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投稿コメント一覧 (2コメント)

  • やはり株価が上がらないのは岐阜店の閉店発表の影響だと思います。他にはマイナスとなる点が見当たらないどころか、京都SC店も開店しましたし、それ以外は同業他社と比べてもプラス材料ばかりですから。

    まず、岐阜県の売上が低迷した原因として「岐阜の人は名古屋に行く」という意見は新聞などにも載っていますが、あまり関係ないと思います。イオンモールやマーサ21も元気ですし、カラフルタウンどころかその中に入っているイトーヨーカドー柳津店も全国的な閉店の波はそっちのけです。イオンモールを持たない昔ながらの店舗であるイオン柳津店も近くにイオンモールを併設するイオン木曽川店ができたのにも関わらず元気に営業しています。岐阜市と隣接する笠松町も食料品スーパーのカネスエに続きヨシヅヤ系のYストアも開店し、岐南町ではイオン系のディスカウントストアであるザ・ビッグ開店しました。需要過多のようにすら思えますが、どこも閉店するという情報は見つけられません。また包み紙を意識する方々は、鉄道系というとワンランク落ちるような印象を持っていると思います。いくら高島屋系統の店で売り上げがトップでも、「Takashimaya」と「JR Takashimaya」、包み紙を意識する方はどちらの方が良いと思われるでしょうか?
    次に百貨店同士の比較をすると、例えば東海地区では名古屋に三越が大きな栄店と小さな星ヶ丘店があります。最寄駅からはお互い15分270円で行けますが、両店とも営業しています。一方、これよりお金も時間もかかる位置に高島屋の横浜店と港南台店がありましたが、港南台店は閉店してしまいました。

    岐阜県や岐阜市という人口や人口密度的に中の上や上の下の土地で商売できず、上の上の場所でしか商売できないというように受け取られてもしかたないとおもいます。しかも岐阜は毎年外食消費が47都道府県中2位から4位の間(1位は東京)であり、喫茶店代は1位です。スターバックスで名古屋よりも岐阜の方が遅くまでやっています。こういう場所で商売できないとなると好調といえどコロナ禍後の開放感とインバウンド頼みの印象が強くなってしまい企業の力による好調とは思えなくても納得できます。
    また優待目当てで高島屋の株を持っている方々も少なくないと思います。100株保有500株保有が多いであろうこのような方々は上がろうが下がろうが売らない岩盤的な株主だったでしょう。しかし近所の高島屋が閉店したら大都市の大型店には行かないという方は、「次は高崎かな〜」などとおっしゃっている方がいらっしゃるように、今回の件で近所の高島屋もそのうち閉店するのではと考え株価が高くなれば売ってしまうのではないでしょうか。

    私は岐阜店の売り上げ低迷は、百貨店がいわゆるオワコンなのではなく、ドン・キホーテ柳ヶ瀬店と同じ原因だと思いますよ。岐阜県内では9店のドン・キホーテが開店したようですが柳ヶ瀬店以外の8店舗は営業し続けていますし、以前は百貨店にしか入らないような店舗が、首都圏だけではなく東海のイオンモールにも入るようになりましたからね。

  • 増配なのに三越伊勢丹、Jフロント、H2Oなどよりも下落率が大きいことが気になります。意外にも岐阜店閉店の決定で風頼みの企業と判断されてしまったのではないでしょうか。
    岐阜店のある岐阜市は都道府県庁所在地で神戸市の次に人口密度が高い市です。12位の札幌市、13位の京都市、16位の広島市すら上回って10位です。そんな場所で商売できないとなると、中東情勢が報じられる本日、またコロナ禍のようなピンチで一番打撃があるのはどこかとなってしまったのではないかと考えます。
    仮に岐阜県が40番目に百貨店がない県になるならばまた違ったとは思いますが、報じられているように4番目では「環境的にもっと厳しいのに商売できているところは沢山ある」とか「口を開けているだけで儲かる環境でしか商売できない」と判断されてしまったのではないでしょうか。
    儲かっていることをアピールするためにも岐阜店のテコ入れとして老朽化対策をポーンと出し「好調の店舗を参考にすると同時に岐阜の特徴も活かし岐阜店も大きく利益の出る店舗の一つにする」ぐらいのことを言っていれば、今日の株価は良品計画のようになったのではないですかね。

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