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<トリチウムへの誤解>
もともと自然界(宇宙線含む)に多く存在するものであり、害を考えるのはナンセンス。

http://www.kaiseiken.or.jp/study/lib/news99_02.pdf
【トリチウムについて】 
トリチウムは半減期12.3年の水素の放射性同位体であり,地球環境中では,大気水蒸気・降水・地下水・河川水・湖沼水・海水・飲料水,そして生物の体内に広く分布しています。

宇宙線が大気成分と核反応し,自然界でも生成しますが,核実験で地球上に多量に生成され,それが今でも環境中に残っています(フォールアウトトリチウム)。
また原子炉の中でも生成し,その一部は,大気圏や海洋へ計画放出されます(施設起源トリチウム)。
どちらの場合もトリチウムは水とともに移動拡散するため,水文学の研究にも利用されます。

大気圏で作られたトリチウムは,降水として地上に降って地下に浸透し,河川水として地上に流れ出て,海に流れ込みます。
海水は蒸発して大気圏の水蒸気になり,再び降水として地上に降りてきます。
この地球上の水循環によって,トリチウムもまた地球上に拡散循環しました。
降水,地下水,河川水などのトリチウム濃度の変化を,長い期間測定することによって,地下を流れて河川に出てくる・・・
(なお、1950年代後半から1960年代前半をピークに多くの大気中核実験が実施された)

(独)放射線医学総合研究所・環境放射線影響研
究グループ水域生態系影響研究チーム主任研究員。
東京教育大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。
宮本霧子(みやもときりこ) 2008年7月

^DJI - NYダウ <トリチウムへの誤解> もともと自然界(宇宙線含む)に多く存在するものであり、害を考えるのはナンセン