/

    ---------------------------------
    「AIplay(R)」が、読売新聞に掲載されました

    Aiplay|2020.06.29
    「AIplay(R)」が2020年6月29日付け読売新聞(夕刊)に掲載されましたので、ご紹介いたします。
    新型コロナによる~変わる日常~コーナーに掲載されました。
    ---------------------------------

    AIplay-Info(企業向け受付端末ソリューション)でしょうか、実際に導入した企業の担当者のインタビューもあります。

    「○○株式会社様の受付に採用されました」みたいなIRはなくても、ゆっくりでも確実にASKA3Dプレートは広がりつつあるようです。

  • >>No. 883

    xdjhfさん、こんにちは。

    >パリティミラーは金属じゃなければ何で反射しとるの?

    >もしかして樹脂そのまんまですの?

    樹脂そのまんまです。

    屈折率の違うもの(パリティミラーの場合、樹脂と空気)の境界線が鏡面として作用する現象(全反射)を利用しています。

    ※パリティミラー
         鏡面   鏡面
         ↓    ↓
       ──┐空 ──┐空
      /  │気/  │気  ← ブロックの2面を反射面として使用
    ── 樹脂└─ 樹脂└─

    自然現象だと逃げ水がそうですね。(暑い日のアスファルトの上に水面が見える = 屈折率の違う熱い空気と冷たい空気の境目が鏡面になる。)

    樹脂製ASKA3Dプレートは鏡面を金属蒸着(垂直面のみ選択的に鏡面化)し、隙間を屈折率が等しい樹脂で埋めるので、透明板に垂直の鏡面が並んでいる構造を作っています。

    ※ASKA3Dプレート
    ────────────────
    ││││││││││││││││ ←透明板の中に垂直の金属反射面
    ────────────────
                     ←反射面が90度交差
    ────────────────

    ASKA3Dプレートとパリティミラーでは画質に大きな差があるように見えますが、金属反射面の有無が画質に影響しているように思います。
    ・ASKA3Dプレート > PCの画面をそのまま空中表示
    ・パリティミラー    > 大きなマークや図形を空中表示

    素人考えかもしれませんが、髪型をチェックするのに、ショーウインドウを鏡の代わりに使うのと、洗面所でちゃんとした鏡を見たときくらいの画質の差が出ているように思います。

  • 7月1日に開館したNECのショールーム、NEC Future Creation Hub ですが、リニューアル後もASKA3Dプレートが使用されているようです。

    施設紹介に動画ギャラリーがあるのですが、②Theater の動画に「空中に浮く未来型インターフェース」が登場します。
    h ttps://jpn.nec.com/fch/kansai/zone/index.html?

    NECにとって、ASKA3Dプレートは「純正品」(新光商事 AIPlay = アスカネット ASKA3D + NEC フィンガージェスチャー)のようなものなので、期待しています。

  • 大型パリティミラーとパリティミラー搭載の空中タッチパネルがついに登場ですか!
    ・30cm角のパリティミラー300 (部品)
    ・自社製非接触空中スイッチモジュール「AirSwich」
    ・博報堂プロダクツ「エアータッチパネル」

    まだアスカネットにとっての新光商事のようなパートナーとめぐり合えた段階なので、今後はパリティミラーを搭載した空中タッチパネルがどれだけ採用されていくかですね。

    公表された内容からの推測ですが、いくつか見えてくるものがあります。

    ■利用イメージが空中ボタンや空中マークの操作イメージ
    操作イメージを見ると空中の大きなボタンやマークを操作させるような内容で、貼付写真の樹脂製ASKA3DプレートのようにPCの画面をそのまま空中表示させるような例が見られなかったのが気になりました。
    大型化しても画質については小さな文字を読ませるような用途には難しいのかもしれません。
    パリティミラーには金属反射面がありませんが、金属反射面の有無(樹脂製プレートの最大の課題)が画質の面で大きく影響しているように思います。

