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アルヒはその他金融業に分類され、その中でも住宅ローンを専門に取り扱うモーゲージバンクに当たります。モーゲージバンクは銀行のような預金業務はなく、証券市場から資金を調達します。

同業他社として、非上場の日本住宅ローンなど数社がありますが、上場しているのはアルヒの他には日本モーゲージサービスのみとなります。日本モーゲージサービスは住宅瑕疵保険等事業をメインとしていましたが、近年住宅ローン事業が急拡大してきており、売上高では40%を占めるまでになっています。

(アルヒ)
時価総額:444億円
PER:8.83倍
PBR:1.68倍
配当利回り:4.06%

(日本モーゲージ)
時価総額:113億円
PER:13.71倍
PBR:2.49倍
配当利回り:2.19%

コロナショックにより日本モーゲージサービスも株価が下落していますが、直近最高値からの下落率は▲32%(2,358円→1,595円)にとどまっています。一方、アルヒは直近最高値からの下落率が▲53%(2,640円→1,232円)に達しており、他の指標面から見ても明らかに下げ過ぎであると考えられます。

これはもちろん1月27日付け日経新聞の投資用マンション融資資料改ざん報道によるものですが、まだ完全なシロにはなってないものの、不正利用検知システム「ホークアイ」の導入や325件の全件調査、投資用マンションローンの完全中止など、十分なリスク回避策はとられており、今後市場が落ち着くにつれ、日本モーゲージサービスと同水準まで回復するものと予想されます。

急拡大するモーゲージ市場を引っ張るアルヒ。同じく金融サービス会社でオペレーティングリースを牽引したFPGの再現が期待されます。