ここから本文です

投稿コメント一覧 (5358コメント)

  • 「tos」さんへ。
    「おばちゃん」がアンジェスの掲示板に投稿した最初のものは
    現在、保存されているものの中では、確かに貴方が紹介したように
    以下の投稿です。

    「2020/03/25 19:42
    高血圧ワクチンで、既に大腸菌問題はクリアしていることが大きいのです。
    1から作っているわけではありません。」

    しかし、「tos」さんが紹介した(3/14 16:13付け)で
    (株)メイコーの掲示板に「おばちゃん」が投稿したとして紹介されている

    「こらマドンナ。
    お前がほざいている空売りを朝市で入れたら、いきなり含み損。
    俺は両建てだからいいものの、お前は大損やろ。
    偽女子大生。」

    という、コメントは「おばちゃん」の投稿記録には存在していません。
    「おばちゃん」の当日2021年3月14日の投稿数は全てアンジェスに関わるもので
    他の銘柄の投稿はありません。また、2020の投稿は「tos」さんが言っている
    ように「おばちゃん」の投稿は3月25日からで、それ以前のものはありません。

    偽のアカウント名での投稿、あるいはたまたま同一名のアカント名はありますが
    しかし、同じ投稿記録に他のものが紛れ込むことは出来ないので
    同一アカント名でも、投稿数は歴然と違うのです。

    また、「tos]さんが、おばちゃんがアンジェスを「ディスってますね 笑」と
    が紹介した(5/08 5:25)付けの下記のコメントと言われている

    「動物実験の進捗状況のIRが出ないのは何故でしょうか?
    それは結果が出ていないからです。
    さすが、本物の印刷会社。」

    との原稿も「おばちゃん」の投稿記録には存在していません。
    おばちゃんの当日の投稿記録を見ると
    5月8日の02:29日は「おおきにwおやすみ^^」と言っていて
    当日の朝には、08:12に

    「おはようさん!
    今日も楽しもうな~!

    上がっても下がっても!!!
    こんなところで売ったらあかんで!!!!!
    騙されたらあがんで!!!!!
    買うなら現物や!!!!!」と投稿しています。」と投稿しています。

    したがって、「tos」さんが紹介した5月8日の5時25分の投稿は
    前後の記述から見ると、不自然な投稿と言えるし
    別人による、なりすまし投稿とも考えられます。

  • 「RXV」氏のコメント。

    「良い絵を見たり 良い時計や衣服を身に着けると 心がウキウキしますね
    貧乏な人はそういう余裕が無いんでしょうかね」と。

    出来れば、豊かな心を持つように心がけ
    「貧乏な人はそういう余裕が無いんでしょうかね」と
    蔑視的なものの見方たが克服されることを望みます。

    マザーテレサのような徳のある人になることは無理としても。

  • 「RXV」氏のコメント。

    「IR出てないねえ
    アンジェスの治験 株主の金でした治験なのに 株主に先に知らせないって
    学会で発表する前にまずは株主にじゃないかなあ」と。

    出来れば「RXV」氏も、株主としてコメントして戴ければ、なお宜しいのですが。

  • 本日、10月15~17日の3日間をかけて、沖縄のコンベンションセンターで高血圧学会総会が開かれています。最終日に当たる17日に、研究開発に当たってきた大阪大学の先生方や、企業治験を実施してきたアンジェスの関係者も出席して、オーストラリアで実施してきた高血圧ワクチンの第1/2a相試験結果を報告することになりました。更に詳細な報告と今後の取り組みが発表されると思うので、期待したいと思います。

    なお、これとは別に10月13~15日にかけてパシフィコ横浜で、「再生医療JAPAN」主催のセミナーが開催されています。今日は最終日ですが、新型コロナウイルス感染症により顕在化した課題や、次の感染症への取組みとしてどのように対処すべき
    かというテーマで講演が行われます。森下先生も以下のような方々と講演することになっています。
    ・……………………………………………………………………………………………・
    <コーディネーター>
    大曲 貴夫(国立国際医療研究センター 国際感染症センター長)

