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投稿コメント一覧 (7334コメント)

  • >>No. 4514

    被災地はまだ何も変わってないようですね。
    30万人以上の人がまだ避難状態のまま。
    原発周辺に住めるのは何十年後になるのか・・・
    放射能による健康被害が表に出てくるのも何十年後ということになりそうだし。

    それはともかく、昨日今日と黄砂もなくスッキリとした青空が広がってます。
    朝はまだ寒いけど、日差しが強くなってきて日向では暖かい。
    春は着実にやってきているようです。

    そして今夜は再びのオランダ戦。
    今度はそうそう簡単に勝たせてはくれないでしょうね。
    まあ、負けても準決勝には進めるわけだから、良い戦いを期待したいです。

    TPP問題、自民党内でもかなり揉めてるようですけど、
    さてさて、どうまとめるのか。
    安倍首相の腕の見せ所ってところでしょうか。

  • 朝は冬の寒さでしたが、徐々に暖かくなってきて、
    最高気温は4月上旬から中旬並になるんだそうです。

    アメリカは2次ラウンドで敗退してしまったようですね。
    考えてみれば、日本が残ってるのは運が良かった気もしないではありません。
    何度も終わりそうな試合があった・・・

    結局前回準決勝に進んだチームで残ってるのは日本だけ?

    野球の勢力図も変わってきてるようです。

    北朝鮮もなんだか妙にピリピリした対応をしてるし、
    まるで戦前の日本のようで、凄く嫌な雰囲気を感じてしまいます。

    北朝鮮にとっては、今、中国を味方に否応なく引き込むには、
    韓国を攻撃するのが一番簡単な方法なのかもしれません。
    北朝鮮が韓国に併合されるのは中国にとっても許しがたいでしょうから。

    何にしても、隕石は落下するし、彗星は現れるし、
    世界秩序が変化する兆しなのかもしれませんね~~~

  • >>No. 4518

    寂しくなってしまいました。
    決勝で日米対決というのが理想だったんですけどね~~

    まあ、こうなったら是が非でもオランダに頑張ってもらわないと
    プエルトリコ×ドミニカ、というなんともローカルな決勝戦になってしまう。

    昨日は大荒れの天気でしたが、今日はまた好天で、
    気温も4月中旬から下旬並になるんだとか。
    でも明日はまた雨になって、その後、再び冬に逆戻り。

    こういうくるくる変わる天気が春らしいってことなんでしょうか。

    桜の開花も早くなって、新人の歓迎会には桜は散ってそうですね。
    穏やかな春になってくれれば、それに越したことはありませんが。

  • 北朝鮮、煽ってきてますね~~~

    韓国の新大統領を揺さぶってるというのもあるのでしょうが、
    なんか、真珠湾直前の大本営の雰囲気と似通っているのが物凄く恐ろしい。

    あの頃は、アメリカと開戦しても1年で決着をつければ勝てると思ってたようだけど、
    実際にはその後も戦争は続いて、結局は無条件降伏になってしまった。

    多分、中国も短期で決着がつけられるなら、日本に勝てると思っている。
    アメリカが本格的に介入する前に屈服させられれば、ということのような気がします。

    ナチスが、アメリカは戦争にあまり乗り気じゃないと希望的に予測したのに似てるのかも。
    日本も戦争末期には、ナチスが降伏した後、ソ連が参戦するとは思ってなかったらしいし。

    最悪の予測は起こらないという人間の楽観的な期待が、実は世界を最悪の事態に導いていく。

    安倍政権に突きつけられた定数配分の違憲判決の連鎖。
    前のときは年金問題で破綻してしまった安倍政権、
    今度はこれが立ちはだかるってことですか~~~

  • >>No. 4524

    大荒れの天気で始まったようですね。
    こちらの方は、まあまあ穏やかだったんですけど・・・

    世界情勢はますます緊迫の度を増しているような、嫌な空気。
    朝鮮半島だけじゃなくて中東も緊張を増しているようですね。

    新年度は日本も物価上昇で始まるようで、
    まあ、アベノミックスがそもそも物価上昇を目指してるんだから当然ですけど、
    天気と同様、暗い気分の新年度になりそうな感じです。

