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PCIホールディングス<3918>
情報サービス事業者―底堅いシステム開発需要追い風

・テクニカルソリューション事業を主軸に、ビジネスソリューション、IoT/IoEソリューション事業を手掛ける。


・テクニカルソリューション事業が売上高の8割以上を占める。顧客企業のシステム開発プロジェクトでソフト開発を行う。自動車などの制御ソフトや通信インフラ向けの電気通信分野向け装置などのエンベデッドシステム分野と金融や製造、流通などを対象とする一般情報系ソフト開発、交通・放送など社会インフラ系ソフト開発のビジネスシステム分野に大別される。


・ビジネスソリューション分野では、オープンソースソフトをコアとしたITシステムの構築、自社パッケージソフトを活用したソリューションの提供などを行う。


・IoT/IoEソリューション事業では、自動車業界向けソリューションとして、車車間通信プラットフォームをベースに自動車と歩行者、自転車、オートバイ、道路等のインフラとの通信機能の開発に注力している。
 また、V-Lowマルチメディア放送と通信との融合に係る開発にも着手し、快適かつ安全・安心なカーライフの提供を可能とするための車載端末による放送受信機能の開発を手掛けている。


・エネルギー業界向けソリューションは、太陽光等の再生可能エネルギー発電設備における発電状況に関し、遠隔操作にてモニタリングを行うソリューションの販売に注力するとともに、IoTテクノロジーを活用した独自の魅力あるO&Mメニューの開発を行っている。
 また、IoT/IoEテクノロジーが不可欠とされるスマートコミュニティ分野での研究開発にも取組んでいる。


・足元の業績は企業の開発投資意欲の向上を背景にシステム開発案件への需要が底堅く推移。カーナビなど車載情報関連が特に好調。


▽15年9月期営業益2.8倍の5億円見込む

 新規取引先の開拓やビジネスパートナー企業の活用強化などを進めた結果、2014年9月期の連結売上高は前の期比2%増の69億600万円、営業利益は7.9倍の1億7800万円、純利益は17%増の4億4900万円となった。

 15年9月期は売上高が前期比9%増の75億円、営業利益は2.8倍の5億円、純利益は38%減の2億8000万円を見込んでいる。1株当たりの配当金は70円を予定。