タルノミカニコ

ここまで株価がコケにされたなら、山村幸治は六文銭を握りしめて企業価値を上げないとダメだ。2012年からの株価2,000円の壁という呪い、あるいは因習を打破しない限り、「ありたい姿」という希望を株主に抱かせ続けた責任からは逃れられない。

自社の資産を切り売りする時にだけ輝く株価であってはいけない。最悪期は脱しているはずだ。

>財務基盤を毀損してしまったら......

そればかりは分かりませんが、現状、万に一つも倒産ないしは上場廃止はないですよ。ただ、株価は企業価値とは関係なしに叩き売られるかもしれませんね。

機関3社の空売りも、AIが判断しているので情け容赦がないです。下げ過ぎた株価の是正は、機関が売って生損保が買うのですが、山村は無配なので中々積極的に買わないのが辛いところです。

以前、1500円（山村の安値）の半値、八掛け、二割引きの480円があり得るんじゃないかと思いましたが、現在の株価の半値も無きにしも非ずです。

下げ続ける株価に「大概にしろよ」とぼやきながらも、会社が出来る有効な手立ては地味ながらも着実に業績を上げることですね。

一時的な50億があろうが、なかろうが大した問題ではないような。。。
この会社が、安定して収益を上げられるかどうかですよ。

2014年にも工場の跡地を売却して84億7千万入りましたが、その後は。。。

現状の株価は悲惨を通り越して、もはやギャグですが、復配を打ち噛ませばいづれ株価は回復するでしょう。
アルガラスもなんとか軌道に乗っているようですし。

ただ時間がかかりそうですね。
そのうち「ありたい姿2040年」とか言い出したり。

秦皇島方圓包装玻璃有限公司（中国ガラスビンメーカー）
山村ウタマ・インドプラス社（インドネシア飲料用プラスチックキャップ）
台灣山村光學股份有限公司（台湾光学ガラスレンズ）
上記3社、いずれも失敗（コロナの影響やら米国から訴えられたりで仕方がなかったけど）。

株価はコロナ初期の20年3月734円を割り695円をつける。
これは1970年代の株価で、年足ベースの安値では、71年安値515円、70年安値397円。

この先の株価はあまり想像したくはないが、アルガラス山村の順調な操業と復配が無い限り、ここ20年くらいの安値1500円前後までは戻らないのかもしれませんね。

それから、気になるのは一株純資産がどんどん減っていることです。
毎期資産が積み上がっているのに株価が上がらない場合はそれほど心配はしていないのですが、資産が減って株価も下落は最悪ですね。
15年5780円
16年5620円
17年5480円
18年5320円
19年5207円
20年5207円
21年4721円
22年3907円
何でこんなになってしまったのかと言えば、国内の安定収入だった製ビンが90年代から6割も減少しているのが要因でしょう。
会社もただ手をこまねいていたわけではなく、例えば2005年くらいはプラズマディスプレイ用の粉ガラスで盛り返したりしましたが、その後は冴えなく株価も低迷。
社長が常々言う「長期的なありたい姿」が今の状態だと、株主にとっては辛いところですね。。。

幸治、あまり株主を泣かせないでおくれ。
PBR0.1の390円は見たくない。。。

経済産業省
2022年4月22日
化石燃料を巡る国際情勢等を踏まえた新たな石油・天然ガス政策の方向性について
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shigen_nenryo/sekiyu_gas/pdf/018_03_00.pdf

山村さんのとこも液化天然ガスで24時間稼動してるので、対岸の火事というわけにはいきませんね。
勇ましいことばかりを言って、日本の権益を無くさなければいいのですが。
最悪の事態は避けたいですね。。。

アルガラス山村の着工式。
https://www.youtube.com/watch?v=Tkl6Id2ZdUE
日本企業が米国に進出していく、まるで80年代の映像を見せられているような感じですね。
ちなみに、合弁会社の出資比率が山村75%、cambium25%対し、議決権の比率が山村50%、cambium50%の対等。
なんだかなぁ。。。

「世界のYAMAMURAへ−心と技術を伝えたい−」
2013年から心と技術を伝えること8年。特損を50億出して秦皇島方圓包装玻璃有限公司の全持分を譲渡。
アルガラス山村は大丈夫なんだろうねぇ、山村先生。

期末無配だけは勘弁してほしいなぁ。。。

山村幸治会長Vol.1 「経歴・経営に関する信条」全4回
https://www.youtube.com/watch?v=UIGQ2f5xaVM
現状を嘘偽りなく語っていますね。
ただ、自信がなさそうだなあ、残りの回ではもっと明るい未来について語ってくれるのでしょうか。

下値切り上げ
10年1330
11年1690差360
12年1830差140
13年1920差90
13年は高値3780で終了

下値切り下げ
14年2500
15年1870
16年1770
17年2000
18年1652
19年1372

下値切り上げ
20年1230
21年1608差378
22年　？
今年の底が1700円台で1608円を割らなかったら例年の駒井ギザギザモードが発動かな？
チャートを粉砕してくれるような好材料があれば、また違ってくるかな。。。
僕は材料で買うことはないけど、たまには駒井プライムパワーの意地を見てみたいものだね。

スタンダード市場を選択の山村。
あすの山村はどうなるのでしょうか。
希望を捨てずに生きましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=5FITtFOm27E