    経済が立ち直る前に国民は痛みを覚悟しなければならないということで、
    ガン治療には、相当な苦痛を伴う、ということでしょうか。
    それで完治すると分かってるんならいいんだけど・・・

    というわけで、今、ソルジェニーツィンの 『ガン病棟』 を読んでます。
    スターリン体制が終わりに差し掛かった時期のソ連の現状を、
    地方のガン病棟という極限的な情況の中に写し取ろうとした壮絶な作品。

    社会主義体制の中で不安に苛まれる患者たち、そして疲弊する医師たち、
    でも、現代の日本の医療現場とも重なってしまうのが恐ろしい。

    本当に幸せな社会というのはいったいどんなものなのか、
    深く考えさせられてしまいます。

  • >>No. 4526

    天気予報ではずいぶん警告してましたが、
    こちら今のところ、雨がびしょびしょ降ってる程度で、
    特に何事もないようです。

    北朝鮮、今度は外国人に退去勧告まで始めたようですね。
    譲歩を引き出すまでもう引っ込みがつかないという感じでしょうか。

    このまま武力衝突をするほど 「バカ」 なんだろうか、
    というようなことを今朝のテレビでキャスターが言ってましたけど、
    ひょっとすると北朝鮮首脳はそれほどバカなこととは思ってないかもしれない。

    3日でソウルを占領できるとテレビで宣伝していたようですが、
    これは案外本音で、実際に可能なことかもしれないという気がします。
    問題は占領状態を何日間維持できる戦力があるか、ということなんだろうけど。

    北朝鮮の挑発でアメリカなり韓国なりが先制攻撃をしたら、
    もしかしたら一番得をするのは中国なんじゃないかという気がしてきました。

    離反したような格好をして実は中国が裏で糸を引いていたとしたら・・・・

    でも北朝鮮が先に手を出したら、中国にとっては苦しい立場になるわけだから、
    そんな綱渡りをする必要もないか。

    新型インフルエンザで中国と北朝鮮が大混乱になってくれて、
    対岸の火事を眺めていられるとすれば、日本にとってはそれが一番いいのかも。
    日本まで火の粉が飛んできちゃ困るわけですけど。

    しかし、新型インフルエンザのウイルスが鳩から発見されたというのは怖いですね。
    鶏とかとは違って野鳥の行動を制限することはできないし・・・

  • >>No. 4528

    春を通り越したり、冬に戻ったりしていた気候が、
    やっと落ち着いてきたような感じです。

    まあ、週末には、また少し寒さが戻りそうですが、
    冬に戻るようなことはないようです。
    GWが近いんだからそうでなくちゃ困りますけど。

    朝鮮半島情勢は相変わらずで、報道する方も困ってそうですが、
    皆が飽きて報道が無くなった頃に何かやらかすかもしれませんね。

    今朝のニュースでは、ボストン・マラソンでテロか?
    というのがトップに来てましたけど、世界中が騒然とした状態のようです。

    日本では無事にGWを迎えられるように祈りたいものです。
    特に予定はないんですけど。

    >本屋大賞を「海賊とよばれた男」(百田尚樹著)

    安倍首相推薦ということで評判の本ですね。
    この前のトーキングウィズ松尾堂というFM番組に著者が出演されていて、
    作品を書いた経緯なんかを、簡単にでしたけど、話されてました。

    そういえば最近は全然新しい本を読んでないなぁ・・・
    というか、そもそも本を読むペースが物凄く落ちてしまいました。
    最大の原因は、読んでると目が疲れるせいなんですけど、
    ま、早い話が、老化現象ってことでしょうね。

    電子書籍も、活字を上手に読んでくれるアプリが開発されると助かります。
    でもこの 「上手に」 というところに、時間がかかりそうですね。

  • >>No. 4531

    というか、まるで映画のような展開でしたね。
    さすがアメリカ!