    ■30cm角のパリティミラー完成を待っての製品化
    従来(15cm角)のパリティミラーでは樹脂製ASKA3Dプレートに対して価格、画質、大きさで競争力が見出せなかったと思われます。
    今回大きさで上回ったので、画質では負けても大きさで差別化できるとの判断があったのかもしれません。
    AirSwich、エアータッチパネルが「画質はともかく安価に大型化が可能」な空中ディスプレイだとすると、直接のライバルはアスカネットではなくAIRR(再帰反射材+ハーフミラー)になるのではないかと思いました。

    アスカネットには高価でも高品質で更に大型のガラス製プレートがありますから、ユーザーの用途に合わせて適材適所で選択されるのではないでしょうか。

    アスカネットも樹脂製プレートの大型化の研究は1年以上前から取り組んでいます。
    2019年6月の決算説明資料からの抜粋です。

    ----------------------------
    ●〈はじめに〉決算説明資料全体のポイント
    樹脂製およびガラス製プレート量産化や大型化ための開発費を計上。

    ●4-2.当期の取組状況と今後の方針
    ニーズの高い樹脂製プレートの大型化研究に取り組む。

    ●5-1.2020年4月期 各事業の取組み
    樹脂製では低コスト化およびさらなる品質向上を図り、大型化も研究する。

    ●5-2.設備投資/研究開発等計画
    樹脂製ASKA3Dプレート大型化研究・・・約10百万円
    ----------------------------

    そろそろ成果が出てくれると嬉しいんですけどね。

  • 今回のくら寿司のニュースで何が一番「凄い!」と思ったかというと、空中ディスプレイに「従来のタッチパネルと同じ画面を表示している」ことです。

    この重要性にどれくらいの人が気付いているでしょうか?

    再帰反射シートとハーフミラーを使用した日立オムロンの場合、画質が劣化する空中ディスプレイに精算機の画面をそのまま表示するわけにはいかず、手元操作パネルといった形で、「精算」とかのボタンを非接触操作するための後付端末になっています。

    後付される既設ATMにはそれ用の改造、バージョンアップが必要になるので、台数が多ければ歴代の各機種、各バージョン別に逐一対応(何年も前の担当者のいないソースを探してきて改造)をしていくのは労力も必要となります。

    その点、アスカネットの空中ディスプレイ(空中結像プレート + 操作検出のセンサー = Windowsにタッチパネルとして認識)ならセカンドディスプレイ(ミラーリング)として認識させるだけで、従来の画面と同じ画面が表示されて、非接触操作が可能になります。

    モニター2台に同じ画像を表示させたPCにマウス2本接続して、どちらで操作しても同じように動くようなもので、アプリ側は何の変更も必要なく「いきなり空中表示&空中操作に対応可能」ということです。

    コストも完成された空中ディスプレイ(空中タッチパネル KC-W1)1台20万円台で済み、ソフトをちょこっと改造依頼して何十万円かかることを思えばトータルで安く済むと思います。

    従来の画面と置き換えでも良いですし、くら寿司のように保険として既存の画面を残しておき、空中ディスプレイを併設する方式なら、移行のリスクを極力低くできるので、導入のハードルも大きく下がると思います。

    今の世の中にない空中ディスプレイが数年後には「当たり前」なっているかもしれない・・・

    今までならただの妄想として一蹴されていたかもしれませんが、徐々に輪郭が形作られ、日に日にリアリティを増しているような気がします。

  • 先週公開されたアスカネットと日本ゼオンの特許出願の内容について確認してみました。

    【公開番号】  特開2020-101614
    【公開日】   2020年7月2日
    【発明の名称】 立体像結像装置
    【出願人】
    【氏名又は名称】株式会社アスカネット
    【氏名又は名称】日本ゼオン株式会社

    基本的には従来通りの、のこぎり状の溝を持つ2枚のプレート(基材)を90度交差させて、基材より低い温度で熱で溶ける樹脂シート(熱可塑性樹脂シート)を挟んで重ねて、熱を加えると樹脂シートが解けて基材の溝を埋めて接着される仕組みです。