    COVID-19の倫理的・法的・社会的課題
    武藤 香織(東京大学医科学研究所 公共政策研究分野 教授)

    COVID-19感染症対策に係る研究開発とワクチン開発・生産体制強化戦略
    西村 秀隆(内閣府 健康・医療戦略推進事務局 次長)

    【リモート講演】

    新興感染症に対するDNAワクチンの試み
    森下 竜一(大阪大学大学院 医学系研究科 臨床遺伝子治療学 教授)

    ワクチン研究開発支援のための新たな仕組みとAMEDの取組
    城 克文(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 理事)

  • 「RXV」氏とすべきところを「RNA」氏と間違えました。
    大変失礼をしました。

  • 「厳島」さん、こんばんは。
    今日は、懐かしい友人が家に来たので
    昔話に花を咲かせました。

    それで、掲示板に目を通すことも大変なので
    お気に入りの方の投稿を読ませていただきました。
    いつも頑張って、投稿をしていただき励まされます。

    ただ、ここのところ気にしていることが一つあります。
    以前は、「RNA」氏も
    「厳島」さんへの人柄を貶めるコメントしたことがありますが
    それでも、お二人の間には、全く「会話が成立しない」関係では
    なかったと思います。
    何故ならば、「RXV」氏は、少なくとも掲示板上で
    アンジェスが開発している新型コロナワクチンが承認された場合は
    アンジェスの掲示板から退場すると意思表明している人だからです。

    そこで気にしていることの件ですが
    「厳島」さんに論戦を挑んでくるときに
    呼び捨てにして、投稿を繰り返している人がいます。
    相手に対して批判的な論戦を挑む場合でも、
    匿名でしかない掲示板ではあるが、最低限「さん」付けぐらいは
    必要だと思います。

    また、論議には、いつまでも平行線をたどっているように見えても
    少しの可能性として、相互に理解しあえる関係性があれば
    論戦なり、会話が意味を持ちますが
    「会話が成立しない」相手との論戦は、結果として
    非生産的なものになります。

    アカント名の頭文字がsとh氏の両名は、それにあたると思います。

  • 「aot」さん、こんばんわ。
    stockには有益情報があり、ありがたいです。
    皆さんにもよろしく。

  • 先ほどの「RXV」氏ののコメント。

    「優先順位最下位 次の治験がなかなか始まらない
    もしかして 中神先生 アンジェスの高血圧DNAワクチンよりファンペップの高血圧ペプチドワクチンの開発に忙しかったりするのでしょうね
    薬も女性も二股かけると良いことはありませんね」と。

    この投稿は「RXV」氏自身が自分で、自分に答えているコメントです。
    で内容はというと

    「この先、実らせていきたいこと
    高血圧ワクチン 5つのうち5番目 デコイ以下 そういうことでしょう」と。

    このレベルの意見は医学的根拠に基づくコメントからほど遠いものなので、ほっておいても良いのですが、中神先生に関わるコメントについては、先生の名誉にも関わることなので意見を申し上げます。

    「薬も女性も二股かけると良いことはありませんね」と述べている中で、「女も」と言っているのは、中神先生に関わることではなく、一般論を述べたのでという言い訳が出来るのですが、こうしたコメントが出来るのは「RXV]の人柄を物語るのかと思います。

    さて本題ですが、アンジェスとファンペップの関係について言えば、2020年4月8日のアンジェスのIRで、「新たにペプチド技術を用いた次世代ワクチン開発に向けて大阪大学発スタートアップ企業である株式会社ファンペップ(以下ファンペップ社)が参画することが決定いたしましたのでご報告いたします」と報告されています。つまり、新型コロナDNAワクチンがパンデミックに対応する第一世代ワクチンとするならば、ダイセル社の無針デバイスを活用した皮内投与のワクチンは次世代ワクチンと言えますが、ファンペップの共同参画によって開発するDNA併用ワクチンも次世代ワクチンとなるのです。現在は無針デバイスによるワクチン開発が先行してきますが、ファンペップ社との提携もダイセル社同様に、抗体産生力が高く、より有効性の高い次世代ワクチンの開発にとっては必要なのです。

