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日経平均株価【998407】の掲示板 2019/10/20

河川洪水氾濫への猛省として『昔の知恵に学ぼう』

氾濫河川がテレビに写ると、川底に大量の土砂が溜まっている
河川断面積が大きく減少していることが良くわかる。

河川は堤防内の水の流れる河川断面積が大きいほど
大きな流量に対して安全である。
今回の氾濫個所は、河川蛇行の上流部、横断橋梁の直ぐ上流部が
河川の流れが阻害され、河床部土砂堆積している個所に
堤防越流・崩壊が集中しているようだ。

日本の多くの河川堤防の基本は、江戸時代に出来たと言われている。
冬場の渇水期に、河川付近の農民に賦役課し大量動員して
川底に溜まった土砂を川さらい、その土砂で堤防積み上げへ
農民が永年努力してきた。

川底掘り下げ河川断面積増やし、その土を堤防に盛り立てて更に河積増やす
ダブル効果で河川断面積やして、農民は氾濫防止に努力して来た。

いわゆる血管内に溜まったコレステロールを除去して
血液流れサラサラににして健康保つと同じ原理である。

現在は河川近郊の住民には、その意識は全くなく
河床土砂は溜まり続けている。
現況では、川底堀下げせず、堤防積み上げが主流である
河床に土砂は溜まり・・・
天井川と成っては氾濫防止が出来る訳が無い
河川管理者は、川底に溜まった土砂を先ず排出して河積断面増やして頂きたい。