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アメリカ ドル / 日本 円【usdjpy】の掲示板 2021/01/11
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>>502
続き
2.新型コロナウイルスとの戦い
クオモ米ニューヨーク州知事やマクロン仏大統領は、新型コロナウイルスとの戦いを「戦争」と表現している。米国の新型コロナウイルス感染による死者数は、最近起こった「5大戦争」と第1次世界大戦の戦死者の合計を上回った。
コロナウイルスとの「戦争」であるならば、長期的な展望を持ち、1-2年で終息するという希望的観測「楽観の失敗」は排除し、ガダルカナル作戦のような3度の戦力の「逐次投入」は避けなければならない。現在、2度目の緊急事態宣言が発令されている。
・・・アメリカの死者数が戦争を上回ってるのはヤバイよな… -
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>>502
第二次世界大戦の内容を見た時に、山本五十六連合艦隊司令長官が軍令部総長(作戦計画、動員計画を実行できる立場)クラスの立場だったら違った未来になってたかもなと思ってしまう。
パパはFX6歳 2021年1月11日 16:31
タイトルが気になって見入ってしまった…
【相場の細道】馬鹿な大将、敵より怖い
「最悪を想定し、最善を尽くせ」(ディズレーリ英元首相)
新型コロナウイルスとの戦いは「戦争」に例えられているが、敗者は、感染者数と死亡者数が最も多い米国のトランプ米大統領、勝者は、最少に抑え込んでいる台湾のデジタル担当政務委員オードリー・タン氏、そして、武漢ウイルスを都市封鎖(ロックダウン)により抑え込んだ習中国国家主席となるのだろうか。
1.前線と司令部の距離
1902年、八甲田山での世界史上最悪の山岳遭難事件で、青森5連隊210名中199名が凍死していた頃、津川連隊長が捜索本部立ち上げようとしたが、冬山雪中行軍での装備を軽視していた上官のT旅団長は花街で温泉に耽っていたらしい。
1944年、第二次世界大戦における旧日本軍の最も無謀な作戦「インパール作戦」で数万人の兵士が餓死していた頃、兵站を軽視して作戦を強行したM中将は、毎夜料亭で酒を飲んでいたらしい。
2020年末、新型コロナウイルス感染拡大を阻止するために「5人以上の会食」を控えるように要請されていた時期、首相、知事、議員(国、県、市、町、村)は、感染対策を行った上で忘年会に参加していた。1982年、俳優の故成田三樹夫は、「最近の役者というのは、いやらしいのが多すぎるよ。総理大臣主催のナントカ会というと、ニコニコして出かけていって、握手なんかしてるだろう。権力にヘタヘタするみたいな役者じゃ意味ないよ」と苦言を呈している。
2.『失敗の本質』
『失敗の本質』は、大東亜戦争において旧日本軍はなぜ敗北したのかを分析するため、ノモンハン事件、ミッドウェー海戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ海戦、沖縄戦の6つの事例を取り上げつつ、組織を破綻に向かわせたのかを解明する著作である。6つの事例分析に共通する要因は以下の通りとなり、相場道にも通じるものがある。
1)曖昧な戦略目的
2)短期決戦の戦略思考(長期的展望なきままに戦争に突入)
3)グランド・デザインの欠如と場当たり的な対応
4)主観的で帰納的な戦略の策定
5)狭くて進化のない戦略オプション
6)学習を軽視した組織