    同じように高血圧DNAワクチンも、有効性を高めるにはファンペップのペプチド技術は有用であり、開発段階から協力しています。肝心なことは新型コロナワクチンンも、高血圧ワクチンも製造元はアンジェスで、ファンペップは協力企業の一つなのです。すでにアンジェスは高血圧ワクチンについては、DNAペプチド併用ワクチンとして日米双方で特許取得済みなのです。

  • 「RXV」氏は、先ほどのコメントで

    「アンジェスDNAワクチンもモデルナmRNAワクチンもマイナス20度
    森下先生が書いています」と森下先生の書籍の一部を紹介しています。

    確かに以前、テレビで大阪大学でのワクチン開発風景が紹介されたとき、新型コロナDNAワクチンの冷凍庫での保管状況が紹介されましたが、その温度はマイナス20℃ぐらいあるように記憶しています。しかし、それは製品化されたワクチンではなく、ワクチンの原液なのです。

    この原液について森下先生は<日本はワクチン戦争に勝てるのか>という書籍で、「われわれは、昨年の3月5日にワクチン開発に着手することを発表して、3月24日にはDNAワクチンが完成し、20日間で作りました」と述べています。しかし、この原液が、即ワクチンとして使用されるものでなく、それを元に大量培養されたものが新型コロナDNAワクチンの製品になるのです。

    その、原液から製品化の過程を森下先生は次のように語っています。   

    「DNAワクチンの強みは、保存が利く上に、遺伝子の情報さえあればすぐに作れるところです。その情報を持ったプラスミドDNAを、マイナス20℃で保存しておくと、もともとの種として半永久的にキープできるのですよ。いざSARSが起こったときにはそれを大腸菌のなかで大量に増やせばSARSワクチンができる」と。

    だから、原液の保存と製品化されたワクチンの保存温度は異なるのです。世界保健機関(WHO)が、昨年8月に生物学的標準化に関する専門家委員会の審議を経て、「プラスミドDNAワクチンの品質、安全性、有効性を保証するためのガイドライン」の改訂案を採択していますが、その中でワクチンの保存および輸送については「プラスミドDNAは他の一般的なワクチンよりも安定している可能性があるため、製剤によっては、コールドチェーンがなくても効率的に保存および送達できます。」と記述されているのです。

    したがって、製品化された新型コロナDNAワクチンは、アストラゼネカワクチンと同じように冷凍保存をせずに、2℃~8℃程度の冷蔵庫で一定期間の保存は可能であると思います。

  • アンジェスは、2018年4月よりオーストラリアで、高血圧DNAワクチンについて、第1/前期2相臨床試験を実施してきました。その臨床試験の結果がアンジェスのIRで、報告されたのが今年の2月4日です。IRによる治験結果の報告では、 重篤な有害事象はなく、安全性に問題がないこと、また、アンジオテンシンⅡに対する抗体産生が認められたとのことです。

    現在、高血圧の治療においては多くの経口医薬品が使用されていますが、これらの薬は毎日忘れずに服用する必要があるのに対し、注射剤であるDNAワクチンは一度の投与で長期間にわたって効果が持続することが期待されていることから、特に服用の難しい高齢の方には利便性は大幅に向上するので期待が持てます。

    当初、第43回日本高血圧学会総会は昨年10月に開催予定でしたが、COVID-19感染の拡大のために1年延期をして2021年10月15~17日の3日間をかけて、沖縄のコンベンションセンターで開催されることになりました。この高血圧学会総会の最終日に当たる17日に、アンジェス、そして研究開発に当たってきた大阪大学の先生方が、オーストラリアで実施してきた高血圧ワクチンの第1/2a相試験結果を報告することになりました。更に詳細な報告と今後の取り組みが発表されると思うので、期待したいと思います。