     上側の基材(下側の基材とは溝の方向が90度交差)
    ───────────────────────

    □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□  樹脂シート
    □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□(融点の低い樹脂)
    □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□(69℃~147℃)

       /│  /│  /│  /│  /│
      / │ / │ / │ / │ / │←全ての垂直面に鏡面処理
     /  │/  │/  │/  │/  │
      下側の基材(融点の高い樹脂 147℃)
     ────────────────────

    今回の特許出願では、高品質な樹脂製プレートを製造するための、より具体的な方法について説明されています。

    現行のプレート(のこぎり状の三角溝)の特許としては、2017年の特許のころから日本ゼオンの製品を使うとありましたが、そのころから協力していたのか、素材として使用していただけなのかは不明です。

    【特許番号】特許第6203978号(P6203978)
    【発行日】平成29年9月27日(2017.9.27)
    【発明の名称】立体像結像装置の製造方法

    【特許番号】特許第6203989号(P6203989)
    【発行日】平成29年9月27日(2017.9.27)
    【発明の名称】立体像結像装置の製造方法

    >この第1の透明樹脂として、比較的融点の高い熱可塑性樹脂(例えば、ゼオネックス
    >(ZEONEX:登録商標、ガラス転移温度:120~160℃、屈折率:1.535、
    >シクロオレフィンポリマー))を使用するのが好ましい。

    >また、第2の透明樹脂は、例えば、ゼオノア(ZEONOR:登録商標、ガラス転移温度:
    >100~102℃のもの、屈折率:1.53、シクロオレフィンポリマー)を使用するのが好ましい

    今回はアスカネットと日本ゼオンの共同出願となっていますが、発注元と下請けの関係ではない深いパートナーシップを感じます。

    素人考えですが、樹脂シートを溶かすのに必要な温度が高すぎると基材に悪影響が出そうですし、溝を埋めるには高い温度の方が綺麗に行き渡るような気がします。

    こういうのは理論だけでなく実際にやってみないとわからないということなのか、今回の特許は「樹脂の素材を色々と変えて試してみて、上手くいった方法」について説明されています。

    ラーメンに例えると、2017年の特許は「丼に麺とスープを入れてメンマとチャーシューを乗せて、ラーメンという食べ物を発明した」特許だとすると、今回の特許は「具の種類や麺を細麺、太麺、縮れ麺と変えながら、何種類かのスープとの組み合わせを試してみて、一番旨かった組み合わせを見つけた」特許といった感じでしょうか。

    9種の実施例と5種の比較例がありますが、実施例1では輝度、鮮明度共に最高評価のAとなっていますが、最適解が見つかったということかもしれません。

    中身を読んでいて、前回とは違いやたら細かく具体的で、なんとなくですが樹脂製プレートは日本ゼオンにとっても「自社製品」なんだという、意地やプライドのようなものが感じられた気がします。

  • くら寿司の記事はこちらにもありました。

    2020.07.07 19:07
    海外のマグロをAIが買い付け くら寿司
    h ttps://www.ytv.co.jp/press/kansai/66582.html
    -----------------------------
    さらに、大阪・新世界の店舗では最先端のコロナ対策が…。

    「こちらの受付機ですが、タッチパネルの部分が空間に浮き出ていて、光に触れることで操作できます」

     機械に触れることなく、受け付けが完了。まだ試験段階ということだが、実用化を急いでいる。この業界初となる試みに、戸惑うお客さんも…。

    お客さん「あ、ほんまや。接触せんと非接触や」
    -----------------------------

    こちらの記事でもアスカネットかどうかは不明ですが、空中タッチパネルの一般化はアスカネットにとっても好材料だと思います。

    今まで世の中にないものなので戸惑うお客さんもいるようですが、多少の違和感は大阪のノリで乗り切って、いずれは当たり前のものとして定着してくれると良いですね。

  • 先週は多忙で確認できていませんでしたが、ホルダー待望の材料が続々と出ていたみたいですね!

