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投稿コメント一覧 (96コメント)

  • <新型コロナワクチン有効率No.1のファイザー社の製造パートナーとして選定され、プラスミドDNAの製造を受託した。ワクチン受託産業世界No.1:AGC>
    ◎ファイザー社より新型コロナワクチン向けプラスミドDNAの製造を受託
    ―ワクチンの原料製造を担い、感染拡大の抑止や流行の終息に貢献― 
    AGC:経営リリース 2021年06月08日
    AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)のバイオ医薬品CDMO*1事業子会社であるAGC Biologics(本社:米国)は、BioNTech社(Nasdaq上場)から、ファイザー社Pfizer-BioNTech COVID-19ワクチン*2の原材料であるプラスミドDNA*3の製造を受託しました。本件は、AGC Biologics社のハイデルベルグ工場(ドイツ)での製造を予定しています。
    今回AGC Biologics社が受注したプラスミドDNAは、ファイザー社BioNTech社のmRNA型のワクチン*4の原材料となります。ファイザー社Pfizer-BioNTech COVID-19ワクチンは、日本を含む多くの国で特例承認され、接種が進んでおります。
    AGC Biologicsは、日本・米国・欧州に製造拠点を有し、プロセス開発、スケールアップ、治験段階から商用医薬品原薬の製造に至るまで、様々な高付加価値サービスを提供しています。今般同社の数十年にわたるCDMOの実績、およびグローバルで統一された高水準の品質・サービス力を評価され、新型コロナワクチン向けのファイザー社プラスミドDNAの製造パートナーとして選定されました。
    AGCグループは、製薬会社の新型コロナウイルス感染症向けのワクチンや治療薬の原薬・原材料製造を担い、新型コロナウイルスの感染拡大の抑止や流行の終息に貢献していきます。
    <新型コロナワクチン有効率No.1のファイザー社の製造パートナーとして選定され、プラスミドDNAの製造を受託した。ワクチン受託産業世界No.1:AGC>

  • アセットアライブ株式情報 2021.6.6
    株テーマ:Ga2O3(酸化ガリウム)半導体の関連銘柄
    Ga2O3(酸化ガリウム)半導体

    Ga2O3(酸化ガリウム)は2025年以降に市場が立ち上がり、2030年に500億円を超えると見られている。
    酸化ガリウムを使う次世代の半導体は、従来の半導体と比べて消費電力を大幅に抑えることが期待できるため、経済産業省は21年度概算要求に21億円を計上し、開発を支援する。
    シリコン半導体の性能を超えるパワー半導体では、高耐圧のSiC(炭化ケイ素)半導体、高周波のGaN(窒化ガリウム)半導体が実用化されている。それに続く第3のパワー半導体として、Ga2O3(酸化ガリウム)半導体が注目されている。
    タムラ製作所出身の倉又社長がNICT(情報通信機構)、東京農工大と酸化ガリウムの研究開発で立ち上げたノベルクリスタルテクノロジーや京大発のベンチャーであるFLOSFIA(フロスフィア)が開発のしのぎを削っている。ノベルクリスタルにはタムラ製作所が40%出資し、AGCやTDKも出資している。酸化ガリウムウェハーの量産に成功し、酸化ガリウム製パワー半導体を2021年から量産するする方針。
    FLOSFIAにはデンソー、三菱重工業、JSRが出資し、(5384)フジミインコーポレーテッドや(5706)三井金属鉱業がベンチャーキャピタルを通じて出資している。酸化ガリウム製パワー半導体を電動車のインバーターなど車載用に応用する共同研究を始めている。酸化ガリウムはシリコンの3400分の1、炭化ケイ素の10分の1の低損失化で、変換効率が良い次世代パワーデバイスがエネルギー問題を改善するというわけだ。