    ■第43回日本高血圧学会総会での高血圧ワクチン第1/2a相試験結果報告について
    ・……………………………………………………………………………………………・
    LB2-4 高血圧ワクチン(AGMG0201)の第1/2a相試験 速報
    Brief report for a phase I/IIa study to assess safety, tolerability and
    immunoreaction of AGMG0201 in patients with hypertension
    【Googleによる訳文】
    安全性、耐容性、および安全性を評価するための第I / IIa相試験の
    簡単なレポート
    高血圧患者におけるAGMG0201の免疫反応

    中神啓徳、石濱哲也、笹倉千江花、 大京寺裕一 山田英、 森下竜一

    大阪大学大学院医学系研究科 健康発達医学
    アンジェス株式会社
    大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学

  • 10/10付の日経新聞5面に豆記事扱いで下記のような記事が掲載されています。
    ・……………………………………………………………………………………………・
    <ワクチン開発で省庁横断 来年度に新組織>
    政府は感染症予防のワクチン開発を推進する省庁横断の組織を2022年度に新設する。平時から製薬企業の研究や感染症の発生動向を調査し、有事にはワクチン開発できる企業を即座に選定して支援して、短期でワクチンが国内供給できるようにする。新型コロナウイルスのワクチン接種が海外に遅れた反省を踏まえ、次の感染症に備えて足場を固める。狙い通り省庁の縦割りを打破できるかが課題となる。
    ・……………………………………………………………………………………………・
    確かに、日経新聞にとっては目新しいニュースではないのかもしれない。上記の記事は菅総理がホスト国としてワクチンサミットに臨むにあたって6月1日に閣議決定した「ワクチン開発・生産体制強化戦略」の中で、すでに方向ずけされている内容です。この「ワクチン開発・生産体制強化戦略」の中では、上記記事に関連する部分では次のように記述されています。

    「緊急時には、今回米国国立衛生研究所(NIH)や米国生物学医学先端研究開発機構(BARDA)等において行われたように、ワクチン開発に有効と考えられるシーズ、モダリティを早い段階で見つけ、開発の進んだ研究機関、企業等を選定し、まとまった研究費を迅速かつ機動的にファンディングする機能が必要である。
    従来の日本医療研究開発機構(AMED)による支援は、提供する研究費の規模が小さく公募による個別研究の域を出ていなかった。また、収集された情報の質や量も少なく、政府が必要とする情報収集には貢献できず、政府と一体となった戦略的なワクチン開発を牽引できなかった。この反省に立ち、緊急時においては国策としてワクチン開発を迅速に進めるために健康健康・医療戦略推進事務局主導のもと、各省の縦割りを排した一体的かつ機動的な取り組みを実施する。」と。

    岸田総理は就任の所信表明で、「これまでの対応を徹底的に分析し、何が危機管理のボトルネックだったのかを検証し、司令塔機能の強化や人流抑制、医療資源確保のための法改正、国産ワクチンや治療薬の開発など、危機管理の抜本的強化」を語っています。これまでの遅れを挽回してほしいと思います。

  • 本当に、久しぶりの投稿になります。
    2021年6月16日、Brickell Biotech、Incは、ナスダック株式市場の上場資格部門から、株価の終値が30営業日連続して1株当たり$ 1.00以下であったことから、上場基準に準拠していないことを示す通知を受け取っていると思います。ナスダックの上場廃止基準から言えば、上場を継続するための最低終値要件を遵守していない旨の通知を受けた株式会社は、以後、180日間のいずれかの時点で、普通株式の終値が10営業日以上連続して1株あたり1.00ドル以上をクリアしなければ、上場廃止となります。
    したがって、Brickell Biotech、Incが上場廃止をクリアして、ナスダックから上場基準規則の遵守を達成した旨の書面を受け止めるためには、12月12日前までに、
    普通株式の終値が10営業日以上連続して1株あたり1.00ドル以上をクリアする必要があります。
    Brickell Biotech、Incの株主には大口保有者も相当数いるので、その方々の力で上場廃止がクリアできることを望みます。