    もっと注目されても良さそうなのですが、テレビに出ないと気付かれないのでしょうか。

    それでも空中表示&空中操作の流れには止められない勢いがあるように思います。

    東通産業は去年の展示会EDIX2019に空中ディスプレイ「AERIAL Magic」を出展していましたが、ASKA3Dプレートを使用していたようです。(AIplay)

    2020/7/1
    非接触操作可能!空中ディスプレイの実機設置をしました
    h ttp://www.totsu.jp/news/notice/12613
    ------------------------------
    コロナウイルス感染症予防として、直接ボタンなどに触れず、空中に浮かぶ仮想的な画面に触れるだけで操作できる非接触型の「空中ディスプレイ」が注目されています。ディスプレイが出す光を空中で結像表示すると共に、指の動きをセンサーで感知し、空中に浮いた映像をあたかも触っているかのような感覚で非接触操作できるソリューションとなります。
    ------------------------------

    空中ディスプレイは展示会だけのものではなくなり、いよいよ世の中に出回りつつあるようです。

  • アスカネットが資本業務提携を行ったのは「ユニロボット」です。

  • 返信ありがとうございます。

    >最後にエアリアルイメージ技術が1年で陳腐化というのは
    >同事業を担当している方が発言されていたので…

    そういえば先日自分でも貼った記事でしたね。(恥)
    失礼いたしました。

    「一年で陳腐化する」の意味合いとしては、”素人でも1年あれば追いつける程度の大したことのない技術”という意味ではなく、スパコンと同じく”最先端を走っていても油断してスピードを落とすと追いつかれる”という戒めの意味でしたね。

    価格についてですが、サイズ・品質で単純比較は出来ませんが、樹脂製のライバルのパリティミラーは、去年の記事で試作品1枚4万8千円のところ、量産開始時には2万円、2年後には2200円を目標にしているとありました。

    アスカネットの3千円も荒唐無稽な話ではなく、量産効果が出れば樹脂製プレートにはガラス製では太刀打ちできないほどの圧倒的なコストダウンが可能となるポテンシャルがあるということだと思います。

  • oneさん、こんにちは。

    樹脂製の方がガラス製より解像度が高いというのは、シーテック2017の前のプレス向け説明会での内容だったと思います。

    ガラス・樹脂製品の簡単比較

         ガラス製  樹脂製
    明るさ    ◎    ○
    解像度    ○    ◎  ★樹脂製の方が高解像度
    歪み度    ◎    ○
    飛び出し度  ◎    ○
    量産     △    ◎
    ハンドリング △    ◎
    耐熱・耐久  ◎    ○
    価格     △    ◎

  • はなみちさん、こんばんは。

    現時点で既に樹脂製プレートは中華パクリプレートに量産性、コスパで敗北していて、アスカネットは一度は捨てたガラス製プレートで巻き返しを図ろうとしているが、その頃には中華パクリプレートが市場を占有していて詰んでいる、というわけですね。

    面白いですが(フィクションとして)、前提条件に色々と無理があると思います。

    まずアスカネットは、ガラス製プレート量産化の目的について「非接触操作用途」ではなく、根強い需要のある(百万円以上の超高額にも関わらず実際に売れている)「サイネージ用」と明言しています。

    樹脂製プレートを持つアスカネットが、樹脂製を捨てて非接触操作用途でガラス製プレートに回帰する理由はないと思います。

    エレベーター等の非接触操作用途で樹脂製プレートと中華パクリプレートのどちらに優位性があるかについては、はなみちさんと意見が分かれるところです。

    ■価格
    樹脂製プレートはサンプル価格3万円(イプロス)、量産効果で3千円目標(インタビュー)とのことです。
    金型で輪転機を回すように大量生産可能な樹脂製プレートと、鏡面を真空蒸着した数百枚のガラス板を張り合わせて薄くスライスする恐ろしく手間のかかるガラス製プレートとは価格では勝負にならないと思います。
    Easpeedの22万は装置込みなので(国策で逆ザヤということがなければ)プレート単体はそれより安いでしょうが、それでも樹脂製プレートとは桁が違うと思います。