  • ◎AGC:新型コロナウイルスワクチンCOVID-19関連の製造受託案件
    アダプトバックAdaptVac社(デンマーク)・サイトダインCytoDyn社(アメリカ)・タカラバイオ社(⽇本)・ノババックNovavax社(アメリカ) ・Molecular Partners AG(スイス)から製造受託
    2020年 5⽉ 14⽇  アダプトバックAdaptVac社(デンマーク)  ワクチン候補の製造を受託
    2020年 5⽉ 14⽇  サイトダインCytoDyn社(アメリカ)  当社が受託する治療薬候補「レロンリマブ」  ⽶国での臨床試験進⾏
    2020年 5⽉ 21⽇  タカラバイオ社(⽇本)  DNAワクチン中間体の製造を受託
    2020年 6⽉ 4⽇  ノババックNovavax社(アメリカ)  ワクチン候補「NVX-CoV2373」の  アジュバントを受託
    2020年 7⽉ 20⽇  Molecular Partners AG(スイス)  治療薬候補「MP0420」の製造を受託
    2020年 8⽉ 18⽇  ノババックNovavax社(アメリカ)  ワクチン候補「NVX-CoV2373」アジュバントの  受託規模を約1.5倍に拡⼤
    ◎COVID-19関連による影響
     COVID-19感染拡⼤により受託案件増加分の業績寄与が期待できる。
     世界の医薬品市場のCAGR予測は、コロナ前後で+6.7%(18年)から+7.1%(20年)へと伸⻑。
     とりわけバイオ医薬品は、+8.8%(18年予測)から+10.0%へ上昇している
    ※ガラス世界一→ワクチン受託世界一→医薬原薬受託製造世界一→遺伝子治療薬開発等バイオ先端企業へ変貌→DX業態革命No.1企業

  • AGC 2021年12月期 第1四半期業績(前年同期比)2021/05/07
    売上高 3,936 億円 (+361億円)
    営業利益 442 億円 (+219億円)
    ◼ 東南アジアにおける塩化ビニル樹脂、および建築用ガラスの販売価格上昇や、合成医農薬およびバイオ医薬品の受託件数増加により前年同期比で増収増益
    ◼ 戦略事業は順調に業績拡大
    ガラス セグメント
            FY2020  FY2021  増減
    売上高      1,693   1,806   + 112
    建築用ガラス    801    891   + 90
    自動車用ガラス   889    908   + 19
    (セグメント間)   3 7
    営業利益          ▲ 26 97 + 122 1Q
    〔建築用ガラス〕
    ・ 日本を除く地域で出荷が堅調に推移
    ・ 欧州・南米を中心に販売価格が上昇
    ・ 欧州建築用ガラス製造設備における稼働率向上により製造原価が低減
    〔自動車用ガラス〕
    ・ 中国を除く地域の自動車生産台数は前年同期を下回るものの、
    中国での自動車生産台数が大幅に増加し、出荷が増加
    (ご参考)欧州建築用ガラス需給の構造変化
    ◼ 西中欧板ガラスの需給バランスは均衡のとれていた2018年並みに回復
    ◼ 需給バランス改善に伴い、販売価格も良化
    ◼ 現時点で需要増を超える供給量の増加は見込まれておらず、事業環境は安定的
    に推移
    電子 セグメント
           FY2020   FY2021   増減
    売上高      692    710    + 17
    ディスプレイ   433    461    + 28
    電子部材     238    230    ▲ 7
     (セグメント間) 22 19
    営業利益 89 86 ▲ 3  1Q
    〔ディスプレイ〕
    ・ 液晶用ガラス基板およびディスプレイ用特殊ガラスの出荷が増加
    ・ 液晶用ガラス基板の新規設備立ち上げにより、減価償却費が増加
    〔電子部材〕
    ・ EUVマスクブランクス等の半導体関連製品および
     オプトエレクトロニクス用部材の出荷が増加
    ・ プリント基板材料は米中貿易摩擦の影響などにより出荷が減少
    ・ 半導体関連製品の新規設備立ち上げなどにより、減価償却費が増加
    化学品 セグメント
                  FY2020  FY2021   増減
    売上高 1,142 1,373 + 231
    クロールアルカリ・ウレタン  695    822   + 126
    フッ素・スペシャリティ    283    269    ▲ 14
    ライフサイエンス 160 279 + 119
     (セグメント間) 4 3
    営業利益 151 255 + 104 1Q
    〔クロールアルカリ・ウレタン〕
    ・ 東南アジアで塩化ビニル樹脂の販売価格が上昇
    〔フッ素・スペシャリティ〕
    ・ 自動車向けフッ素関連製品の出荷は回復基調にあるものの、
    航空機向けフッ素関連製品の出荷が低調
    〔ライフサイエンス〕
    ・ 新型コロナウイルス関連の案件も加わり、合成医農薬および
    バイオ医薬品の受託件数が増加
    (ご参考)東南アジア クロールアルカリ事業
    圧倒的な市場ポジションと強固なお客様基盤
    ・ 苛性ソーダ、塩化ビニル樹脂とも東南アジアで50%以上のシェアを確保
    ・ 1960年代にタイ、1980年代にインドネシアに進出しており、
    確固とした販売 網と物流網を構築
    ・ 域内最大の生産能力と高い生産技術による安定供給でお客様の信頼獲得
    市場構造の強み
    ・ 東南アジアの高い経済成長率を背景に、塩化ビニル樹脂の域内需要
    は年率5%*成長
    ・ 苛性ソーダと塩素両方の製品販売力が必要なため、域内他社による
    大型の電解設備増強計画なし
    ・ 原料(エチレン)価格上昇を塩化ビニル樹脂価格に反映できる市場
    強み1
    域内での競争優位性
    ・ 電解からPVCまでの一貫生産体制により蓄積してきたオペレーショ
    ン技術による安定生産
    ・ インドネシア、タイ、ベトナムで域内最適生産が可能
    ・ タイの有力エチレンメーカーであるPTTGCとの連携を強化
    強み3
    中長期的に高い利益率を維持し、成長することが可能
    各セグメントの事業の見通し
    ◎2021年 見通し
    ガラス
    (建築用ガラス)
    ・多くの地域で需要が回復し、出荷も回復
    (自動車用ガラス)
    ・世界の自動車生産台数は半導体不足により、一時的な影響は懸念されるも、
     通年では前年を上回り、出荷は緩やかに回復
    化学品
    (クロールアルカリ・ウレタン)
    ・東南アジアの塩化ビニル樹脂は、堅調な需要が継続、苛性ソーダの需要は
    緩やか  に回復
    (フッ素・スペシャリティ)
    ・航空機向け出荷は低調に推移するも、自動車向け・半導体向けの需要が
     緩やかに回復
    (ライフサイエンス)
    ・新型コロナウイルス用ワクチン開発関連の受託もあり、堅調に推移
    電子
    (ディスプレイ)
    ・液晶用ガラス基板は中国向けの出荷が増加、需給逼迫したため1Qの価格は上昇、2Q以降も
    1Qと同様の需給状況が継続
    ・ディスプレイ用特殊ガラスはスマートフォン市場の回復により、出荷が増加
    ・液晶用ガラス基板の新規設備立ち上げにより、減価償却費が増加
    (電子部材)
    ・EUVマスクブランクス等の半導体関連製品やオプトエレクトロニクス用部材の出荷は堅調に推移
    ・半導体関連製品の新規設備立ち上げなどにより、減価償却費が増加

