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NSN国内市況
2019年5月24日 15:55
■主要商品の動き
貴金属

【金は米中の対立や株安で堅調】
東京金先限は夜間取引で4531円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。ただその後は、円相場が1ドル=109円台半ばまで円高に振れたことに上値を抑えられた。
米政府のファーウェイ規制で米中の対立に対する懸念が高まったことや、リスク回避の株安が金の支援要因伊なった。米商務省は、ドルに対して自国通貨を割安にしている国に対して、相殺関税を課すルールを提案していると明らかにした。中国の人民元安誘導を阻止する動きであり、市場で警戒感が出るかどうかを確認したい。一方、人民日報は、米中関係について、公平な協力こそが唯一の正しい選択とした。ゼロサムゲームは失敗すると論説欄で表明した。

【白金、パラ】
プラチナ市況=プラチナが続落、NY安と円高で

【市況】
プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の下げ一服や円高一服を受けて安値から戻した。午後に入ると、円高を受けて戻りを売られたが、ドル建て現物相場の押し目が買われたことが下支えとなった。パラジウムもニューヨーク安や円高を受けて売り優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の上昇を受けて一部限月がプラスサイドに転じた。

【プラチナの800ドル割れは底堅い】
東京プラチナ先限は夜間取引で2月18日以来の安値2821円を付けた。ニューヨーク安が圧迫要因になった。一方、円相場は1ドル=109円台半ばまで円高が進んだ。一方、パラジウムは4518円まで下落した。
プラチナは米中の対立に対する懸念や株安を受けて軟調となったが、800ドル割れでは買い戻しなどが入って底堅く推移した。ニューヨークのプラチナETF(上場投信)に安値拾いの買いが入っており、投資資金の動向も目先の焦点である。米政府のファーウェイ規制で米中の対立に対する懸念が強い。また米商務省は、ドルに対して自国通貨を割安にしている国に対して、相殺関税を課すルールを提案していると明らかにした。中国の人民元安誘導を阻止する動きであり、市場で警戒感が出るかどうかを確認したい。