    ■寿命
    ガラス製の方が経年劣化に強いかもしれませんが、割れるリスクはあります。(新品でも割られたら終わりです)
    軽くて割れても安全な樹脂製とは違い、重く割れると危険なガラス製は安全面のコスト(補強、保険)も必要です。
    樹脂はガラスに比べて傷が付きやすいですが、直接触れない空中タッチパネル用途なら極端なダメージは避けられそうです。

    ■品質
    アスカネットが提示したプレス向け説明会の資料で、解像度についてはガラス製より樹脂製の方が有利としています。(金型の細工を細かくする)
    ガラス製は製法の関係で、解像度を高めると指数関数的にコストが上昇するそうです。(解像度を2倍にしようと思ったら、ガラス厚さを半分にして2倍の枚数重ね合わせる)
    中華パクリプレートは品質を犠牲にしてコストダウンと量産性を確保しようとしているようですが、非接触操作用途ならそれで十分ということでしょうか。

    ■量産性
    中国の記事によると、中華パクリプレートは量産開始時の歩留まり率は50%に留まるそうで、80%くらいまで高めていくそうです。
    それなら歩留まり率が向上するまでは限られた生産数になるのではないでしょうか。
    いきなりOK品と同数のNG品(廃棄!)を出してまで何千枚も生産するとは考えにくいです。
    樹脂製プレートは簡単に月産1万枚に引上げ可能とのことなので、現時点でも伸びしろは高いと思います。

    以上のことから、非接触用途でアスカネットの樹脂製プレートが競争力で中華パクリプレートに負けることはないと考えています。私見ですね。
    まあ、大量のNG品を出しながら国有企業にコスト度外視で導入実績を作るようなケースはあるかもしれませんが。

    あと、

    >アスカネット自身がホログラムに関する技術は1年で陳腐化すると
    >おっしゃっています

    これは初耳なのですが、ソースはありますでしょうか。
    後学のためにも教えていただけるとありがたいです。

  • 6月24日にASKA3DプレートをVDT症候群の治療、リハビリ、予防に利用する特許が取得されていました。

    コンピュータやスマホ作業を続けていると同じ姿勢で同じ場所を見続けることとなり、ドライアイ・視力低下などの目の症状、首・肩・腰のこりや腕・手のしびれなどの体の症状、頭痛・耳鳴り・イライラ・倦怠感・疲労感などの精神的な症状(VDT症候群)に悩まされる患者が増加しているそうです。

    この特許によると、マークを表示したり点滅させたりして目線や瞬きを誘導することで、VDT症候群の改善に繋がるそうです。

    表示装置としてHMD、大型ディスプレイなどとともに空中ディスプレイの利用についても説明されています。

    個人の方の発明ですが、発明者で検索すると歯医者さんのようで、他にも聴覚を刺激して顎関節症の治療を行う特許も取得しているようです。

    【特許番号】 特許第6713526号(P6713526)
    【登録日】  令和2年6月5日(2020.6.5)
    【発行日】  令和2年6月24日(2020.6.24)
    【発明の名称】VDT症候群及び繊維筋痛症の改善
    【特許権者】】古川 益弘

    >【0010】
    >また、光学系を利用して、裸眼立体視ディスプレイも、開発されている。
    >アスカネットなどの空中結像技術、筑波大学の落合氏のFaily
    > Lightsなどがある。

    >【0011】
    >眼球内の水晶体の制御で実現される各焦点距離に応じた光路の先に、
    >いろいろな映像の画素を、意図して配置できると、あらゆる焦点距離の
    >実質3次元空間を創造できる。