  • <モデルナの次はノババックスが厚生省承認契約予定・武田・AGCで国内生産>
    AGC、米ノババックスのコロナワクチン物質を受託製造
    2020年6月4日  日経
    AGCは、米ノババックス社が新型コロナウイルス向けに開発しているワクチンを補助する物質の製造を始めたと発表した。ノババックス社は2020年末までに1億回分のワクチンを開発する仕組みを確立するとしている。AGC子会社のAGCバイオロジクス(米シアトル)が受託し、デンマークにある工場で製造している。
    製造する補助物質はアジュバントといい、ノババックス社のワクチンが効果を発揮するのを助ける。植物由来のサポニンという成分を用いており、注射したワクチンがウイルスのように認識されるように働く。人の免疫細胞がきちんと反応して抗体を作れるよう後押しする。
    ノババックス社は早くからワクチン開発に名乗りをあげ、5月に臨床試験をオーストラリアで開始。7月には初期段階の結果が分かる見込みだ。ワクチン開発を進める感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)から支援を受けており、5月には約3億8000万ドル(約420億円)の追加投資を受けた。
    AGCは16年ごろから海外企業を買収するなどし、医薬品などの製造受託部門を拡大。新型コロナウイルス関連では治療薬やワクチンの候補物質などの製造を次々と受託している。
    いずれもAGCバイオロジクス社を通じ、ドイツのハイデルベルク工場では別のワクチンの候補物質を製造する計画。米のシアトル工場ではサイトダイン社から受託した治療薬候補の原薬を製造している。
    国内でも5月、アンジェスが開発したワクチンについて、タカラバイオからワクチンのもとになる物質の製造を受託した。
    ◎ノババックス社(米国):武田薬品工業株式会社が提携して日本国内でワクチン生産を予定(AGC:生産協力)
    第50回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和2年度第9回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料3 2020(令和2)年12月25日
    ・新型コロナウイルスワクチンの副反応の収集・評価について~
    ・新型コロナワクチンの開発・承認状況~
    ◎海外で開発されたワクチンの確保に関する取組・協議・合意が公表されているもの
     海外で開発された新型コロナワクチンの導入に向けてメーカーと協議を行うとともに、生産体制の整備や国内治験への支援を行うことにより、安全で有効なワクチンをできるだけ早期に国民へ供給することを目指している。
    ◎このほか、国内生産が計画されているもの
    〇ファイザー社(米国)との基本合意(7月31日)
    ・ 新型コロナウイルスのワクチン開発に成功した場合、来年6月末までに6000 万人分(1億2000万回分)のワクチンの供給を受ける。
    ・今後、最終契約に向けて協議を進める。
    ◎ノババックス社(米国):武田薬品工業株式会社が提携して日本国内でワクチン生産を予定◎(AGC:生産協力)
    ※両社は以下について公表している。(8月7日)
    ○ノババックス社のワクチンを、日本国内で年間2.5億回分生産する体制整備を図る。
    ※国内でのワクチン製造のための技術移管と体制整備は、「ワクチン生産体制等緊急整備事業」(2次補正)の補助対象
    〇アストラゼネカ社(英国)との契約(12月10日)
     新型コロナウイルスのワクチン開発に成功した場合、来年初頭から1億2000万回分のワクチンの供給
    (そのうち約3000万回分については来年の第一四半期中に供給)を受ける。
    ※アストラゼネカ社は以下について公表。
    ・JCRファーマ株式会社でのワクチン原液の国内製造と、海外からのワクチン調達を予定。
    ・製造されたワクチン原液は、第一三共株式会社、第一三共バイオテック株式会社、Meiji Seikaファルマ株式会社、KMバイオロジクス株式会社において製剤化等を行う。
    ・海外での臨床試験に加え、日本国内でも第I/II相試験を8月下旬より開始。
    ※国内でのワクチン原液製造・製剤化等の体制整備は、「ワクチン生産体制等緊急整備事業」(2次補正)の補助対象
    モデルナ社(米国)との契約(10月29日)
     新型コロナウイルスのワクチン開発に成功した場合、武田薬品工業株式会社による国内での流通のもと来年上半期に4000万回分、来年第3四半期に1000万回分の供給を受けることについて両者と契約を締結。

