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アメリカ ドル / 日本 円【usdjpy】の掲示板 2016/06/25

リスボン条約50条に書いてあることをまとめると......

2年間で離脱しないといけない。その間に他の国々と様々な合意をする必要がある。

イギリスは、ほかの加盟国と直接話し合いはしない。細かい点はイギリス政府と欧州委員会との間で交渉する。

EU加盟国の首脳たちは脱退について全員が合意する必要はない。27カ国中20カ国以上(ただし、それらの国の人口がEU全体の人口の65%以上を占めなければならない)が賛成すれば良い。
将来、イギリスがEUに再度加盟したい場合、ほかの新規加盟国と同じプロセスを経る必要がある。

EUでのイギリスのEU離脱についての話し合いは、イギリス抜きで行われる。
脱退手続きの合意は、最初のステップでしかない。貿易協定も新たに作り直さなくてはならない上、他にもたくさんの手続きがある。

EUのルールは、イギリスの法や経済、組織、環境政策、労働規制などに深く織り込まれている。ファイナンシャル・タイムスはこのように解説している。

「英国政府は1972年以来、EUから派生する法律に頼りすぎてきた。これらの法律の置き換えには、何年もかかるだろう」

実は、イギリスはリスボン条約 50条に則って離脱を進めないという手もある。一方的に1972年の欧州共同体法を廃止することで、離脱することも可能だ。しかし、今後の他のEU加盟国との関係を考えると、これは賢明な策ではない。


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