    昔から視力回復には遠くと近くを交互に見るトレーニングが有効とされていましたから、それと似たような感じでしょうか。

    今は衛生面で非接触タッチパネルとしての用途が期待されていますが、ASKA3Dプレートは様々な分野での活躍が期待できそうです。

  • 昨日開催された経済産業省の審議会ですが、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の資料に「コロナ禍後に起こる仕事・産業の変化」とあり、立体映像、空中ディスプレイを「伸びる業界」としています。

    第119回 産業構造審議会 産業技術環境分科会 研究開発・イノベーション小委員会
    h ttps://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sangyo_gijutsu/kenkyu_innovation/019.html

    ※「資料2 コロナ禍後の社会変化と期待されるイノベーション像(PDF形式:6,362KB)PDFファイル」の19ページ参照。
    h ttps://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sangyo_gijutsu/kenkyu_innovation/pdf/019_02_00.pdf

    空中ディスプレイのイメージ図がASKA3Dプレートの空中結像(プレートらしきものの上に斜めに空中表示)のように見えますから、SF映画のような漠然としたイメージではなく、「空中ディスプレイとはどのようなものか」具体的に知った上で、「今後伸びていく」と考えているのだと思われます。

  • Neonodeの発表でASKA3Dプレートを使用した空中タッチパネルを開発する新しいメーカーが明らかになりましたが、日本でも新しいメーカーが次々と誕生しているようです。

    ■フィリット
    h ttps://feelit360.com/catalog/gallery/aerialtouch/

    >Kinect・空中タッチディスプレイ
    >モーションコントロールシステム(非接触操作システム)または
    >ASKA 3Dを活用し、衛生に配慮したシステムを考案・開発しています

    ■エアシナプス
    h ttps://airsynapse.co.jp/airmagic/

    >エアマジック(AirMAGIC)は、空中に浮かぶ映像を空中で操作する
    >最先端の空中映像インタラクティブシステムです。

    >特殊なガラスや樹脂でできた空中投影プレートを使ってディスプレイの
    >画面をそのまま空中に投影します。

    空中投影プレートの詳細は説明されていませんが、空中結像の特性と「ガラスや樹脂」からASKA3Dプレートと思われます。

  • プレイヤーが増えてきたので、簡単に関係をまとめてみました。

    ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
    部品
         ステレオ  空中結像プレート    赤外線   パクリプレート
         カメラ   (ガラス・樹脂)    センサー    (ガラス)
        ┌────┐ ┌──────┐ ┌───────┐ ┌────┐
        │NEC │ │アスカネット│ │Neonode│ │DCT │
        │    │ │ASKA3D│ │AirBar │ │    │
        └──┬─┘ └─┬──┬─┘ └──┬──┬─┘ └──┬─┘
           │     │  │      │  │      │
           └─┬───┘  └───┬──┘  └────┬─┘
             │          │          │
    ─ ─ ─ ─ ─│─ ─ ─ ─ ─ │─ ─ ─ ─ ─ │─ ─
    空中タッチパネル │          │          │
             │      ┌───┴───┐      │
             │      │       │      │ 
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          │新光商事│ │HOLO │ │Yesar│ │Easpeed │
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    DCTはまだ量産開始していないはずですし、量産開始時の歩留まりは50%に留まるそうなので、Easpeedもいきなり数千台というわけにはいかないでしょう。

    DCTプレートは品質ではASKA3Dプレートに劣るものの、価格はASKA3Dプレートに対抗するのに十分とのことですが、それはガラス製ASKA3Dプレートと比べての話だと思います。

    樹脂製は桁違いに価格が違うので、樹脂製ASKA3Dプレートとは勝負にならないでしょうね。(手書きと印刷を比べるようなもの)

    株主目線とか関係なく、7インチクラスの安価な空中タッチパネルを作る開発担当者になったとしたら、センサーにはシンプルで安価なAirBarを選ぶでしょうし、それと組み合わせる空中結像プレートには価格的なバランスで樹脂製ASKA3Dプレートを選ぶのではないでしょうか。

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