  • AGC、試される「脱ガラス」の本気度 カギ握る資産回転
    日本経済新聞 記者の目 2021年4月19日
     3年前に「旭硝子」から社名変更したAGCが「脱ガラス経営」で正念場を迎えている。世界最大級のガラス事業だが、重い資産が効率経営転換の足かせとなっている。2021年1月に社長に就任した平井良典氏には「名実」ともにガラス会社から変革できるか問われる。
     12日、AGCは2021年12月期の連結純利益(国際会計基準)見通しを従来予想の560億円から830億円に引き上げた。米南部の寒波の影響で塩化ビニール樹脂の販売価格が上昇したことなどが寄与する。
     翌13日にAGCの株価は一時7%高と急騰したが、アナリストの間では慎重な声が聞かれた。
    大和証券の平川教嗣氏は「18年の状況と似ている。ガラスの改革機運がそがれないか心配だ」とも話す。18年も同様にカセイソーダなどの化学品事業の効果で業績が急回復。その一方で、ガラスの採算改善に向けての改革が鈍ったのを平川氏は思い起こしたという。
     そのガラスの構造改革こそ、AGC新社長の平井氏に市場関係者が最も期待する施策だ。
    20年12月期のガラス事業は自動車や建築向けが落ち込み、6年ぶりの営業赤字に陥った。
     ガラス事業の売上高は6509億円と全体の約半分を占めるが、営業損益は20年12月期までの10年間で4回赤字。黒字でも営業利益率はほぼ1~3%と恒常的に低収益だった。
     ガラス事業の構造改革は長年の課題だ。特に建築用と自動車用は業界全体の供給能力が過剰気味。製品も差別化しにくくコモディティー(汎用品)から抜け出せない。ガラス事業の従業員は約3万2000人と全体の約6割を占め、これまで抜本的な構造改革に踏み切れなかった。
     しかし、ガラスの構造改革が待ったなしの課題となっている。株式市場が求める資本効率を示すROE改善に欠かせないからだ。
    AGCは23年にROE8%、30年の長期目標では10%以上を目指す。しかし、過去20年間の平均は5.9%台。20年12月期のROEも2.9%だった。
     なぜ、AGCのROE改善にガラスの構造改革が必要なのか。財務分析の手法としてROEは図のように収益性を示す売上高純利益率、効率性の総資産回転率、経営の安全性の財務レバレッジの3つの要素に分解できる。このうち収益性については、21年12月期売上高純利益が今回の上方修正で5%(前期は2.3%)と改善傾向にある。
     借入金は減らしていくため財務レバレッジは今後低下する見通し。残る総資産回転率(前期は0.56回)の上昇こそがROE改善に必須との見方が市場にはある。
    13年の国際会計基準への移行に伴い事業別の資産額を公表していないが、ガラス事業の資産は全体の半分程度と推定される。平井社長も「ガラス事業はアセット(資産)が重い」と問題視している。
     「(ROE10%を目指すには)総資産回転率は0.7倍台は必要だ」(大和証券の平川氏)。ROE改善につながる総資産回転率を高めるには 低収益のガラス事業の資産をどれだけ圧縮できるかがカギになる。
    「ガラス事業は投資をかなり圧縮する。窯だけでなくガラスの加工工程といった分野での撤退などを検討する」。今年1月には国内建築ガラス事業の再建の切り札としていたセントラル硝子との統合が破談となり、平井社長は独自の資産圧縮への決意を固めている。日本以外でも業界再編を探る可能性も示唆する。
     株価は過去1年で2倍となり、足元は5000円近辺で推移。最高益だった10年前の水準に近づいている。しかし、1株あたりの純資産に対する株価倍率を示すPBR(株価純資産倍率)は、0.9倍台と時価総額が解散価値を下回る割安の水準のままだ。
     「(ガラスの構造改革が進めば)割安株とされていたAGCに成長株として興味を持つ投資家も増える」(三井住友トラスト・アセットマネジメントで厳選割安株ファンドを担当する塩澤大シニアファンドマネジャー)との声もある。医薬品の製造受託や半導体向け先端部材など戦略事業は順調に育っており、20年12月期の同事業の営業利益は444億円と全体の約6割まで高まっている。
     同じ素材企業で時価総額が約8兆円とAGCの7倍近い信越化学工業のROEは12%。ガラスの構造改革を断行しROE10%への道筋が見えれば、成長株としてAGCの名が株式市場で浸透するにちがいない。

