九州旅客鉄道(株)【9142】の掲示板 2018/12/15〜2019/06/25

　自社株買いなどを株主提案しているのは、JR九州株の6・1％を保有する大株主の米投資ファンド「ファーツリー・パートナーズ」。JR九州の2018年の有価証券報告書によると、株式保有の上位には外資系機関投資家がずらりと並び、外国人投資家の割合は約4割に上る。

　「駅ビルを早く売って、利益を還元してほしい」。JR九州の青柳俊彦社長は、外国人投資家からの要求を今も鮮明に覚えている。「私たちは不動産屋と思われている」

　いまや利益の4割近くを駅ビル・不動産事業が稼ぎ出す同社。だが、あくまでも本業は鉄道事業だ。ここにJR九州とファンド側との根本的な認識の差がある。ファーツリーは株式を「長期保有する」と表明しているが、一般的に投資ファンドが重視するのは短期的な売買を通じた利益追求。その目には、人口減少などの影響もあり株価の向上に貢献しそうにない鉄道事業は魅力的に映らない。

　6日の東京株式市場。JR九州の株価は一時、前日終値の3285円から約3・5％も上昇した。ファーツリーの呼びかけに応じて株主提案に同調する動きが広がっており、SMBC日興証券の太田千尋投資情報部長は「投資家に自社株買いの期待がある」と見る。

　企業が株式を時価で買い戻す自社株買い。株主還元策として欧米で一般的だったが、最近は日本でも増えている。だが株価の上昇は、企業業績の向上によるのが本来の姿だ。JR九州も「中長期的な企業価値を毀損（きそん）しかねない」と、自社株買いに反対している。

私は長期目線だから自社株買いは反対した。しかし、自社買いが通りそうですね。
となると株価4.000円超えか！期待が膨らむ。