IDでもっと便利に新規取得

ログイン


ここから本文です

日韓関係が険悪化している今、本日ソウル中央地裁が日本に対し「請求通り1人当たり1億ウォンの賠償命令」という信じられない報道がされたので、少し頭を整理してみた。最近の韓国による“日本攻撃”の数々⇒①自衛艦への旭日旗掲揚自粛要請(2018年9月)②日本企業に元徴用工 への賠償を命じる韓国最高裁判決(同10月、11月)③竹島への韓国国会議員団の集団上陸(同10月、11月)④日韓慰安婦合意で設立された財団の解散(同12月)、自衛隊機への 火器管制レーダ照射事件(同12月)等々。こういった一連の“日本攻撃”の理由を一言でいえば、「日本は植民地支配の加害に対し謝罪も反省もしていない」に尽きるが、これは明らかに「事実」と異なる。顧みるに日本が韓国に対して行なった戦後補償は1965年の日韓基本条約と同時に結ばれた「日韓請求権協定」で、日本政府は韓国に5億ドル(当時の韓国の国家予算 は3.5億ドル)を支払い、両国は戦後補償について「完全かつ最終的に解決」と合意した。その後、1990年代に韓国が「慰安婦問題は解決していない」と主張し始めたことを受け、日本政府は紆余曲折を経て「おわびと反省」を表明した河野談話を発表(1993年)。村山政権下では元慰安婦に「償い金」を支払うための「アジア女性基金」を設立した(1995年)。韓国内にはそれでも「解決していない」と主張する声が大きく、問題はくすぶり続けた。2015年12月には慰安婦問題を「最終的かつ不可逆的に解決」とした日韓合意が結ばれ、 日本政府は元慰安婦を支援する財団に10億円を拠出したが、その後誕生した文在寅政権は、これら合意を悉く反故にした。韓国が日本の「謝罪」や「補償」がなかったかのように執拗に日本を批判し続けるのはなぜなのか。また、北朝鮮と中国から受けた戦争被害にはなぜ言及しないのだろうか。太平洋戦争による韓国人の犠牲者 は約2万人だが、朝鮮戦争では50万人もが犠牲になっている。徴兵による強制連行は旧日本軍によるものよりさらに多かった。日本から受けた戦争被害とは桁が違う。「日本=悪者」とレッテル貼りをした上で行なわれる韓国の反日活動に対しては、真に受けて「遺憾」を表明したり、反対に「謝罪」を繰り返したりするのは有効な対抗策とは言えない。その裏に何が隠されているかを見極めることが肝要と考える。