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楽天 ETF-日経ダブルインバース指数連動型【1459】の掲示板 2016/07/17〜2017/01/22

日銀が今回利下げを見送るべき理由は多い。
第1に、市場とのコミュニケーションの立て直しだ。黒田総裁は1月に、「抜き打ち」でマイナス金利政策を導入したことにより、市場参加者との信頼関係を損なった。7月の追加緩和策が、金利を全く触らずに上場投資信託(ETF)の買い入れを倍増させるという、中央銀行としては異例の内容になったのは、市場に歩み寄る姿勢の表れだっただろう。そして今回の総括検証では、マイナス金利政策に対する市場の理解を求めようとしている。現在は、深掘りというアクションをとる前に、慎重な手続きを踏んでいる段階なのではないか。

第2に、黒田総裁の就任以降、日銀の政策変更はすべて「展望レポート」公表のタイミングと一致している。次の緩和策も、「インフレ見通しが悪化しているので、対応措置をとった」との説明になるとすれば、11月1日の発表が有力になる。

第3に、国内政治。12月から来年1月にかけての衆院解散・総選挙が取り沙汰されるなかで、仮に追加財政出動と連携をとるのであれば、現在は「温存」の時期になる。

第4に、国際政治も影響しているかもしれない。米大統領選が佳境に入ってくるなかで、日銀がマイナス金利の深掘りを打ち出せば、大統領候補に「通貨安政策だ」との批判を許す恐れがある。

では、21日に日銀が利下げ見送りを発表した場合、ドル円相場はどのように反応するだろうか。筆者は、1ドル=100円割れは回避できるのではないかと推測している。というのも、今回の欧米出張で見てきた限り、ヘッジファンド勢の日銀追加緩和に対する期待値は高くないのだ。

ttp://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yunosuke-ikeda-idJPKCN11M0QT?pageNumber=2

  • >>292

    もうヘリマネ系以外は大してできることはないのに、今の段階でマイナス金利という連中に残った数少ない伝家の宝刀を拙速に抜く必要がない。「マイナス金利」「マイナス金利」と吹いて回ってるのは、反対意見が強いので政権&日銀側が様子を見てるんじゃないですかね。今まで黙ってサプライズ一辺倒だった連中にしてみれば、これでも「コミュニケーション」を取っているつもり。

    欧州はドイツ銀の課徴金絡みで大下げ、日本もマイナス金利で週末戻したとは言え、銀行系が大下げの内。戻り狙いの買い入れるなら来週頭じゃないかと思いますね。

    記事にもありますが、日銀・FOMCを通過して、結局何事もなし。小康を得てから、12月の利上げはほぼ確定と織り込みつつトランプ騒動に市場の意識は集中していく。ある程度戻して高値感が出たら、インバに本格的に張るのもよいのでは?放っておきたい人はトリプル・ベアもありでしょう。ただ、トランプは既に今から本命視が始まっている以上、市場は既に織り込みを始めており、ある程度の幅で乱高下しながら対応していくと私は思いますね。トランプもドゥテルテもこれまでの常識を継承しないというだけで、経済的に無茶をやろうという訳ではないですから(むしろ彼らは新しい時代に対応している)。去年のチャイナ・ショックや今年1-2月の様な崩壊は来年以降の第二次チャイナ・ショック待ちでしょう。あの国はギリギリまで隠蔽と無茶をし続けていくから市場が前もって対応しづらい。