  • エメンド社は、先駆的で高度なゲノム編集技術を持っている企業です。エメンド社の科学・研究チームは、タンパク質工学、分子生物学、遺伝子編集システムの専門知識を組み合わせ、これまで治療不可能と考えられていた疾患に対処することができます。このエメンド社を買収し、アンジェスの完全子会社化したのが2020年12月15日です。

    山田社長はエメンド社の完全子会社化に当たって次のように述べています。
    「私たちアンジェスは、“遺伝子医薬のグローバルリーダー”を目指すことを掲げています。どうやってグローバルリーダーになるのか? 私たちは、HGFで世界初となったプラスミド製法のみならず、ウィルスベクター、ゲノム編集の領域において世界のトップになりたいと思っております」と。つまり、遺伝子医薬の開発に必要とされる3つの遺伝子治療法を制覇し、遺伝子医薬のグローバルリーダーの位置に立つ上では、エメンド社の買収が必要であったことを語っています。

    そこで、掻い摘んでエメンドの買収までの経過を振り返ってみたいと思います。
    アンジェスが関わる以前にエメンド社の創立時から資金援助をしてきたのは、バイオ医薬品企業や医療機器会社等への投資では、世界のトップクラスの投資会社であるOrbimed社や、武田薬品工業(株)の企業投資部門である武田ベンチャーズがエメンド社の非上場株を保有する形で資金援助を行ってきました。

    では、資金力で圧倒的に優位なOrbimed社がエメンドの買収に乗り出さないのかと言えば、Orbimed社は投資会社であることから、創薬に関するノウハーを持ち合わせていないことが理由です。しからば武田ベンチャーズによる買収についてはどうかと言えば、親会社が武田製薬ということもあり、必要度は高いのですが、投資額が自らの裁量を超えることから親会社の決済が必要となることから、時間も要するので、それでは縁のあるアンジェスに買収をしてもらった方が良いと判断したとも考えられます。山田社長もエメンド社買収は十分検討した上で「ベンチャーならでではの実行」という趣旨の発言をしています。

    武田ベンチャーズもOrbimed社も、アンジェスの株を保有することで買収を了解しています。アンジェスもエメンド社による収益化を図る検討を行い、買収に協力して戴いた各社の報いるべきです。そして、しかるべき時期に上場を確実に。

  • 日経バイオテクの記事に思う

    (1)結論から言えば、「汝の道を進め、そして人々をして語るにまかせよ」というスタンスで、アンジェスは新型コロナワクチン及び治療薬AV-001の開発を愚直に進めてほしい。

    (2)コロナ関係以外の開発パイプラインである高血圧DNAペプチド併用ワクチンの開発成功、HGF遺伝子治療用製品コラテジェンの日米での本承認の獲得、そして慢性椎間板性腰痛症治療薬NF-κBデコイオリゴDNAなど、国内外の人々が求めている医薬品の一日も早い開発の成功を!!

    (3)小手先の株価対策より、真剣に創薬事業に取り組むこと。株価はその結果を受けて上昇すると信じ、ホルダーはアンジェスを支援。山あり、谷ありの道を歩いて上り詰めた頂では、視界が開かれた新しい風景が見えることを信じて.....

  • 【日本経済新聞】10/10朝刊から抜粋
    「日本戻らぬ」 ノーベル物理学賞、真鍋氏の教訓 協調優先で頭脳流出

    私が日本に戻りたくないのは「調和」の中で生きる能力がないから――。2021年のノーベル物理学賞受賞が決まった米プリンストン大学の真鍋淑郎・上席研究員が記者会見でこんな言葉を残した。ジョークと受け止めた会場では笑いが起きたが、そこには日本からの「頭脳流出」を防ぐ重要な教訓が含まれる。