  • EUV露光用フォトマスクブランクス供給体制を大幅増強 2020年07月27日 AGC製品リリース
     AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)は、グループ会社であるAGCエレクトロニクス(本社:福島県郡山市、社長:佐藤弘昌)において、EUV露光用フォトマスクブランクス(以下、EUVマスクブランクス)の供給体制を大幅に増強することを決定しました。本年10月より建屋拡張を含めた増強工事に着工し、2022年より生産を開始する予定です。
     IoTや人工知能(AI)、次世代高速通信(5G)などの本格普及を迎え、半導体チップは計算処理の高速化やデータの大容量化、高集積化を求められています。これに対応するために半導体チップ回路パターンの微細化が必要とされていますが、従来の光リソグラフィ技術*1では限界があり、それに代わる最先端の微細化技術としてEUV*2露光技術が注目されています。
     AGCは、2003年にEUV露光技術を用いた半導体生産プロセスで用いられる消耗部材であるフォトマスクブランクスの研究開発に着手。自社で保有するガラス材料技術、ガラス加工技術、コーティング技術などを融合し技術開発を進め、2017年にEUVマスクブランクスの生産を開始しました。これまでも市場のニーズに応じ必要な投資を実施してきましたが、今後の更なる市場の伸長に対応するため、今回供給体制の増強を決定しました。
     今後も、AGCは「ガラス材料」から「コーティング」までを一貫して手掛けることができる、世界で唯一のEUVマスクブランクスメーカーとして、市場成長に合わせた量産体制を構築し、2025年には売上高400 億円以上、シェア50%を目指します。
     AGCグループは、経営方針 AGC plus の下、エレクトロニクス事業を戦略事業のひとつと位置付けています。今後も大きな需要の伸びが見込まれるEUVマスクブランクス事業に対し積極的な設備投資を実施し、半導体産業の発展に貢献していきます。