    この手の事件でのFBIの捜査能力の高さにはビックリでした。
    慣れてるってことでしょうか。

    しかし今度は中国で地震ですか。
    最近妙に多いように思えるのは気のせいなんだろうか・・・

    >takyさん、聴きます~?

    いやあ~、リストは、ほとんど聴かないですね。
    巡礼の年はブレンデルのものを持ってるのですが、
    LDだということもあって、通して聴いたことがありません。

    演奏者自身の解説付きなので、いつかじっくり聴きたいとは思ってるのですが、
    それまでプレーヤーが動いてくれるかどうか、かなり心もとない。

    LDの音声はデジタルで収録されているから、
    そのうち光入力付きの機械でも買って音声ファイル化したいところですが、
    CDと違ってリッピングに実時間かかってしまうのがかなり辛いところです。
    結構貴重な音源とかもあったりするんですけどね~~

  • >>No. 4534

    5月とは思えないような寒い朝になってます。
    どうなってんでしょうね、今年の天候。
    連休明け頃から平年並みに戻るらしいんですけど。

    >「イスラム圏の各国はケンカばかり…」

    官僚出身でないはずの知事の対応は、いかにも官僚的でしたね。
    側近の助言があったということでしょうかね~~

    しかしイスラム圏のことばかりも言ってられないような気もします。
    よそから見たら、日本は中国や韓国とケンカばかりしてる、
    ってことにもなりかねないような昨今の状況だし。

    北方領土問題が決着してロシアとは良好な関係が結べればよいのですが。

    >潔くよく「イスタンブールを応援する」という多少なりとも恩を売る方向にハンドルを切るだろう。

    それも良いかもしれませんね。
    親日国は大切にしていかないと、これからの国際状況を無事に乗り切るのは難しい。
    イスラム圏を敵に回すとどうなるか、アメリカを見るとよく分かるし。

    何にせよ、平穏無事が一番。

  • >>No. 4536

    いつまでも寒いと思っていたら、突然夏になりました。
    日本の四季はどんどん壊れていくような感じですね。

    二酸化炭素の濃度も過去最高を記録したそうで、温暖化は止まらない・・・か
    途上国が豊かになろうとすると二酸化炭素の排出量が増えるのは当然、でしょうか。

    二酸化炭素とか放射能とか、劇的に減らせる技術が開発されればいいのですが。
    二酸化炭素はともかく、放射能は無理なんでしょうね。
    できれば原子力発電の大きな問題の一つ(放射性廃棄物)が解決できるんだけど・・・

    それはともかく、連休頃から、著作権切れの音楽のダウンロードをせっせとしてました。
    FLAC ファイルが相当あってビックリですね。
    まあ音源の録音時期を考えれば、周波数帯域もダイナミックレンジも大したレベルじゃないから、
    MP3 でも十分な気はしますけど。

    かつての名演奏、ぼちぼちと聴いていくかな~~

  • >>No. 4539

    ちょっと前まで寒いなあとか言ってたのに、あっという間に真夏・・・
    参っちゃいますね、これは・・・

    アメリカでは巨大竜巻ですか、近い将来には日本でも猛威を振るいそう。
    なんだか国際情勢も自然の状況も、大変なことになってきてますね。

    原発も、どうやら地震国日本には向いてない発電方法のようですし、
    これからどうやってエネルギーを調達するかも難しそうです。

    こちらの方では、今週に入ってから温度だけじゃなくて、徐々に湿度が上がってきていて、
    来週あたりには梅雨入りの話題が出てきそうな、とのことです。
    鬱陶しい事この上ない・・・・

    それにしても若い頃のバーンスタインは涼やかで良いですよね。

    ソルジェニーツィンの 『ガン病棟』、遅々として進まないのですが、
    今日読んだところに、チャイコフスキーの4番が出て来ました。

    「不安な、重苦しい、その交響曲の冒頭部分。・・・
     久しぶりにわが家へ帰って来た主人公、
     あるいは突然目が見えるようになった主人公が、
     いろいろな品物や、愛する女の顔を、手で撫でまわしている。
     撫でまわしながら、いまだに自分の幸せを信じられぬ気持ちでいる。
     それらの品物は本当に存在するのだろうか。
     自分の目は本当に見えるようになったのだろうか。」