    真鍋氏が渡米したのは1958年。「大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が上がると地球の気温が上昇する」ことを、コンピューターを使ったシミュレーションで解き明かしてきた。
    冒頭の発言は、5日の記者会見で国籍を米国に変えた理由を問われたときの答えだ。「日本人は互いに邪魔しないように協調する」のに対し「米国では他人が感じることをあまり気にする必要がない」と違いを指摘。自身には米国が合っていたと振り返った。

    真鍋氏は渡米後も日本で仕事をした時期がある。97年、科学技術庁(現・文部科学省)傘下の機関で温暖化予測研究の責任者に就任した。だがその生活は長くは続かなかった。本人への取材をもとに真鍋氏が米国に戻ることを報じた01年の記事にはこう記されている。
    「所管が違う様々な研究機関との間の忍耐がいる調整業務、研究スタッフの不足、本音を率直に話さない日本独特の習慣――。米国では考えられなかった本来の研究以外の苦労が重くのしかかっていたことが言葉の端々からうかがえた」

    米国では好きなだけ研究に打ち込めた。「上司が寛大で、研究で何でもやりたいことができた。コンピューターを使いたいだけ使えた」という。米国にも縦割り組織の弊害はあるが、日米両方で勤務した真鍋氏だからこそ発言に重みがある。
    日本の科学技術の現状について問われると「好奇心に駆られた研究が少なくなっている」と指摘した。国内では安定した資金やポストの不足で研究現場の閉塞感が強まり、画期的な成果が生まれにくくなっている。

    真鍋氏が構造的な問題として指摘したのが、科学者と政策決定者のコミュニケーション欠如だ。研究者と永田町や霞が関の距離は遠く、新型コロナウイルス感染症を巡っても、両者の意思疎通の不足が表面化した。
    ・……………………………………………………・
    ●ふと思った。国産ワクチンが遅れているのも、こうした理由があるのかとなーと。

  • 「gol」さんのコメント。

    「たとえば2013年5月6日の山梨県「富士桜カントリー倶楽部」でのゴルフ。ゴールデンウィークに首相主催で行なわれた4組のミニコンペだが、そこには籔本だけでなく、首相補佐官や秘書官、内閣官房参与も集った。二組目が萩生田光一(現・自民党幹事長代行)、中山泰秀、籔本雅巳、大阪大学医学部大学院教授の森下竜一のパーティだ。

    捜査の手が及ぶことを熱望🚓🚓🚓」と。

    医療法人「錦秀会」の前理事長である籔本雅巳の逮捕は、日本大学の医学部付属板橋病院(東京都板橋区)の建て替え工事を巡る背任事件の容疑によるものです。
    現在、東京地検特捜部は家宅捜索を含めて厳正に捜査を進めています。

    報道によると、籔本容疑者は政界にも広い人脈を持ち、安倍晋三元首相とはゴルフや会食を重ねてきた人物と言われています。
    確かに、日本大学医学部付属板橋病院の建て替えを巡る工事関係費用の還流の形をとった背任事件には、いくつかのセクションが介在していることから、事件の広がりに発展する可能性はあります。
    そうした意味で、厳正な捜査を望むことはあってしかるべきですが、この事件と森下先生が関連があるかのように誘導する手口のコメントは、時に名誉棄損の罪で告発される可能性があるので、ほどほどにしたほうが良いかと思います。

  • 【薬事日報】
    3Hクリニカルトライアル実施の意識調査
        約8割が治験参加を希望‐国産コロナワクチンに期待感!!

