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NSN国内市況
2019年5月24日 11:40
■午前の動きと午後の見通し

【金はリスク回避が支援】
人民日報は、ファーウェイへの米国の規制について、米国の一部政治家がテクノロジー冷戦を仕掛けていると論説で示した。中国商務省の高峰報道官は定例会見で「米国が通商協議の継続を望むのなら、誠実さを示し自らの誤った行動を正すべきだ。対等と相互尊重に基づく場合にのみ、交渉継続が可能」と指摘、事態の進展を注視し、必要な対応を準備する方針を示した。またポンペオ米国務長官が、中国は米国の安全保障に深刻なリスクを及ぼしており、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)との取引を停止する米国企業は今後増えるとの見方を示した。トランプ米大統領は、米国のブラックリストに先週掲載されたファーウェイについて、対中通商合意に盛り込まれる可能性があるとの見解を示した。米中の対立の行方を確認したい。欧米の経済指標が弱い内容となり、リスク回避の動きとなった。独IFO経済研究所が発表した5月の業況指数は97.9と、前月の99.2から低下した。市場予想は99.1。5月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.6、前月51.5から小幅に上昇。ただ製造部門の低迷がさらに深まり、事前予想51.7を下回った。一方、5月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.6と、2009年9月以来の低水準となった。4月の米新築一戸建て住宅販売戸数は年率換算で前月比6.9%減の67万3000戸と、予想を超える落ち込みとなった。米10年債利回りは2.296%まで低下し、2017年以来の低水準となった。またCMEのフェドウォッチによると、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標水準は10月に2.00~2.25%への利下げの確率が43.5%(前日38.2%)に高まった。株安や長期金利低下を受けてドル安に振れ、金の支援要因になった。
東京金先限は夜間取引で4531円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。ただその後は、円相場が1ドル=109円台半ばまで円高に振れたことに上値を抑えられた。

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