    ここでこの章は唐突に終わってしまう。

    「白樺の癌」 という第11章の最後の場面なのですが、
    これは白樺にできる癌というもいうべき瘤のようなものが、
    人の癌を予防したり、自然治癒を促す作用があるという民間療法の話で、
    病室の、普段はいがみ合っている患者たちすら、話に聞き入ってしまう。

    そして最後に、誰もが気付く。
    それを手に入れる方法を持つ者が誰も居ないことに。
    この話をもたらしたコストグロートフは収容所から出てきたばかりで、
    自分自身で白樺の生えるロシアに立ち入ることでもできないし、
    それを頼めるような知人も、既に死んでいるか、自由がない。

    奇跡はすぐ手の届きそうなそこに見えているのに、誰の手も届かない。

    日常的な描写の中に象徴的に描かれる深い現実。
    これは 『白鯨』 に通じる文学表現の最高の到達点かとも思わせるものがあります。

    ま、まだ途中なんですけど。

    そういえば、画像ファイルを貼り付けられるようになったんですね。
    これは便利そうですね。

  • >>No. 4541

    薬に副作用はつきものですから、これをどうコントロールするか、でしょうね。
    ここからが財務省+日銀の連携の見せ場ってところでしょうか。

    中国がはしゃいでいるようだから、是が非でも頑張って貰いたいものです。

    例年より寒い春が過ぎたと思ったら、5月なのに真夏日というとんでもない初夏。
    週明けには梅雨?、とかいう声も聞こえそうな曇り空が続きそうなんだとか。
    昔の穏やかな天候が懐かしい・・・・

    というわけでもないのですが、この前、ブックオフに出ていた、
    トゥーツ・シールマンスの2枚組のCD買いました。なんと500円。

    聞いていると物凄く懐かしいような、不思議な感覚に襲われます。
    突然、ジェイムズ・ガーナーの 「ロックフォードの事件メモ」 という
    テレビの探偵物を思い出したりしました。
    これのオープニングにハーモニカが確か入っていた。
    シールマンスのものかどうかは定かじゃありませんが。

    シールマンスを初めて聴いたのはビル・エヴァンスとの共演で、
    "AFFINITY" というCDを買ったときでした。
    なぜこのCDを買ったのか、今となっては全く記憶に無いのですが。

    なんだか古き良き時代の香りがして、いいなあ、こういうの。

    というわけで、画像を貼ってみたりしました。

  • >>No. 4543

    それにしても、既に梅雨入りしているとは・・・
    ちょっと前には真夏日で暑さで参っていたと思ったら、
    ここ何日かは気温だけは過ごしやすくなってますけど。

    アメリカの竜巻も大変ですね。
    日本では竜巻はあれほど大型化することはなさそうですが、
    大雨とか台風とかはどんどんひどくなっていくかもしれません。

    橋下発言は、まあ、居酒屋でサラリーマンが話しそうな内容で、
    とても公の場所での発言とは思えません。
    彼自身の政治的なセンスの無さを露呈したということでしょうか。
    それだけならいいけど、日本の国際的な信用すら傷つけた最悪のものになりました。

    困ったものです。

  • >>No. 4547

    このハーモニカ、トゥーツ・シールマンスだったんですか。
    なんというか、ハーモニカの音って、ノスタルジアを掻き立てるものがありますね。

    ここのところ European Archive というサイトの著作権切れ音源をせっせとダウンロードしてます。
    昔のレコードの音をそのままデジタル化してあるので音質は決して良くはないし、
    そもそもデータもかなり無茶苦茶な扱いで、その都度分かる範囲で訂正しながらで手間が掛かりますが、
    レコードのレーベル写真が全部掲載されていたりと、とても興味深いサイトです。