    国産の新型コロナウイルス感染症ワクチンの治験に参加を希望する人が約8割に上ったことが、3Hクリニカルトライアルが実施した意識調査で明らかになった。その理由については、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカといった「外国産のワクチンだけでなく、国産のワクチンが必要」との声が圧倒的に多く、国産ワクチンへの期待と治験への協力姿勢を強く表す結果となった。

    調査は、8月に同社が運営する治験情報サイトで実施し、全国4967人から回答を得たもの。その結果、国産の新型コロナウイルス感染症ワクチンの治験について、「ぜひ参加したい」との回答が50.0%と半数を占め、「参加したい」の29.4%を含めると合計79.4%と約8割が参加意向を示していることが明らかになった。
    ・……………………………………………………………………………………………・
    ●こうしたアンケート結果を見てもわかりますが、国産ワクチンの接種を望みながらも、開発が遅れていることからファイザーやモデルナのワクチン接種をした人も相当数いると思います。
    この秋に、厚生労働省およびPMDAサイドから、ワクチンの最終治験に当たる非劣性試験の実施要領が示されると思います。アンジェスもワクチン投与の用量を増やす高用量の臨床試験を進め、安全性や有効性について先行している海外ワクチンと比較しても遜色のない結果を出し、提示される非劣性試験の実施要領にチャレンジし、安全で有効性のあるワクチン開発を進めてもらいたいと思います。
    ワクチンの新たな国際承認基準となる非劣性試験をクリアできれば、国内での接種のみならず、ワクチンを必要とする国々にも、国際貢献の一環として供与することが出来るのです。

  • 岸田総理大臣:臨時国会で、初めてとなる所信表明演説!!

    <新型コロナ対策のについての所信表明演説の要旨>

    第205回国会の開会にあたり、新型コロナウイルスにより亡くなられた方々、そして、御家族の皆様方に心よりお悔やみを申し上げるとともに、厳しい闘病生活を送っておられる方々に心よりお見舞いを申し上げます。

    新型コロナとの闘いは続いています。第一の政策は新型コロナ対応です。足下では、感染者数は落ち着きを見せ、緊急事態宣言は全面的に解除されました。
    菅前総理の大号令の下、他国に類を見ない速度でワクチン接種が進み、この闘いに勝つための大きな一歩を踏み出せました。前総理の御尽力に、心より敬意を表します。

    しかし、楽観視はできません。危機対応の要諦は、常に最悪の事態を想定することです。感染が落ち着いている今こそ、様々な事態を想定し、徹底的に安心確保に取り組みます。与えられた権限を最大限活用し、病床と医療人材の確保、在宅療養者に対する対策を徹底します。希望する全ての方への二回のワクチン接種を進め、さらに、三回目のワクチン接種も行えるよう、しっかりと準備をしていきます。

    これらの安心確保の取組の全体像を、早急に国民にお示しするよう関係大臣に指示しました。国民の皆さんが先を見通せるよう、丁寧に説明してまいります。
    同時に、これまでの対応を徹底的に分析し、何が危機管理のボトルネックだったのかを検証します。そして、司令塔機能の強化や人流抑制、医療資源確保のための法改正、国産ワクチンや治療薬の開発など、危機管理を抜本的に強化します。
    ・……………………………………………………………………………………………・
    ●解散・総選挙について、岸田総理は今の臨時国会の会期末の今月14日に衆議院を解散し、19日公示、31日投開票の日程で選挙を行う意向です。
    政権公約には、所信表明したコロナ対策の骨格である「これまでの新型コロナ対応を徹底的に分析し、何が危機管理のボトルネックだったのかを検証し、司令塔機能の強化や人流抑制、医療資源確保のための法改正、国産ワクチンや治療薬の開発など、危機管理を抜本的に強化する」を高市政務調査会長に盛り込むよう指示し、選挙以降の内閣で、確実に実行に当たって貰いたいと思います。

  • 「RXV」氏のコメント。

    「ワクチンの中で最も危険だと言われているDNAワクチンですからねえ」と。

    この、コメントは「RXV」氏自身の見解ではなく、どなたかが言っていることを伝聞として伝えた形のコメントです。けれども、世界保健機関(WHO)は、昨年8月に生物学的標準化に関する専門家委員会の審議を経て、「プラスミドDNAワクチンの品質、安全性、有効性を保証するためのガイドライン」の改訂案を採択しています。DNAワクチンの安全性が記述されている、ガイドラインの一部を紹介しておきます。
    ・……………………………………………………………………………………………1990年代以降、さまざまな標的抗原および疾患に対するワクチン接種への新しいアプローチが開発されてきました。
    この技術は、免疫応答が求められる免疫原をコードする遺伝子を含むプラスミドデオキシリボ核酸(DNA)を、標的免疫原のその場での産生のためにワクチン接種者に直接導入することを含む。これらは、プラスミドDNAワクチンまたはDNAワクチンと呼ばれます。

