IDでもっと便利に新規取得

ログイン


ここから本文です


2022年5月18日 15:45 JST

ウォール街では17日の米国株の反発は流動性の低い弱気相場の中の株高だと考える向きがあるのもうなずける。

ここ数カ月、株式と債券の取引環境は悪化し、相場を動かさずにある程度の規模の売買することが困難となり、2020年の新型コロナウイルス禍初期を彷彿(ほうふつ)とさせている。

JPモルガン・チェースによれば、S&P500種株価指数先物の流動性はコロナ禍初期に比べても警戒すべき水準にある。ゴールドマン・サックス・グループのデータは、米国債市場の流動性も歴史的な水準に悪化していることを示している。

JPモルガンのストラテジスト、ニコラオス・パニギリツオグル氏は電子メールで「市場の流動性は2020年3月とあまり変わらない」とし、「市場が比較的大規模な注文を大きな価格変動なしに消化できる能力は現在、極めて低いということだ」と解説した。

17日に米国株の買いを再開した投資家にとっては警告となる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・