  • 12日のPTS注目ポイント=ソーバル、MDV、エヌピーシー、魚喜、KLab、AGCなど 2021/04/12 17:03 ヤフーファイナンス
    ▽AGC<5201>、20年12月期の連結業績予想を増額、営業利益は前期比2.1倍の1600億円(従来予想は1000億円)、年間配当は140円(同120円)

  • AGC、耐久性5倍の無補強高性能電解質薄膜を開発 2018/9/4  日経
    ~小型・低コスト次世代燃料電池システムの実現に期待~
     地球環境に優しいエネルギー変換デバイスとして固体高分子形燃料電池の実用化が進んでいますが、水素社会の実現に向けた燃料電池の本格普及には、発電出力の向上やシステムの簡素化が強く求められています。膜の低抵抗化による発電出力の向上や、水管理を容易にすることによるシステムの簡素化には、電解質膜の薄膜化が有効です。
     開発した電解質薄膜は、次世代燃料電池自動車を始め、ポータブル用および家庭用の燃料電池、再生可能エネルギーからの水素製造に向けた水電解用システムなどへの展開が期待できます。今後は、水素社会の実現に向けて、高耐久・低抵抗・低水素透過な電解質膜の実用化を進め、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。

  • AGC 次世代パワー半導体酸化Gaウェハの実用化を加速
    2020年7月14日 日刊ケミカルニュース
     AGCはこのほど、次世代パワー半導体材料開発会社ノベルクリスタルテクノロジー(NCT:埼玉県狭山市)への追加出資を決定した。これにより、2023年のの実用化に向けて開発スピードをさらに加速させる考えだ。
     NCTは、タムラ製作所と情報通信研究機構(NICT)により2015年に設立されたベンチャー。17年にはタムラ製作所との共同で、世界初の酸化ガリウムエピタキシャル膜使用のトレンチMOS型パワートランジスタを開発。4インチまでの酸化ガリウムウェハの開発・製造・販売にも成功し、100%近い世界シェアを持つ。
     パワー半導体は、サーバー、自動車、産業用機械、家電製品など様々な電気・電子機器の電力制御を行う電子部品。電力制御モジュールの省エネ化、軽量・小型化に直結するため、低電力損失で耐電圧・大電流特性に優れた半導体材料が求められている。酸化ガリウムはシリコンと比較し、3000倍以上のパワー半導体性能指数(電力損失指数)を持つ次世代パワー半導体材料で、競合のSiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)と比べても、より高電圧・大電流で使用できる可能性がある。
     同社はNCTの高い技術力に、同社がガラス製造で培った高温溶解、研磨加工、洗浄などの無機材料量産技術を生かし、酸化ガリウムの早期量産化と、さらなる高品質化、大型化を目指す。
     AGCグループは、経営方針「AGC plus」でエレクトロニクス事業を戦略事業の1つと位置づけている。成長が見込まれる半導体関連事業に積極的に開発・投資し、半導体産業の発展に貢献していく考えだ。

  • (AGC):液晶パネルの価格上昇止まらず、21年下期も高値継続か
    4/7(水) 12:36配信 LIMO [リーモ]
     2020年下期から値上がりし始めた液晶パネルだが、価格の上昇がいまだに止まらない。旺盛な需要が継続していることに加え、世界的な半導体の需給逼迫や、ガラス基板メーカーでの相次ぐ事故、台湾の水不足問題などが顕在化し、液晶パネルの供給不安をあおる要素が後を絶たない。当初は、21年下期にはパネル価格が下落に転じると見る向きが強かったが、部材の供給状況によっては高値が想定より長続きするかもしれない。