    このアプローチは、B細胞応答とT細胞応答の両方の刺激、広い温度範囲でのワクチンの安定性、免疫原自体の感染性の欠如、ワクチンの構築速度など、潜在的な利点の組み合わせを提供します。

    異なる地域の異なる施設で同じDNAワクチンを製造して、定期予防接種や発生状況でのワクチンの入手可能性と入手可能性を促進し、ワクチンのより安定した供給を確保することが可能かもしれません。さらに、プラスミドDNAは他の一般的なワクチンよりも安定している可能性があるため、製剤によっては、コールドチェーンがなくても効率的に保存および送達できます。

    DNAワクチンは、ワクチン接種者のDNAに対して、抗ベクター免疫もオフターゲット獲得免疫も生成しません。DNAワクチンは感染性を示すようには設計されておらず、標的となる感染性病原体はワクチンの製造や製造に使用されていません。

    プラスミドDNAの染色体への組み込みは、初期の主要な理論的懸念でしたが、大体において、データはこの懸念が裏付けられていないことを裏付けています。
    したがって、DNAワクチンは、遺伝子挿入が容易にできるプラットフォーム技術と見なすことができます。
    多くの科学出版物は、DNAワクチン接種の可能性を扱っています。

  • 慢性椎間板性腰痛症治療用 NF-kB デコイオリゴ DNA(AMG0103)は、NF-κB転写因子に結合して炎症性サイトカイン(細胞から分泌される生理活性物質)の放出を抑制する合成 NF-κB オリゴヌクレオチドデコイであり、過剰な炎症反応や免疫反応に起因する様々な疾患の治療に有効な薬剤として期待されています。

    <NF-κBデコイオリゴの開発状況>

    椎間板性腰痛症の患部にNF-κBデコイオリゴDNA(開発コードAMG0103)を注射投与することによって、慢性腰痛に対する鎮痛効果とともに、椎間板変性に対する進行抑制や修復を促す効果が期待されます。新タイプの腰痛治療薬として2018年2月より米国で後期第1相臨床試験を実施し、全症例の投与後12ヶ月間におけるトップラインデータを2021年4月に発表しています。

    発表されたIRによると、12ヶ月間の観察期間を通じて重篤な有害事象は認められず高い安全性が確認されたこと、有効性についても投与早期に腰痛が大幅に軽減し、また、腰痛の抑制は投与12ヶ月後まで継続したことが確認されたとしている。また、患者自身からも高い満足度が得られており、良好な結果が得られたと報告されています。この試験の治験責任医師である、カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部長で整形外科教授の Steven Garfin先生からは「AMG0103 は、素晴らしい安全性プロファイルを有し、12ヵ月にわたり腰痛を有意に軽減しており、慢性椎間板性腰痛症に苦しむ患者に対して画期的治療薬となる将来性があると考えています。さらに、腰痛の軽減に加えて、椎間板の高さを回復させる可能性が示唆されたことは注目に値します。AMG0103 は、慢性椎間板性腰痛症の治療に使用される世界初の低侵襲デコイオリゴヌクレオチドになる可能性がある」とのコメントが得られています。

    現在、慢性椎間板性腰痛症に関しては、一般療法としてステロイド注射(対処療法)が使われることが多いが、ステロイドが一時的な対処療法であるのに対して、AMG0103は炎症を抑制する効果があり、その結果として腰痛の症状改善が見られます。慢性椎間板性腰痛症治療用(AMG0103)については、製薬企業からも多く関心が寄せられており、今後、ライセンス契約等に発展する可能性もあると思います。

本文はここまでです このページの先頭へ