ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

トレックス・セミコンダクター(株)【6616】の掲示板 2016/11/30〜2017/10/25

<私の気になる動向>
ソフトバンクの孫社長の動向にとても注目しています。
少し長くなりますが以下が注目記事の概要です。

孫正義社長は「最も有力な後継候補」だったソフトバンクのニケシュ・アローラ副社長を6月の株主総会で突如解任しました。
そして、孫正義社長は「あと5年、10年と社長をやりたくなった。」と述べています。
その後、ソフトバンクは英国半導体企業ARMを240億ポンド(日本円3兆3000億円)で買収しました。
日本企業による海外企業の買収としては、過去最大規模です。
買収額の大きさを見ても、ソフトバンクが大きな勝負に出たのは明らかです。
孫社長は、「大きな賭けであるが、次の大きなパラダイムシフトはIoTになる。
そのために欠かせない半導体技術を持つARMと力を合わせる」「今後20年で、ARMは約1兆個のチップをこの地球上ばら撒くだろう。」と述べています。
IoTとは、家電製品や自動運転車、工場の生産設備などあらゆるモノに、センサーと通信機能を持たせ、インターネットでつなぐ技術です。
今、アメリカ、ドイツ、日本を中心に各国が機器の制御などの規格の国際標準化を目指して競争を繰り広げているほか、各企業も次の成長分野として技術や製品の開発にしのぎを削っています。
ソフトバンクが買収するARMは半導体の開発会社で、その基本設計に基づいて作られた半導体製品は、消費電力が少ないのが特徴です。
世界のスマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器向けでは圧倒的なシェアを持っています。
IoTの世界では、センサーや通信を制御する半導体製品をあらゆるモノに組み込む必要があることから、ソフトバンクは、ARMを手中にすることでIoTの戦略を優位に進めることができると考えてられます。

孫社長が言うように、かつてパソコンが登場し、インターネットが登場し、携帯やスマホが登場したときのように、IoTがパラダイムシフトを起こすのである。そのIoTの頭脳となるプロセッサのIPコアを供給するのがARMです。

以上より、私は多少の時間的な前後はあれIoT時代は確実に到来し、トレックスはIoTサプライチェーン上流の有望企業として、このトレンドにうまく乗り切れれば今の株価はとても割安だと感じています。