  • ◎AGC:新型コロナウイルスワクチンCOVID-19関連の製造受託案件
    アダプトバックAdaptVac社(デンマーク)・サイトダインCytoDyn社(アメリカ)・タカラバイオ社(⽇本)・ノババックNovavax社(アメリカ) ・Molecular Partners AG(スイス)から製造受託
    2020年 5⽉ 14⽇  アダプトバックAdaptVac社(デンマーク)  ワクチン候補の製造を受託
    2020年 5⽉ 14⽇  サイトダインCytoDyn社(アメリカ)  当社が受託する治療薬候補「レロンリマブ」  ⽶国での臨床試験進⾏
    2020年 5⽉ 21⽇  タカラバイオ社(⽇本)  DNAワクチン中間体の製造を受託
    2020年 6⽉ 4⽇  ノババックNovavax社(アメリカ)  ワクチン候補「NVX-CoV2373」の  アジュバントを受託
    2020年 7⽉ 20⽇  Molecular Partners AG(スイス)  治療薬候補「MP0420」の製造を受託
    2020年 8⽉ 18⽇  ノババックNovavax社(アメリカ)  ワクチン候補「NVX-CoV2373」アジュバントの  受託規模を約1.5倍に拡⼤
    ◎COVID-19関連による影響
     COVID-19感染拡⼤により受託案件増加分の業績寄与が期待できる。
     世界の医薬品市場のCAGR予測は、コロナ前後で+6.7%(18年)から+7.1%(20年)へと伸⻑。
     とりわけバイオ医薬品は、+8.8%(18年予測)から+10.0%へ上昇している
    ※ガラス世界一→ワクチン受託世界一→医薬原薬受託製造世界一→遺伝子治療薬開発等バイオ先端企業へ変貌→DX業態革命No.1企業

  • 売りたきゃ売ればいいじゃん。これからの水素社会のリーダー企業なのに、もったいない。じっくり胆を練り、”待てば、甘露の日寄りあり”だよ。”あわてる乞食はもらいが少ない”とも言えるか。笑笑

  • ヤフーファイナンスさんへAGC会社概要の訂正加筆お願い:、AGCの会社概要は次のように記述されていますが、特色と連結事業の項目で、AGCの最成長分野であるバイオと半導体、電子部品のことが全く触れられていませんので四季報の記述に準じて、最適な現状表現に訂正加筆してください。
    現状記述:”会社概要:特色:三菱系。ディスプレー、建築、自動車でガラス世界級。アジアで化学品拡大。5G関連素材育成
    連結事業: 【連結事業】ガラス49(1)、電子17(9)、化学品31(13)、セラミックス他2(5)【海外】73(2019.12)”
    ※AGCの担当者からの訂正加筆依頼も筋でしょ。ここの記述は初めての株の購入者が必ずみるものなので、株価に影響大ですので重要かと。

  • はよー、売った方が身のため。500円切るよ。ズブズブの泥船じゃ。所詮、中古のカメラ屋じゃ。技術も半端。地獄をみるよ。まもなくバブルはじけても、逆行高を演じられる水素の千代田とか素材のAGCに乗り換えないと。

  • アップルの協議先が大日光、デンソーラインということも大いにあり。だったら、1000円越えもあり。今大注目のLiDARについての解説記事が今日2/25の日経朝刊に載っているのでご参照ください。自動運転に欠かせない未来の技術が大日光にはあります。株は底値で買うのが儲けるための鉄則です。今のチャンスを逃さないようにしましょう。

  • LiDAR関連銘柄
    ソニー(6758)
    コニカミノルタ(4902)
    京セラ(6971)
    デンソー(6902)
    大日光エンジニアリング(6635)
     米アップルは、自動運転センサー「LiDAR(ライダー)」を供給する複数の業者と協議に入っていると、事情を知る複数の関係者が明らかにした。同社初の乗用車開発に向けて重要な節目となる。
     協議が非公開だとして匿名を条件に話した関係者によると、アップルは多数のLiDAR供給業者と活発な議論を進めている。LiDARは自動運転の「目」となり、レーザー光を利用して周囲の状況を把握するセンサー。アップルは数年前から自動運転車プロジェクトに取り組んでおり、高度なシステムに必要なソフトウエアやプロセッサー、人工知能(AI)アルゴリズムの大半は自社で開発してきた。
     関係者によれば、同社は「iPhone(アイフォーン)」でそうしたように、自動運転車に欠かせないハードウエアについては外部業者から供給を受ける考えだという。アップルの広報担当者はコメントを控えた。
     ここ数カ月では少なくとも6社のLiDAR企業が吸収買収される形で株式上場した。グーグルの親会社アルファベットのウェイモ部門やゼネラル・モーターズのクルーズ部門など、自動運転車の商品化を目指す主要企業の多くがLiDARを採用している。
     19日の米株式市場ではLiDAR関連企業の株価が上昇。ルミナー・テクノロジーズは前日比で8.9%高、ベロダイン・ライダーは4.7%高。

