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NYダウ【^DJI】の掲示板 2022/05/22〜2022/05/23

>>503

やばいかもしれませんね
蠢くコロナ以外の感染症 サル痘、デング熱、ポリオ…世界各地で確認 アルコール消毒も無効「従来以上に重症化する恐れ
夕刊フジ
コロナ禍は収まりつつあるが、欧州や米国で、ウイルス感染症「サル痘」の患者や疑い例が相次ぎ見つかった。ほかにも小児急性肝炎やデング熱やポリオ、日本脳炎など、世界各地で多くの感染症が確認されている。背景に何があるのか。

欧州疾病予防管理センター(ECDC)のまとめでは、ポルトガルで5人のサル痘感染と20人以上の疑い例、スペインで8人の疑い例があった。イタリアや米国、カナダでも感染が確認された。

世界保健機関(WHO)などによると、サル痘は主にアフリカの森林地帯で発生、ネズミやリスの仲間がウイルスを保有し、サルや人にも感染する。発熱や頭痛などの症状で始まり、体に発疹ができる。唾液や衣類、寝具を介してうつることがある。ウイルスには2つのタイプがあり、死亡率はアフリカ西部で1%、中部で10%。英国の患者からは西部型ウイルスが見つかった。治療薬は最近実用化された。

一方、厚生労働省によると、日本では13日時点で12人に小児急性肝炎の疑い例があった。ECDCの10日時点の集計では世界で約450人が報告された。

シンガポール国内では4月下旬時点でデング熱6000例が確認され、昨年の通年の累計5258例を上回った。

オーストラリアでは4月28日時点で、日本脳炎の感染が計37件報告された。1998年以来の集団発生だという。3月にはイスラエルで30年ぶりにポリオが確認された。

東北大災害科学国際研究所の児玉栄一教授(災害感染症学)は「各国で医療機関が感染症に敏感になり、発熱への対処や検査の拡充で把握されやすくなった背景もあるのではないか」とみる。

児玉氏はまた、「コロナ対策ではアルコール消毒が推奨されたが、食中毒の原因となるウイルスや、肝炎の原因となるアデノウイルスはアルコールで死滅しないとされている」と指摘する。コロナ対策に集中し、他の感染症対策が放置された恐れもあるという。

児玉氏は「インフルエンザウイルスに2年半近くもさらされず、高齢者やハイリスク者の免疫が低下している可能性がある。また、コロナワクチンを3回にわたり接種したため、はしかや麻疹などの生ワクチンが接種できていない人も多く、感染した場合、従来以上に重症化する恐れもある」と注意を呼びかけた。