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投稿コメント一覧 (25コメント)

  • 今日プレスリリースのあったストック・オプションについて解説、コメントさせていただきます。
    (ストック・オプションについて理解されている方は読み飛ばしてください。)

    6月10日の取締役会で、ストック・オプションの発行を取締役会に委任することにつき、株主総会で承認を求めることを決議(プレスリリース済み)→今日の総会で承認→すぐに取締役会で発行を決定→8月1日発行予定
    ストック・オプションの権利行使価格は8月1日の終値の1.05倍

    ストック・オプションを付与された社員は、2年経過すると権利行使価格を払い込むことで株式を受け取ることができます(そのとき退職していれば原則権利行使不可)。

    発行したストック・オプションが権利行使されると発行済株式数が増加するという点では既存株主にとってマイナスですが、以下の点で既存株主にもプラスといえます。
    ・高い給料を払えないとしても、ストック・オプションを付与することで優秀な社員を引き留めることができる。
    ・社員(特に経営層)の株価に対する意識が高くなり、株主と同じベクトルを向くことになる。

    また、総会承認によりストック・オプションの発行のタイミングが取締役会に委ねられているところ、即日発行を決定したことから、会社は今の株価を高いとはみていないと推察されます。
    権利行使価格は発行日(8月1日)の株価をベースに決まるため、株価が安いときに発行した方が社員にとって有利です。
    また、ストック・オプションの評価額相当を今後2年間にわたって株式報酬費用として計上する必要がありますが、評価額は株価が安い方が小さくなりますので、会社はストック・オプションの発行に際し株価水準を非常に気にします。
    発行に際しては事前に損益へのインパクトもシミュレーションしているはずです。
    発行するつもりが予想外に株価が上昇したため、しばらく発行を見合わせるケースもあります。
    (長文失礼しました)

  • 私の投稿宛てに返信いただいていますが、記載いただいた内容はすべて理解しています。
    「大量に売ってる」といっても先日の立会外分売の24万株のみで、立会外分売の目的もプレスリリースに記載されていますので、Hamee(樋口社長)としては十分説明していると思います。
    また、持分比率が68.39%→61.62%と大幅に低下しているのは、上場後にストック・オプションの権利行使で発行済み株式数が増えたためで、樋口社長(+AOI)は上場後から先日の立会外分売の前まで1株も売っていないです。

  • 大量保有報告書を読みましたが、AOI(社長の資産管理会社)の売却はゼロ、樋口社長が先日の立会外分売で24万株売ったというもので、特に新しいニュースではないと思います。

  • 実績と予算がIFISコンセンサスを下回っているとのコメントについて、IFISコンセンサスの中味を確認できないのですが、コンセンサスに使用されている予想の時点が古いのではないでしょうか?
    以前よりHameeの業績を見続けてきた方であれば、3Qの実績値を踏まえ、4Qの利益が会社予想を上回ると考えた方は少なかったのではないでしょうか。
    おそらく、4月1日に出たモーニングスター・エクイティ・リサーチレポートの業績動向の数値が市場のコンセンサスに近かったものと推察します。私も自分なりにネクストエンジンの契約者数の推移やコマース事業の季節性などを勘案し、モーニングスターのレポート程度の着地を予想していました。
    下記は2016/4期の対前年度増減率(2Qは説明会資料の参考値)の推移ですが、海外子会社の先行投資負担を乗り越え、(達成は厳しいと思われた)会社予想値に近い水準までもってきてくれたことが嬉しいです。

         2Q   3Q   4Q(実)  4Q(予)
    売上   10.1% 12.0%  14.9%  12.2%
    営業利益 -3.1% 15.2%  34.0%  38.3%
    経常利益 -12.2%  8.5%  29.6%  31.3%
    純利益  -32.2%  4.2%  33.8%  40.7%

    2017/4期の予想も上記モーニングスターレポートの業績動向とほぼ同水準ですし、決算短信添付資料の『平成29年4月期連結業績予想の前提条件』を読んでも固めの印象を受けています。
    東証本則市場への市場変更も、会社が飛躍するための一助となろうかと思います。
    (長文失礼いたしました)

  • 対前期増減率(2Qは説明会資料の参考値)
           2Q     3Q    通期計画
    売上    10.1%  12.0%  12.2%
    営業利益  △3.1%  15.2%  38.3%
    経常利益 △12.2%   8.5%  31.3%
    純利益  △32.2%   4.2%  40.7%

    2Qと比べると対前期増減率がだいぶ改善してきました。

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