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次世代自動車物色、次は自動運転

株式新聞1面トップ
2020/12/9 17:30
国内外で幕開け迫る

 EV(電気自動車)やFCV(燃料電池車)など、自動車の次世代化をテーマとする個別株物色が活発だ。次の展開として浮上するのが、国内外で本格的な幕開けが近づく自動運転技術。ホンダ(7267)が条件付きで運転を自動化する「レベル3」の認可を世界で初めて受けたほか、中国は2025年をメドに新車販売の半分を自動運転車にする見通し。有力関連銘柄を特選した。


Fスターズ――ソフト開発で商機、底確認から出直りへ

 ソフト開発のフィックスターズ(=Fスターズ、3687)を見直したい。

 同社は演算回路の中核に当たる「コア」を二つ以上集積した「マルチコアプロセッサー」用に、性能向上に寄与するソフトを手掛けている。自動運転に絡んでは、アルゴリズムの開発で貢献する。

 コロナ禍によるエンジニア不足を懸念する声もある一方、中・長期的には主要顧客のトヨタとも連携してビジネスチャンスが広がる。自動運転についてはホンダが先行したことで、「本尊」も刺激を受け開発を積極化する可能性が高い。

 Fスターズは中期経営計画で2024年9月期に連結売上高100億円(前期の売上高は58億円)を見込み、移動分野のほか、量子コンピューターのプラットフォームでも成長を狙う。株価は1000円割れ水準で底を確認した可能性があり、出直りの地合いが整いつつある。