    トスカニーニやフルトヴェングラーの録音が、市販されていないものまで入ってたりします。
    比較的新しく80年台に復刻されたLPレコードも含まれていて、ちょっとビックリです。
    シューベルトのリートなんか、19世紀の録音まであったりします。
    まあ、興味はあるけど、買うほどではないなぁ、なんてのにはぴったりかも。

    しかしこのところの不順な天候、真夏日から一気に4月下旬並の気温とかに下がったり、
    寒暖差アレルギーなのか風邪なのか、体調も相当に不順です。

    こんなジェットコースター気象に、この年齢で耐えるのはくたびれる・・・

  • 寒暖差アレルギー?、とか思っていたら、日曜日の午後になって熱が出始め、
    完璧に風を引いてしまったようです。

    30度を超える部屋の中で汗をかきかき熱を出して寝てるなんて、
    夏風邪は馬鹿が引くとは、昔の人はよく言ったものです。
    扇風機の風すら気持ち悪い。

    今日になってようやく熱も微熱程度でかなり気分も良くなって来ました。

    梅雨時期に台風まで来るようですね。
    まあ、海水温が低いから発達することはないようですけど、
    前線を刺激して大雨には注意する必要があるんだとか。

    穏やかな日々、何処へ行ってしまったんだ~~

  • >>No. 4550

    なんと最高気温は32度の予想。
    病み上がりにはこたえるなぁ~~

    それにしてもプロ野球のボール問題、揉めてますね。
    なんでこっそり仕様変更をしてしまったのか?
    去年のが失敗球だったことを認めたくなかったらしいのですが、
    そんな理由でそこまで極秘にやらかすとは・・・

    日本のスポーツの立て直しには、まず古い体質の改善が必要なのかも。

  • >>No. 1

    ということで最初に取り上げるのは 『耳嚢』 の最初の話です。

    芝の辺に柳屋何某(なにがし)といへる打物商ひ(うちものあきない)をせる者ありしが、
    禅学を好み家業の間には専ら修行し侍るよし。

    或日扁参(へんざん)の禅僧柳屋が廓(みせ)に来て、店に並べありし打物をあれ是見て、
    一つの毛貫(けぬき)を手に取りて、「此(この)毛貫は喰ふべきや」 と尋ねければ、
    柳屋憤りけるにや、亦は禅僧と見て兼(かね)て嗜(たしな)む禅気にや、答へて、
    「其(その)毛貫本来空(くう)」とありければ、流石(さすが)に禅僧の言下に、

      空ならばたゞくれなゐのはな毛ぬき柳が見世は見取り(みどり)なりとも

    一首の狂歌を詠じ、右毛貫を持(もち)立ち去りしとなむ。

    さて、此の話には、いくつか意味の難しい部分があります。
    打物商(うちものあきなひ):打鍛えて作った刃物を商う見世
    扁参(へんざん):禅僧が諸国の高僧を訪ねて教えを受けること
    喰ふ:毛抜きが毛などをしっかりと挟むこと
    本来空(ほんらいくう):仏語の万物はもともと空であるの意

    狂歌の意味はさらに解釈が難しくなります。

    禅語の 「柳は緑、花は紅」 を踏まえて、
    「ただ紅の花」 と 「只でくれる鼻毛貫」 とを掛け、
    さらに 「見取(みどり)」 と 「緑」 を掛けたものになっています。
    ここで 「見取」 とは好みの物を選び取ること。
    狂歌は 『万載和歌集』 にあるようです。

    幻想譚というよりは、落語の種本のような趣ではありますけど。

  • 『宿直草』巻ニの六より

    津の国富田(とんだ)の庄の女、郡(こおり)を隔てて男の方(かた)へ通ふ。
    道も一里の余ありければ、行きて臥すにも暇惜しむのみ也。
    又定かなる道にもあらず、田面(たづら)の畦(あぜ)の心細くも、
    人を咎(とが)むる里の犬、露の玉散る玉鉾(たまぼこ)の、
    道行く人の目繁きをも、忍びしのびに通ひしは、げに恋の奴(やっこ)なりけり。

