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投資法人みらい【3476】の掲示板 2018/05/29〜2020/04/07

>>373
以降の投稿を見るに、金利スワップを殆ど理解していないか、売り煽りしているのではないかと思うよ。
金利スワップはヘッジ目的のために、多くのREITが実施している。
投機的なデリバティブ取引で含み損が不味いことになっていると誤解している人がいるかもしれないけれど、支払利息を固定化するCFヘッジ目的の取引だからね(ヘッジ対象の借入金は変動金利で、金利動向次第で支払利息がぶれるため、金利スワップで支払を固定させる)。

まあ、確かに金利スワップを行わなかったら、現時点では支払利息は少なくて済んだかもしれない。だけど、スワップ期間5年とか7年で契約しているから、数年後に金利が上昇していれば、今度は多く支払わなくて済むということになる。結局、支払金利の変動リスクを避けるために金利スワップしている(安倍政権後の金利とか予想できる?)。

会計処理だけれど、繰延ヘッジ損益は、金利スワップを繰延ヘッジ処理するときにB/S純資産に計上されるもので、特例処理を適用する場合には計上されることはない。多くのREITは特例処理を採用しているので、繰延ヘッジ損益がB/S計上されていないけれど、期間損益はどちらの処理でも同じはずだし、スワップ期間の合算損益も同じ(インベスコは繰延ヘッジ処理部分が多いので、似たようなF/Sとなるかも)。

今後、この繰延ヘッジ損益がいきなり実現損として計上されるわけではなく、変動金利での支払いよりも多めに固定金利を支払うことにより実現されていくことになる(今の金利水準では多めとなる)。
したがって、繰延ヘッジ損益のせいで分配金が突然激減するとか、そのような話はないと思う。(ATA制度が創設されたしね。なお、あり得ないと思うけれど、途中解約した場合、話は別)

会計処理を知っていたら騒ぐ話ではないと思うけれど、ヘッジ会計なんて知らない人の方が多いかもしれないから、来週以降のREIT価格がどうなるかは分からない。普通の事業会社なら、繰延ヘッジ損益はその他包括利益に反映されるけれど、包括利益計算書なんて注目する人はそれほどいないような気はする。

REIT価格が下落するようであれば、ナンピン買いして、格付けアップ(AA-)を待つのも一案。
まあ、不安ならば、電話で聞くのが良いでしょう。