  • 天下のトヨタ→一手引受:デンソー→直系:大日光・エンジニアリング工場内製化・爆益化進行中・次期決算期待大!
              株式会社大日光・エンジニアリング 2020 年 12 月 21 日
    デンソーテン生産ライン轟工場内設置のお知らせ
     当社では、自動車業界の CASE 対応等で電子化が進む車載電装部品において、当社保有のエレクトロニクス技術でお客様と社会に貢献することをグループ中期経営計画に掲げ、これまで中国、タイを中心に事業拡大をはかってまいりました。
     この度、国内における車載事業の拡大の一環としまして、株式会社デンソーテン(本社:兵庫県神戸市)の自動車向け電装ユニットの新たな生産拠点として、当社轟工場(栃木県日光市)の敷地内に同社の生産ラインを構築し、2021 年より生産・供給を開始する契約を締結いたしましたのでお知らせ致します。
     同社は、国内を代表するカーエレクトロニクスメーカーとして、カーオーディオ、カーナビゲーションやドライブレコーダーを手掛ける大手メーカーの 1 社であり、今回の車載製品向け生産ラインの立ち上げにおいては、弊社が保有するクリーンルーム等の生産施設を提供するとともに、同社との共同出資による資材・製品倉庫の建設等の対応を進め、安全で高効率な工場運営を目指してまいります。
     当社としては、同社の掲げる『モビリティソリューションパートナーとしてお客様・社会に貢献』するとの企業理念に深く共感し、この契約を機に両社の良好な協力関係を構築するとともに、今後同社との間で更に進化した協業体制を構築していく事も含め、国内での車載分野の事業推進を通して国内自動車業界の更なる進化・発展に貢献してまいります。
    ★コツンと底打ちの音がした。アップルが注目する自動運転の眼に当たるセンサー等車載エレクトロニクス部品も扱う、これからの株です。今なら底値で買えますよ。

  • No.822 強く買いたい

    AGC、戦略事業に3年間200…

    2021/02/06 13:07

    AGC、戦略事業に3年間2000億円 半導体材料や医薬品
    2021年2月5日 19:40 日経電子版
    AGCは5日、2023年12月期までの3年間の中期経営計画を発表した。半導体向け材料や医薬品の受託製造などの戦略事業に2000億円を投じる一方、採算が低い建築や自動車向けガラスはコストを削減。全社の連結営業利益を20年12月期の2.1倍の1600億円に、自己資本利益率(ROE)は8%(20年12月期は2.9%)に高める計画だ。
    新中計の投資額は6000億円と前回中計と比べ1割減らすものの、戦略事業への投資額は19%増やす。「EUV(極端紫外線)」と呼ぶ最先端の製造技術向け材料や医薬関連、車載用ディスプレーなどに力を入れる。
    コア事業と呼ぶ領域では、収益性が低い建築や自動車向けなどガラス3事業への投資額を2000億円と4割減らす。建築と自動車向けは固定費150億円の削減など構造改革を急ぐ。国内外の建築用ガラスでは業界再編も視野に入れた構造改革を進めるためのプロジェクトを発足した。
    同日会見した平井良典社長は「コア事業と戦略事業を両輪とする『両利きの経営』を追求し、事業内容の転換を加速する」と語った。次の戦略事業では「エネルギー関連の領域に注目している」(平井社長)という。燃料電池車向けの既存製品の販売拡大も目指す。
    同日、21年12月期の連結純利益(国際会計基準)は前期比71%増の560億円を見込むと発表した。医薬品の受託製造や半導体向けの先端材料がけん引する。20年12月期の連結決算は、売上高が前の期比7%減の1兆4123億円、純利益は26%減の327億円だった。

  • 終了時最後のハネは、明日に繋がる。3日下がり続けで、さすがに投稿数を稼ぐつもりなのか、お花畑の投稿も出てくるが、もう、上がるしかないでしょう。明日、テリロジーと連動、政府発表セキュリティニュース希望。

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