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日経平均株価【998407】の掲示板 2018/10/05

https://youtu.be/FHG2oizTlpY

要項目であるが、自動車触媒は前年比10.8万オンス減の318.4万オンスと2年連続の減少が見込まれている。欧州では17年9月からEuro 6d-tempの規制が始まっているが、厳しくなる窒素酸化物(NOx)の規制をクリアするために、PGMを使用しないSCR技術へのシフトが進んでいる。これは、NOxを窒素分子(N2)と水(H2O)に転換するものであり、尿素水を排気ガスに吹きかけてアンモニアを生成して、そのアンモニアとNOxを反応させるものである。NOxの削減量が大きい新技術として注目が集まっており、JM社は19年9月から欧州で全ての乗用車にEuro 6d-tempの適用が開始されることで、更に自動車触媒用のプラチナ需要が落ち込むとの見通しを示している。

南アフリカの減産幅が目立つが、これは南アフリカの生産環境が悪化した影響というよりも、昨年10~12月期に未精錬鉱石の処理が進み、17年の生産量が押し上げられた反動である。実際に16年の439.2万オンスからは若干上振れしており、事実上は横這い状態と評価しても問題がない数値になっている。実際にJM社は大きな鉱山生産と製錬ともに大きなトラブルはないと報告し「総じて横這い」としている。

ロシアにノリリスク・ニッケルの供給環境は17年とほぼ同様とされている。極東地区の生産がやや下振れリスクを抱えていることが、全体の生産見通しを抑制している。北米では、シバニェ・スティルウォーターのBlitz鉱区拡張が増産に寄与する見通し。カナダではSudburyニッケル鉱区の品質低下から、減産が予想されている。ジンバブエは1.4万オンス増の48.0万オンスが予想されているが、16年の48.9万オンスには届かない。

一方、リサイクル供給は17年の195.1万オンスから202.9万オンスまで7.8万オンスの増加が見込まれている。200万オンス台は14年以来の高水準である。15~16年にかけて欧州と北米のリサイクルが伸び悩んでいた反動もあり、特に自動車触媒部門のリサイクル供給増加が想定されている。00~07年にかけてディーゼル車の普及が進んだ時期のリサイクルが進む見通しになる。

プラかパラか日本の貴金属に大きな影響を与える。
金はそのままで良い。

プラかパラカは歴史が評価する。