シンデン・ハイテックス(株)【3131】の掲示板 2017/09/16〜2018/02/02

シンデン・ハイテックス<3131.T>を狙いたい。

　韓国のＬＧディスプレイ社、ＳＫハイニックス社の製品取り扱いが大きい、液晶、半導体、電子機器主体の専門商社。二次電池、蓄電池などバッテリー分野を強化中。主要顧客のパナソニック<6752.T>、富士通<6702.T>グループが好調に収益を伸ばしていることも安心感。

　１７年１０月２５日に１８年３月期連結の経常利益を７億４８００万円から１０億５０００万円（前期比２．１倍）へ、純利益は４億９７００万円から７億円（前期比９３．２％増）に上方修正した。最高益更新となる。電子機器分野で異物検出装置が計画通りの推移であることや、計画外の半導体検査装置の受注が舞い込んだことが上方修正の要因。ただ、第２四半期累計（１７年４−９月）はそれぞれ７億３６００万円の黒字（前年同期４億１２００万円の赤字）、５億２００万円の黒字（同２億７２００万円の赤字）と依然として業績進ちょく率は高い。第３四半期累計（１７年４−１２月）の決算発表は２月８日の予定。

　１１月２０日に期末配当を従来予想の１１０円から１３０円（前期末９０円）に増配すると発表した。前期に続く連続増配となる。

　借入金の返済など財務体質の強化から公募による新株式発行、公募による自己株式の処分、株式の売出し（引受人の買取引受けによる売出し、オーバーアロットメントによる売出し）を１２月７日受け渡し期日で実施した。発行、処分、売り出し価格とも１株３５３１円、さらに１月９日に第三者割当による新株式を発行、払い込み金額は１株３３１１．４円。一時的に株式需給は悪化したものの、株価は１２月中旬に３６００円を軸にしたもみ合いを上放れ、年明け以降、４０００円台に乗せるなど、増資などで払い込まれた株券は全て利食い圏に入り回転がきいてきた。遠からず１１月２０日高値４８８５円も視野に入れてきそうだ。

◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

［ 株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ−ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社 (2018-01-29 13:01)