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  • 中国政府は貿易摩擦によりアメリカに対して古紙原料の輸入に対する追加関税を25%に引き上げていましたが、3月2日からは免除し年内の関税を0%にするとの事です。

    新型コロナウィルスの影響により中国内での古紙の発生が大きく減ったことと、古紙回収率も落ち込んだ事が要因で、これにより中国の製紙メーカーはアメリカ古紙を積極的に輸入する見通しだそうです。

  • ①世界最大の古紙輸入国である中国政府は2021年から古紙の輸入を禁止すると表明済み

    ②一方、紙製品の世界最大の輸出国でもある(政府のおかげで原料不足に悩む)中国の各製紙メーカーは、東南アジア諸国に工場を建設、そこで古紙輸入→生産→輸出、若しくは古紙輸入→溶かして原料化→中国に輸入という計画進行中

    ③しかし、それらの本格稼働には2年程要するとみられる

    ④リサイクルシステムは日本や北欧は先進国であるが、古紙を使う側の製紙メーカーにとっては、原料としてはリサイクルが繰り返されてない米国古紙の方が繊維が長くて魅力

    ⑤東南アジアの工場が本格稼働に乗り出した時、まず買いに走るのは米国古紙

    ⑥アメリカでは古紙回収の専門業者はほぼ皆無で、WMのような廃棄物回収業者が古紙の回収利権を握っている

    2年ってかなり先ですけれど、2年後にアメリカのこの業界に波が来ると言う事は証券マンはきっと知らないんですよね。

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