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装着ロボ「HAL」でトレーニング ドジャーズ・前田選手絶賛

日本経済新聞 2020年1月17日 19:55


装着型ロボット「HAL」を使ってトレーニングする米大リーグ、ドジャースの前田健太投手(17日、東京都千代田区)

サイバーダインは、複合型スポーツ施設を運営する一般社団法人IWA JAPAN(東京・千代田)と装着型ロボット「HAL」を活用したアスリート向けのプログラムを開発した。

17日にトレーニングを公開した米大リーグ、ドジャースの前田健太投手は「すごく面白い。簡単にできるのでシーズン中もやってみたい」と話した。

両者が開発したトレーニングのプログラムは、脳神経・筋系のパフォーマンスの向上や、筋肉の収縮と弛緩(しかん)の最適なタイミングやバランスの調整などに効果が期待できるとしている。

17日、前田投手はキャッチボールなどの運動後、まず足首に装着可能なHALをつけて足首を上下させた。次に腰タイプのHALをつけてスクワットなどをし、それぞれの筋肉を正しく動かしているかを確認した。
使用前後でジャンプの距離が伸びるなど、「つける前よりつけた後のほうが感覚的には格段に良くなっている」と話した。

前田選手は、HALについて「力の入れ具合が簡単にわかるので、身体の状態をより簡単に、早く、良い方向に戻せるし、悪くならないように予防できる」と評価。
「好不調の波が減ると思うのでオフだけでなく、シーズン中のほうが有効活用していきやすいかもしれない」と話した。

IWA JAPANは巨人の岩隈久志投手が監修、アスリートや子供、高齢者などが利用可能なスポーツ施設を運営し、2019年10月にはサイバーダインなどと「四ツ谷ロボケアセンター」(東京・千代田)を開設した。
サイバーダインは茨城県つくば市などのセンターでも同様のプログラムを提供したい考えだ。