    賤(しず)が夜なべの更け過ぎて、暁まだき夜を籠めしも、情けに替ゆる有様、
    いとあやかりたきわざなりけらし。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    さて、ここまででも、いくつか意味の取りにくい部分はありますが、
    読み進めるのにさして支障は無さそうです。
    「露の玉散る玉鉾」 とは何のことか?
    玉鉾とは道にかかる枕詞で、転じて道そのものを意味するようになった。
    奴とは 「家つ子」 で、家来、召使を意味する言葉。
    「恋の奴」 という言い回しは江戸時代にはよくあったものらしい。
    岩波古語辞典には 「恋の奴」 という項目があって、
    恋の感情に支配される者。恋の奴隷。恋のとりこ。
    などの意味が載っていて、謡曲 『恋重荷』 から
    「恋の奴となり果てて」という一節が引用されている。

    「賤(しづ)」 は身分の低い者のこと。これが正しい仮名遣いであるらしい。
    「まだき」 は「未だき」 で、
    「暁まだき」 はまだ夜が明けないのに、早くも、もう、という意味。
    「籠め」 は深く包みこむこと。

    説話集といえども、簡潔で的確な見事な情景描写に驚かされます。
    侮ることなかれ。

  • >>No. 3

    此の通ひ路に、西河原の宮とて、森深き所有り。
    其処を越ゆる、又渭の為の溝あり、一つ橋(ひとつばし)有りて渡る。
    或夜この女通ふに例の橋なし。
    其の溝上り下りて見るに、非人の罷(まか)りたるが溝に横たはり、
    仰(あおの)けになりて臥す。
    女幸(さいわ)ひと思ひ、彼の死人(しびと)を橋に頼みて渡るに、
    此の死人、女の裾(すそ)を銜(くわ)へて放さず。
    引きなぐりて通るが、一町ばかり行き過ぎて思ふやう、
    「死人こころ無し、如何(いか)で我が裾を食はん。
     如何様(いかさま)にも訝(いぶか)し」と、
    また元の所へ帰りて、わざと己が後ろの裾を死人の口に入れ、
    胸板を踏まへ渡りて見るに、元の如く銜ゆ。
    「さては」と思ひ足を上げてみれば口開く。
    「案の如く死人にこころは無し。
     足にて踏むと踏まぬとに、口を塞ぎ口を開くなり」
    と合点して、男の方(かた)へ行く。
    さて敷妙(しきたえ)の枕に寄り居て、
    右の事を賞(ほ)められ顔に話す。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ここには語句解釈の難しい箇所はほとんどないけど、
    いくつか補足すると、
    「渭」 とは灌漑のために掘られた水路、
    「一つ橋」 とは一枚の板を掛けた橋、
    「引きなぐりて」 は引っ張って外すこと、などだろうか。
    また、「非人」 とは非常に貧しい人、窮民、乞食などの意、
    「罷る」 は 「身罷る」 から来て、死の改まった表現。

  • >>No. 4

    男、大きに仰天して、其の後は逢はずなりにけり。
    げに理(ことわ)りなり。
    かかる女に、誰れとても添い果てなんや。
    天性、女は男(おのこ)より猶肝(きも)太きものなり。
    其処ら隠すこそ女めきてよけれ。
    似合はぬ手柄話、臆病になきなど云ふ人は、たとひ其の人に恋すてふ身も、
    興醒めてこそ止みなん。
    凡人(ただうど)の女とても、肝太き袖は顔眺めらるるわざよ。
    まして上つ方(うえつかた)は更なり。
    松虫鈴虫の他に、異様(ことよう)なる虫見たるときも、
    「あ怖(こわ)」 など答(いら)へたるは、気高(けだか)きよりは心憎し。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ここで問題になるのは 「袖」 という語くらいだろう。
    「袖」 は 「人」 で、「眺めらるる」 はじっと見られること。
    「気高き」 は上品なとか、気位が高いなどの意味で、
    「心憎し」 は奥ゆかしいというようなニュアンスになる。

    江戸時代の女性に求められていたものが、なんとなく分かる話。

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